Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エキゾーストとキャブレターの取付け

2020-04-06 23:01:52 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰も天気が良くて・・・
一面青い空ですね〜。
明日は定休日なので少しゆったり出来るかな〜??と思っていましたら・・・そんな訳にはゆかないのです。
ストーブの薪割りやタマネギの消毒をしておいた方が良い様な気がしますね。
まあ消毒はともかく・・・
薪割りでは以前に手を怪我したので十分気をつけなければなりません。
一瞬の油断で大変な事になってしまいますからね〜。

お昼頃にこのアルファロメオのお客様から電話を頂きまして確認が取れましたので作業を続行しようと思います。
と言うのも少し前にお客様からご連絡を頂いておりまして、時代考証をしたらステッカーの位置や時代が違っていましたので変更しましたよ・・・と言うご連絡だったのです
一点は右テールランプのステッカーが剥がされています。
もう一点は左ドアの後方下側のアウトデルタのステッカーがテールランプの下側にあった盾型のステッカーに変更になったようです。
いや今日確認しましたので間違いありません(笑)

エキゾーストのフランジを作る為に0.5mmのプラ板を極小のビスで4枚重ねて固定いたしました
この極小ビスは確かRossoのHONDA NSXのホールボルトとナットだったような気がします・・・間違っていたらゴメンなさい!
持っていますと役に立つこともあるんですね〜
金属板なら瞬間接着剤で仮固定しておけば良いのですが、プラの場合は仮固定も考えなければなりません・・・こんな場合は金属板のほうが楽ですね。

極小のビスをピンバイスに固定して置きまして周囲を削ってフランジ型に整形いたします
このフランジなんですが色々な形状のものがありますね
例えば皆さんがよく知っていらっしゃるフォードのF-1エンジンのDFVはマニホールド1本づつに四角いプレートがついていますね。
止めボルトは1つのフランジに4本の止めボルトになります
このエキゾーストパイプは集合部分が4in1なのですが差し込み式で強度は望めないのでエンジン側の固定強度を強めるためもあるのではないかと思っています。
トヨタのツインカムの2TーGなどはエキゾーストマニホールドの取り付け部分は1本の鉄板で全体が一体だったような記憶がありますね。
おそらく熱膨張による変形に強いのではないかと思いますね〜。
・・・とこのフランジには色々なタイプがあることがわかりますね。

フランジを接着しました
まあ誰かさんが指摘されたエキゾーストの連結が違うのはまあ置いて置きまして・・・そこは置いておく部分じゃないと(笑)
普通の4気筒エンジンでは1-4と2-3が連結されていますね。
ジュリエッタも多分そうなっているはずですが・・・今回はこのタコ足を正確に作っても無駄になることがわかっていましたので・・・せめて雰囲気だけでも大事にしたいかな〜と思いましてね。

タコ足にフランジをつけてもそのままエンジンに取り付けられるほど模型作りは楽じゃないですよ、接着用のピンを取り付けています。
素材は0.8mmの真鍮線ですね〜これを差し込んで接着します

これでエンジンのシリンd〜ヘッドに取り付けることが出来ますね
欲を言えばもうちょっと前後が長いとちょうど良いのですが・・・仕方がないですかね。

まあ普段はこの角度で見ることになりますから・・・
バランスでは問題ない範囲ですね
せっかく作ったのでフランジも見えて欲しいですしね〜。
やっぱり作らないよりも厚みだけでも見えますから作ったほうが良かったですね〜フランジ!!

そう思ってエンジンをシャーシに乗せて見ますと・・・
なんとしたことか・・・・!!!!!!!!!!!がっかり!!!!!!!!!!!。
タイロッドの動きを室内のハンドルに伝えるためのリングがエキゾーストに当たってしまいまして動かなくなってしまいます
仕方がないので蛸足の一部を切り欠きました
残念ですが仕方がないですね
実車のステリングギアボックスはエンジンの前側でラジエターとの間にありますがミニカーはバルクヘッドのすぐ前にリンクがつけられていますのでこのタコ足に当たってしまうんですね。
では実車にように変更すれば・・・と思われるかもしれませんが前の方に持っていくことでガタが大きくなりますからこれも確かに得策ではありません、今回はミニカーの構造通りにして置きましょう。

削ったタタコ足とエンジンルームの内壁を入れてみますとこんな感じ
切ったタコ足の部分は見えにくいですしまあ雰囲気は前よりも良さそうなのでこのままゆきましょう。

次は特徴のツインキャブです
取り付けは真鍮のピンを植えていますのでこんな感じですね〜
キャブの取り付けの部分の上側に冷却水のパイプが通るのでキャブを少し下げなければならないかもしれませんね〜

次はシャーシにエンジンを積みますがアルミ製のインダクションボックスをつけますと少し内壁に干渉しますのでインマニの部分を少し削って内側に寄せてみます
これならなんとか収まりそうですが・・・
なんとなくエンジンルームが格好良くなったような気がしますね〜

やっぱりイタ車のエンジンルームは格好が大事ですよね。

今日はここで時間になりました
明日は定休日なのですが朝から薪割りをはじめますこの2日間で完了したいのですが・・・ちょっと難しいですよね。