Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.9

2015-08-14 17:33:06 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は昨日と一転天気が良くなりましたね~
お昼頃でしたか・・・少し雨がパラつきましたが大勢に影響なく・・・一瞬で乾いてしまいました。
遠くの山の方を見ますと少し黒い雲が有りますが・・・アトリエのまわりには影響は有りませんでした。
本日は自宅の周辺がお盆期間中お祭りなので朝から町内の仕事で準備をしてきました。
お昼には厨房のK子さんがお休みな為にお店の方に出勤・・・2時頃までは厨房で働き・・・
それ以降5時くらいまでが賞味の制作時間となりました・・・たったの3時間程ですが・・・その間アトリエにご来店が7名様・・・何と忙しい事でしょう。
それでも手はしっかりと動いておりまして・・・制作は進んでいますよ(笑)
夕方からは家内の実家に墓参りに出かけますから大変忙しい・・・。

前置きはそうそうに切り上げまして制作のご紹介です。
本日は昨日の続きでシリンダーヘッドを組立ててゆきたいと思います。
実は今日もフライスで部品を削っております。
シリンダーヘッドのカムホルダーの部分の部品ですが寸法が間違っていて0.1mmだけ小さな物が1本だけ有りまして、削り直していたのです。
ブログをご覧の皆さんは0.1mmくらい大丈夫じゃないの?と思われるかもしれませんが見た目でわかるんですよね~
しかも制作している自分には嘘をつく事が出来ないのでこんな場合は作り直しておいた方が精神衛生上良い訳ですね。

部品が揃いましたからシリンダーヘッドをハンダ付けで組立てました。
これで5台分ですね~。
結構時間がかかってしまいましたが満足な出来じゃないかと思います。

シリンダーヘッドをご覧になっていてプラグホールが少し大きめな事に気が付かれた方はいらっしゃるでしょうか?
実は実車もこの部分の部品はヘッド本体とは別部品になっていましてその中にプラグをねじ込む様になっています。
目立つ部分なのでこの部分の部品を別部品で再現する予定だったのです。
しかし1.5mmの洋白が無いので密林系の通販で注文していますがまだ入荷が有りません・・・
早く欲しいのだけど・・・
仕方が無いので真鍮の丸棒を使って試作を進めてみましょう。
外径が1.5mmの真鍮線の中心に0.5mmの穴を開けました。

その穴をガイドにして
1.2mmの穴を深さ1.0mmに掘り込んでいます。

それを1.8mmの長さにカットします。
この1.8mmというのが微妙な長さなんですが大切な長さなのです。
と言うのもヘッドのプラグホールは深さが1.5mmの揃えてありますからこの部品の上側が0.3mmだけ上側に飛び出ているんですね・・・
実車もそれと同じ様に少しだけ飛び出た感じになっているのです。

削り出したプラグホールの部品とシリンダーヘッドです・・・
プラグホールはもう少し深くても良いかな~・・・

アドラーズネストの六角ボルトを使ってプラグを作りましょう
プラグのねじ込みの部分は六角形なのでこの部品を使うのです・・・それをプラグホールにセットしますとこんな感じ・・・。

それをシリンダーヘッドに取付けて真鍮パイプでプラグの碍子の部分を再現しますと・・・
良い感じになりましたね~。


洋白線の1.5mmが到着しましたらこの部分を制作する事が出来ますね~。
ただ5台分で40個も作らないといけないのは少し憂鬱ですけどね~(笑)