Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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キャンバストップの製作Ver.2

2016-01-14 22:45:35 | Bianchina Trasformabile 1957
今日の山陰は時々雨が降る程度でしたが寒かったですね、これで例年並みかもしれません。
あ~そう言えばまだ水たまりに氷がはりませんね・・・
朝出勤する時に昨日よりも近い山の山頂付近が白くなっているのに気が付きました・・・
昨日は少し遠くの山だったのに・・・冬が急に近くなって来た様な気がしますね。
山陰は自然が沢山有りますので身近に冬を感じられますね。

さて製作を始めましょう
今日はキャンバストップを完成させたいですね
ここで迷うのはキャンバス生地の部分から作るのか幌骨の部分から作るのか・・・
幌骨を作る為にはキャンバストップを折り畳んだ部分に合わせて作った方が完成した時に自然な感じに収まるかもしれないと判断してキャンバス生地から作る事にしました
キャンバス生地はルーフの開口部分の後ろの所に畳まれています
畳んであるのでその長さは開口部分の長さに合わせる必要は無いかもしれませんが・・・どれくらいにしたら自然ンな畳み具合になるのかわからなかったので取合えず開口部分の長さに合わせています、素材はドアのポケットの部分で使用した0.075mmの真鍮板を切って焼き鈍して使います

畳んでみますとこんな感じになります・・・カクッと折れてしまっては雰囲気が違って来ますのでケガキ針などの適度な直径の金属シャフトに巻き付ける様にして曲げてゆきます

雰囲気を確かめる為に昨日作りかけになっている幌骨に組み合わせてボディにとり付けてみました
如何でしょう・・・
まだ100%とは言いませんがなかなかの雰囲気ではないかと・・・
そうそうまだ書いていませんでしたがこの場合リアウインドウは省略しています
その部分に穴を開けると畳んだ時に細い部分が強く折れてしまうのです・・・

良くは出来ていますが・・・何か足らない物が有ります


その足らない物とは
キャンバストップの「柔らかさ・・・」でしょうか
幌の骨は金属製ですからある程度重さが有ります
しかもルーフの形状を考えれば真っ直ぐでは無く中央が高く両端が低いのですが開放状態では裏表が逆になりますから中央部分が低くなる訳です
ですから開放状態ではその骨の重量にキャンバスが押されて中央部分が低くなってしまうのです
その上にキャンバス生地が取り付けられるボディの方は中央部分が高く両端が若干ですが低くなっています
ですからキャンバス生地も中央部分を圧縮した様な形状になっていないと不自然なのです
どの様に整形するのかと言いますと畳んだ部分の折れ曲がった部分にニードル状のケガキ針を差し込んでグリグリと(力加減は必要ですよ)広げてゆきます。
折れ曲がった部分を左右全て広げてゆきますとこんな感じになります

だいたいキャンバス生地の雰囲気が掴めましたので幌骨の方に移ります
メインの幌骨は出来ていますが実車画像を見ますとメインの骨の他に補助骨が3本有りますのでそれをキャンバス生地に当たる様に組み立ててゆきます
まずは一番短い骨から作ってゆきます

3本の補助の骨を全て取り付けました
こんなにもボリュームが有るんですね・・・自分で作っておいて感心しています(笑)

完成した幌骨をボディに取り付けました
これだけでは雰囲気がよくわからないですね・・・やっぱり骨だけでは無理ですね。

では最初に作ったキャンバス地を合わせてみますと・・・
如何でしょうか・・・?
キャンバスの雰囲気も幌骨も良い感じでしょ~!

上から3番目の画像と比べると雰囲気がまるで違うと思いませんか?