Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジンの制作Ver.19

2015-08-28 22:18:14 | Bugatti Type57SC Atlantic
今日は降水確率が30%だったのですがパラパラと雨が降っただけで何とか持ちこたえました。
朝から畑でイチジクとオクラの収穫をしてから芝生の際を草刈り機で刈りました。
・・・と書くと直ぐに終わりそうでしょ?実は午後のかなり遅い時間までかかってやっと完了・・・昼食は3時前位だったでしょうか・・・!?
体がガタガタになる位に疲れていますが少し休憩をとってから製作開始ですね。

そうそう今日は午後から70歳代くらいのお爺さん?いや伯父さん?がいらっしゃいまして、ここは(Cafeを含むアトリエ)は町営か市営ですか?って聞かれました。
まあ、そうじゃないので丁寧に個人の持ち物で私が経営している事を説明しておきましたが・・・私の仕事にもなかなか納得して頂けなかったのだけど・・なかなか理解に苦しむ仕事ですからね~。
余りにも規模が大きい?のでそう思っておられたらしい・・・3度目の御来店らしいのですが(笑)
単純に有り難くお褒めの言葉としておきましょう・・・個人的にはまだまだ問題は有りますけどね。


さて短時間ながらも仕事を進めておかなければなりませんね~。
そうそう!
細かな部品を作っていると一体どこの部品を作っているのかわからないと言うご意見を頂きました・・・身近な方からですが(笑)
そこで最初に説明をしておきましょう
下の画像はCMC製のミニカーのエンジンを後ろ側から見た所なのですが一見V型エンジンの様に見えますがツインカムエンジンのカムホルダーが左右に分かれているのですがそのギアケースの一番上側が丸くなっていますね・・・この部分を作っているのです。
そして中央の部分にオイル用の銅パイプが接続されています。

さて今日の作業です
本日午前中に0.8mmのエンドミルが予定通り到着しましてすでにフライスにセットされています。
今まで旋盤やフライスで削った部品を同じ位置に固定しなければなりませんがその為には何かガイドを作らないといけません。
今回はフライス用のバイスに厚さ1.0mmのアルミ板を瞬間接着剤で仮固定しておきました。
このアルミ板に部品を当てて固定すれば同じ位置に固定出来るはずです。

固定はこんな感じで行ないます
水平はフライスのテーブルの溝のラインと比較しながら確認します。平行になっていればOKという事ですね。

1個だけフライスでボルトの付く部分をさらってみました。
トリミングを忘れていましてちょっと見え難いのですが幅が1.6mmしかない部分に0.8mmのえぐりが2つ入れてあります。
少しズレてしまいますと貫通してしまいます・・・つまり失敗ね(笑)

こんな感じで削っています
余分が6個も有りますから少し位攻め過ぎて失敗しても足らなくなる事は無さそうですね。

何とか全ての部品に加工をする事が出来ました。
この洋白棒の反対側にも同じ部品が有りますから・・・良さそうな部品だけ選んで使いましょう(笑)