「悩みの種」というのは、多かれ少なかれ、誰もが持っているように思う。ぼくも、その例に漏れず、そして人より多く持っているような気がする。
仕事に対する悩みの種、将来を考え、不安に思う種、コンプレックスに思うことなど、持っているだけで憂鬱になるものばかり。しかも放っておくと、どんどん増えていき、ついには両手で抱えきれなくなった。
両手を広げて種をばらまいてしまえば、楽になれるかもしれない。ふとそんなことも考えるが、後始末は自分でしなければならないのは明白だ。
あるとき、思い切って、そんな1粒をかじってみた。
全身身震いするほどのショックを感じた。甘くも辛くも苦くもない、ツラい味がした。
しかしその後、少しだけ気分が軽くなった。種を続けてかじってみても、もう最初のショックもあまり感じない。
かじってもかじっても、それでもまだかじらなければならない種が、まだ両手いっぱいにある。
これらを全部かじりきると、どうなるだろうか?ほんとうに軽くなってどこにでも行けるのか・・・、なんてことを考えてみたりもする。
・・・そんな感じだった、息の詰まるような1週間でした。
そして今回のコラムのヒントにもなった曲。
http://www.youtube.com/watch?v=WCtv4pegOSo
「ウォーリー・ビーズ」(細野晴臣)。「はらいそ」の中でも好きな曲です。でも今は「シャンバラ通信」のガムランに癒されてます。
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