KCF的徒然草

KouChan's Factory管理人の心の叫びor反省文

落ちたはなし

2014-12-08 22:06:01 | 日記・エッセイ・コラム
きょうは痛い話です。

それは、朝の通勤途中でのこと、満員電車に乗っていて、駅に着いたので、降りようとして車外に足を踏み出した瞬間、


(写真はあくまでイメージです。本文とは直接関係がありません)

右足に地面の感覚がなくなり、あっというまに体が沈んでいく。
気づいた時には、車両とホームの間に、片足が落ち込んで嵌ってしまった。一体何が起きたか最初解らず、戸惑いと焦りが交錯する

(何、何、何が起きたんだ・・・・!)

残っているもう片方の足で踏ん張ろうとするが、まるで力が入らず、這い上がれない。どうしようと思い始めたところで、誰かに腕をつかまれ、あとはなすがままに引っ張り上げられた。

大丈夫か、しっかりしろ、そう声をかけられたようだが、顔もあげられない。恥ずかしいからではなく、全身に力が全くとっていいほど入らなかったからで。ようやく「すみません、すみません」というのが精一杯だった。

・・・これ、ほんの数十秒の出来事です。助けていただいた方の顔も見ていないのでまったくわかりませんが、本当にありがとうございました。

前に、小さな子がホームと電車の間に落ちて挟まったのを見てヒヤッとしたことがあったが、それを自分が体験することになろうとは・・・降りるときは足元をよく見ましょう。


落ちたときに肘と太腿を打ち付けたみたいで、擦り傷、痣ができてて、それが今も痛くて、歩くのがちょっとつらい。が、それ以上に、きょうは精神的ダメージが大きすぎ・・・。
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銚子を歩く パート2

2014-12-07 21:00:59 | Railway&RailwayModels
前回の続き。犬吠埼から歩いて犬吠駅へ。


駅に着いたものの、1時間ほど列車は来ない。そこで付近を散策して写真を撮ったり、駅舎の2階に、中井精也氏の写真展をやったので、それを見てたり。






それにしてもこの駅、教会のような、結婚式場のような、一種神々しい雰囲気がただよってくる。


ようやく来た列車に乗ってふたたび移動。今度は銚子まで戻らず、ひとつ手前の仲ノ町で下車。





駅に隣接して車庫があり、今の銚子電鉄の車両を見ることができるからだ。しかしあいにく、
元京王の2000系は修繕中。


名物のデキもきょうは動いてない。ところで、このデキ、ポール集電??

そして、これが(やっと書ける!)今回の目的、さっきまで乗ってきた元営団2000型の、赤色バージョン(丸の内線バージョン)。


外川行きの銀座線カラー版とのツーショット。


老朽化ゆえ、来年の引退が決まったことで、大騒ぎになる前に見ておこうと思ったのが、今回のきっかけ。


ひとしきり撮って、銚子駅まで近いから歩いて戻ろうと思ってたら、突然踏切の警報音が鳴る。
何事かと思ってたら、先ほどの丸ノ内線が転線して、駅ホームに入ってくるではないか。



よく見たら、「団体」の標識が・・・?いったいどういうことだろう?しばらく様子を見ていたら、突如銚子駅方向へ走り出した。

銚子駅を臨める踏切で様子をじっと伺ってたら、


お客さんを乗せている様子が遠くからでも確認できた。そしてそのうちに、警報機が鳴り、





折り返して今度は外川方面へ走り去った。
乗ることは叶わなかったものの、走っているシーンを見られただけよかったと今回は思っている。

これでほっとしたのか、帰りの車内では疲れて半分眠りこけ。この帰りの4時間半はきつかったなぁ。



おまけ、昨夜の月は綺麗だったなぁ・・・。
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銚子を歩く パート1

2014-12-06 23:52:40 | まち歩き
何を思ったか(いや、理由は一応あって、それはあとで書きますが、話のとっかかりとしてね・・・)、銚子を訪れました。

まずは錦糸町駅から(家を出てからここまでのことは紙面の都合上割愛!)、総武快速線で千葉まで行き、そこから総武本線に乗り換えて、


揺られること1時間20分、やっとのことで総武本線の終点、銚子に到着。まだ夜も明けない暗いうちに家を出てからすでに4時間半たって、お日様さんさん。

駅で精算して、銚子電鉄はどこで乗ればといいかと聞いたら、さっき降りたホームの先にあるよ、というので、あわててダッシュしてなんとか間に合った。


きょうはこれまたどこかで見たことある、オレンジの車両。


乗ってから、はたと疑問が。そういや、切符も買ってないし整理券もない、どこで料金支払うんだろう。さっき精算した時に応対してくれた駅員に聞いたら「車内で切符買って」と言われたが、どういうことだ・・・?そんなこと思いながら、ゆっくり揺れる車内でぼんやり前方なぞ見ていたら、

「お客様、どちらまで行かれます?」

いつのまにか、目の前に小柄な女性が立っていた。容貌から判断するに、この人、車掌なんだなと。「一応、外川(終点)まで・・・」「310円です」ということで、切符を購入。


なるほど、こういうことなのね。



ところで、この車掌さん、車内での切符販売のほか、無人駅での応対やドアの開け閉め、団体のお客さん達の話し相手など、車内外を縦横無尽に動き回ってて、忙しくとも楽しそうにしてたのが印象的だったなぁ。

20分ほどで、終点の外川に到着。ほら、どこかで見たことあるでしょ?この駅舎。


キャベツ畑の中を走る電車を見送ったあと、


坂道を降りる。目の前は、青い海!


