Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ミッションのサポートを製作します

2015-08-01 18:16:14 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日も暑かったですね~関東方面では奥多摩で集中豪雨が有った様で・・・被害が無ければ良いのですが。
その集中豪雨が欲しいくらい天気の良い山陰です、山陰・・・山の陰と書きますと陰で涼しいイメージが有りますがとても暑いです。
本日も少し早めに出勤して畑の作物を収穫しておきました、今日はオクラ、花オクラ、キュウリ、位ですね。
そして本日の本命の作業は小豆畑の雑草の駆除ですね。
そして芽が出なかった部分に別に播いておいた小豆のポット苗を植えてゆきます。
想像ですが芽が出なかったのでは無く多分鳥に食べられてしまったのではないかと推測致します。
と言うのも鳥の足跡(鳩か?)の足跡がついていた事や豆を播いた後の部分が少し掘られている事などからなんですけどね・・・現行犯じゃないのでわかりません(笑)
ポット苗は240個程準備してありますから不足する事は無いと思いますが・・・雑草の駆除がなかなか大変ですね。

さて製作はちょっと難しい部分にさしかかっています。
と言うのも昨日真鍮板をカットしていたミッションのサポート部分なのですが、このサポートは複雑なミッションのクラッチケース部分を貫通させてなおかつ微妙な形状のフレームに固定しないといけません。
しかも固定は得意のハンダではなく最終組立ての段取りも有りますので接着では無いと具合が良く有りません。
この様な場合は一度試作品を作ってみましてそれで良ければ一度分解して部品をコピーして作り直すと言う面倒な作業が必要になってくるのです。
取り敢えず昨日作った部品を元に試作品を作ってみましょう・・・
ミッションが貫通する部分は強度を上げる為に穴の開口部に縁が付いています。
この縁ですが1.2mmの真鍮帯金で作ってハンダ付けしてみました。

今度は上側の縁にも更に幅広の真鍮帯金を使って縁取りしました。
この上側の縁の幅は1.5mm、中央のミッションが貫通する穴の縁取りは1.2mmで微妙に変えてあります、どうも実車がこの様になっていますので仕方が無いですね~。
キットの部品としてホワイトメタルのキャストで準備されていると楽なんですが単品の製作ではなかなか製作が前に進みませんね。
仮にこれで巧くいったとしても後4個も同じ作業をしなければならないのですから・・・(笑)

そしてミッションを貫通させてみますと・・・格好良いですね~。


後4個も作らないといけない重圧は有りますが、自分の考えたやり方で思った通りの部品を作る事が出来たらその苦労も満足に変わってしまう様な気がします。
プロと言っても人間です、同じ作業の繰り返しはかなりのプレッシャーを感じますしなかなか手に付かない事も事実です、でもね一段ずつ階段を昇る様にね前に進んでゆきたい物です。
・・・どんな困難な出来事も超えられない事は無いと思います。
仮に超えられない状況であっても超える努力は最大限してゆくのが私の流儀です(今の私にはこれしか言えないな・・・)


さてミッションのサポートは一応完成しましたがこれで終わりでは有りません。
使える物かどうか実際にシャーシに取付けてみないといけないのです
肝心な部分がピンボケでよくわかり難いのですが先ほどのミッションのサポートを取付ける為にフレームのマスキングテープのすぐ後側に切れ込みを入れました
ここに差し込んで最終的には接着の予定です。

フレームの切れ込みに差し込んで微調整をしますとこんな感じになりました・・・
如何でしょう??

フレームとサポートだけではよくわからないかもしれませんし・・・僕自身が一番興味が有るのでミッションを所定の場所に・・・
そうでした~!プロペラシャフトの長さを調整しないとダメでした・・・が大体感じはつかめますかね~。

ここまで来たらついでにプロペラシャフトの長さも調整しちゃいましょう~(笑)
一旦プロペラシャフトを外して分解して、メインの部分をカットしてもう一度組み直します。
プロペラシャフトも無事に収まっていますよ・・・


こうなったらサービスでボディもかぶせてしまいましょう~(笑)
開けたドアからシフトレバーやサイドブレーキのレバーも見えて・・・完成形が見えて来た様な気がします。
まだエンジンは作らないといけないのですが・・・


これでミッションサポートは大丈夫そうなので
残り4つを作ります・・・常に前向きなので明日にまわすなんて事はしないんですよ、真鍮板を切ってゆきます。

そしてクラッチの入る部分を削りまして・・・
4枚の板が完成!!