Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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エンジン周りの組立て

2020-04-18 18:24:24 | Alfa Romeo 1300 Giulietta Sprint Veloce
本日の山陰は曇りのち雨の天気でした
明け方には結構強い雨が降ったらしく異常気象警報のメールが届いていましたが爆睡中だったので気が付かなかったな〜
出勤した頃には雨も上がっていまして道路も乾いていましたのでカットして有った薪を割りまして倉庫の中に収納しましたら雨が降り出しました。

アトリエの中に入ってからFBを見ましたら岡山方面では強い風とヒョウが降ったらしく荒れ模様である事がわかりますね。
そう言えば中国から黄砂が飛んで来ると昨夜の天気予報で言っていましたね〜
今日は黄砂混じりの汚い雨が降る一日だったんですね。
まあこれも自然なので仕方が無いですけどね。

さて本業を進めましょう
デスビはこんな感じで斜めに取付けられる様です
このデスビの中央にシャフトが通るのですけどその反対側にはオイルポンプが付くらしいです。
エンジンのブロックやシリンダーヘッドは十分とは言えない形状ですがこれをやっていますと大仕事になります、お客様の予算も有りますのでこの部分は雰囲気重視という事で・・・(笑)
まあ不自然にならぬ様にまとめるのも私の仕事です。

デスビを塗装に回して硬化するまでの間他の作業を進めます
プラグコードのキャップになる少し太めのビニールパイプをカットしておきましょう
ながさは1.5mmがバランス良いかな〜
長くても変ですし・・・なかなかバランスが難しい。
結局1.8mm/1.5mm/1.3mmをカットして試してみましたが1.5mmがベストかと・・・

こんな感じで実際に通して配線をしてみましょう・・・
まあ実際にはボンネットを開けた時に上側から見るだけなので長さの違いは判然としないのですが長いとコードの曲がり具合が不自然になったりという事が有りますね。

デスビのキャップは色々な色の物が存在する様ですね〜
黒い物や茶色の物コゲ茶色のもなども有ります。
お客様の車には何色の物が付いているのか写っていなかったのでコゲ茶色の物にしました。
デスビのキャップは有る程度消耗品なので・・・そう固い事を言わなくても良いかな。

1/43では再現しないのですがさすがに1/18ですとデスビのキャップを止める為のスプリング(板バネですけどね)も取付けておきます。
実際には見えないかもしれませんが・・・まあ気持ちですよね。

ついでにエキゾーストを取付けておきましょう
ここはステアリング関係と干渉してしまって苦労した事を思い出しました。
まあ過ぎれば良い思い出ですね(笑)

止めるのは接着剤なのですが・・・
実車はスタッドボルト(頭の付いていないネジを切ったただの棒の様なボルトです)をヘッドにネジ込んでありますのでそれにフランジを通してナットで締めます。
なのでアドラーズネストのボルトは六角な部分の先にボルトが貫通している様に少しだけ中央の棒の部分を残して加工します
こうする事で普通のボルトでは無くスタッドボルトでナットを使って固定してある様に見えますね。

そしてラジエターからシリンダーヘッドの後側に冷却水を回す為のパイプを作りました
アルファロメオのエンジンルームを見る限り結構このパイプが目立つのです。
それにこれが無いとラジエターへ行くホースの固定に困る事になりますからね〜
ちなみにこのミニカーはこのパイプが無かったのでエンジンの下の方にラジエターホースを回して誤摩化してありました(笑)

ついにエンジンをシャーシに合体させました。
・・・と写真を見ていて困った事が・・・プラグコードの色が違っていました。
写真を見ていて気が付いたのですが黒に見えていましたが他の写真を見ますとダークグリーンだった!?
コードを塗らなければなりませんね〜。

コードをダークグリーンに塗りました
コードの場合はやはり後で動く事も有りますから硬化後も柔軟性を保つ為にフレックスを一滴だけくわえて塗っています。
こうする事で塗膜が硬化後も柔軟性が無くなりませんのでコードの塗料が剥がれ難くなります。

もう一度塗る前の画像と比べて見て下さい。
雰囲気が違いますよね〜
確か中学生時代に父親のカーグラフィックを勝手に持ちだして見ていましたが何故外車のエンジンルームは格好が良いのですよね。
車は忘れちゃいましたがアルファロメオのプラグコードが緑だった気がしますね・・・
何か比較テストみたいな記事だったと思うのですが・・・アルファと英国車だったかな〜!??
その英国車はプラグコードが赤かった様に記憶しています。
その時国産の車は全部黒だったですね〜、味気ない事この上無しでしたよ。
その後社外品でウルトラのイエローコードなどが出て来て私も愛車の物を交換した記憶が有りますね。


次は内装を準備しておきます
屋根の内張りが再現されているのはこのミニカーの最高に良い所ですね。
まあそれは簡単な物なのですけどね
ガラスと一体で凹みが有るだけなんですけど・・・なかなか天井が再現されているミニカーは少ないかもしれません・・・外から普通見ないですからね。
但し問題も有りまして・・・取り付けが屋根の内側からピンが出ていましてね。
カシメて止められているのです。
つまり実車には無いピンの潰した物が見えるのです・・・。
内装の穴にはパテを詰めておきましょう。
ウインドウに付くと大変なのでマスキングテープでカバーしておきます。
屋根裏のピンは既にリューターで削ってしまいました。
両面テープか接着剤で止める事になりますね。


明日はバッテリーを取付けたいですね〜
でもこの部分もなかなか一筋縄ではうまくいかないはずなので・・・明日も苦労しそうですね。