遠くの左手のほうに、灯台が見える。犬吠埼の灯台だ。この辺は住宅ばかりで店もなさそうなので、その方角に向かって歩くことに。

途中で、遊歩道を見つけたので、そっちへ進路を変える。


途中に巨大なホテルがあるが、営業休止になっていた。


風が強く、時折波しぶきが顔にかかることも。遊歩道を20分ほど歩いて、ようやく「犬吠埼灯台」に到着した。


せっかくなので、見学させてもらい、登ってもみた。風が冷たい!


灯台を下りてから外に出て、そこに丸いポストがあるのにはじめて気づいた。しかも、灯台に合わせて白に塗ってある。


それにしても、きょうは空の青さ、海の青さが、おそろしいほど美しい。


ここで、ちょうど昼時になったので、すぐ近くにあった食堂で定食をいただくことに。頼んだのは、サーモン&イクラの親子丼。サザエのつぼ焼きが目玉らしいが、値段がねぇ・・・(_ _;


料理を持ってきた食堂のおばちゃんに「きょうは寒いですねぇ」と声をかけられた。12月だから寒いのは当たり前だろう、なんて思ってたら、「今日は特別寒い」んだそうだ。地元の人が言うのだから間違いなかろう。そうかだから空があんなに抜けるような青い色してるのだな。

ということで、お腹も満たされたところで、つづきは次回。
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ドナルドダック党に1票

2014-12-03 22:25:59 | 日記・エッセイ・コラム
 先月、衆議院が解散し、昨日から総選挙の告示を受け、選挙運動が行われている。2年前に続いてなんでこんな年の瀬に、いろいろと忙しいのに・・・。と思いながらも。

今回は「アベノミクス解散」と、首相は宣言した。どこかで見た、デジャビュのようなものを感じて、なぜだろうとちょっと考えてみたら、いつぞやの「郵政解散」に通ずるところがあるなと思えてきた。

 700億円もかけてなぜ解散なんかするんですか?という、小学生が問いかけたウェブページがあったが、実際には大学生が作った「なりすまし」サイトだったことがわかり、炎上してしまった、という話題もある。ここで「公民」の教科書をひもとくと、
「内閣による衆議院の解散は、(中略)、重要な問題に関して、総選挙で直接国民の意思を問うために行われる」
と書いてある。この重要な問題、というのが、今回は与党のいうアベノミクスだという。

 最近では、選挙、政治への関心がある人とそうでない人で、格段に意識の差が広がっているようにも思う。ぼく自身は、権利があるなら使わなきゃ損だろう、と思い、投票所に足を運んで、その時その場の思いつきで投票する。しかし一昨年、前回の総選挙では本当に誰に入れたらいいかわからなくなって参ってしまい、こんなブログ記事も書いた。

 白票は、今のところ「無効票」の一つに数えられてしまう、というのが通例のようだ。氏名や政党名を書き間違えた票(愛称やニックネームは、その人と分かれば有効票になるらしい)、適した候補者や政党がないので「該当なし」とかいたもの、「○○候補ガンバレ♪」「××党嫌い」のように余計なことを書いたもの、「A候補とB候補」のように1枚に2人以上を記入したもの、ふざけて落書きしたもの(適当に考えたものだが、あるのか、そういうの?)等と同じ扱いになってしまう。


そんな中で、「投票用紙に何も書かず、白票で投票することが、今の政治に対するノーの意思表示を示す」という意見広告もある。(注:リンクは貼りません。ブ○ゴス等で調べれば簡単に出てくると思います・・・)マンガのように当選票よりも多かった場合ならいざしらず(現実にはありえないが)、何も書いてないので、意志もへったくれもなく、あえて意味を持たせたところで、「白紙委任」、つまり結果を信任、ということにされてしまう。

ところで、無効票のことを調べてみたら、スウェーデンでは、既存政党へノーの意思表示として「ドナルドダック党」(あるいはドナルドダック)と書いて投票をすれば、有効票としてカウントしてくれるという。冗談だけど、やってみる価値はありそう・・・?


もしかりに今回の総選挙で、投票総数の8割くらいが何も書かれていない「白票」だとしたら、どれだけ恐ろしいことか。政治家なんて、国会議員なんて、いてもいなくてもかんけーないさ、というサイレント・シチズンの声を聞かずにはいられまいか、候補者のみなさま。


 いろいろ書いたが、つまるところ、選挙で自分の意思表示をするには、だれかしらの政治家、または政党名を書くしかない。国民の意思を直接政治に反映できないところが「間接民主主義」の歯がゆさだと思うし、「なぜ解散するの」という小学生のフリをした若者の疑問にもつながっていく。選挙で支持する政党、あるいは候補者を選んでも、票を集められなければ落ちてしまうし、当選したとも、スキャンダルで辞任させられる国会議員もいるだろうし。

だったら、国民の生活を左右する、重要なことに関してのみ、2択の「全国統一国民投票」なるもので決着をつけるほうが、よっぽど国民のためにならないか、みんなまじめに考えないか・・・と思うが、それは先の間接民主主義を否定することになってしまうので、それもダメかぁ?

浅学非才ゆえ、内容が内容だけに、奥歯に物が挟まったような言い方、書き方しかできない、難しいなぁ・・・。


<追記・本ブログについて>
 11月30日をもって、前サーバー(OCN Blogzine)でのサービスが終了し、本サイト1本となりましたので、タイトルの(goo Ver.)を外しました。
コメント (6)
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