Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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Metal43 1/43 Porsche917-20 Pink Pig 24h du Mans 1971

2016-01-20 21:24:46 | 最近手に入れたキットのご紹介
本日は予約投稿の2日目ですね。
天気予報によれば関東方面は天気が回復して飛行機は順調に飛び立つのだけど・・・地元の米子空港の天気が問題でして
出発前日の予報では大雪の予報が出ています・・・着陸が出来なければまた羽田に逆戻りになってしまいます。
20日の夜には自宅に戻る予定になっていますので実際には当日の更新が可能なのですが・・・万が一羽田に引っ返す事になると20日の更新が出来ずに年初の誓いが破られてしまいますから・・・手を打っておきます(笑)

こんな場合は先日入手したキットのご紹介と言う奥の手が有りますから・・・(笑)

本日ご紹介しますのはMetal43 1/43 Porsche917-20 Pink Pig 24h du Mans 1971ですね
Porsche917-20 Pink Pig と言いますとFBをしていらっしゃる方はメイクアップアイドロンから完成品が出ると言うニュースをご存知の方も多々いらっしゃると思います。
サンプル画像を見ますと私も一台余分にとっておきたい衝動に駆られますね~
それと比べてどうなのか・・・ご紹介致しましょう。

Metal43はMinichampsのキットでして原型はAMRのRuf氏ですね。
このキットは一応Metal43ブランドですが同じ原型を使って作られたAMRブランドの物も存在する様です。
このAMRブランドの物は古い小さめの段ボール箱の時代とお弁当箱の時代の物は実際に拝見した事が有りますから二つの箱のキットが有ります。
Metal43 とAMRブランドの物での違いは恐らくシャーシ裏の文字だけの様に思います。
ボディはごついメタル製でして幅が広くて大柄なのは実車通りと思いますがフロントフェンダーの上側のスリットなどはかなり荒くどうやって作るのか少し考えないといけない部分ですね。
しかし幅が広くて短いボディは良く特徴を捉えていますね・・・

古いキットですからバキュームパーツは黄ばんでいます。
このバキュームから複製を取ってバキュームし直さないと使えませんね。

さすがに昔のミニカーです
部品点数が少なくてシンプルですね・・・
ただこの車で難しいのが上から見えるエンジンでは有りません
一番難しいのは
リアの開口部から見えるミッションとかサスペンションですね
どの様に表現するのか難しい所です・・・
アイドロンはどの様に処理をしているのでしょうか・・・?

デカールはこんな感じ・・・・
ボディカラーをピンクに塗れば後はデカールで再現出来るはず・・・でも敷居は高そうですね・・・。


このキットはヤフオクではなく某ショップさんの買取で入荷した物で比較的安い設定になっていまして8000円でした。

フロントバンパーの制作

2016-01-19 21:36:45 | Mazda Carol360DX
今日は親孝行の為(いやいや奥さん孝行!?か)に上京しています予約投稿での更新です。
実は今年の抱負として密かに毎日更新をすると言うのを考えておりまして新年も元旦から仕事をしています。
では出張の時はどうするのか・・・その場合は必ず事前に予約投稿をすると言うのが一つのレギュレーションと思っています。
ブログですとさかのぼって書く事は出来ますが如何にも仕事をやっていましたよと見せかける様な行為でして・・・それではお客様に失礼という物でしょう。
事前にその分働いておいて・・・と言うのが自然かと思います・・・僕はね。

またここの所プロポーションモデルの制作が多いですが・・・これはこちらの都合です(笑)
複雑なスクラッチ部分が多いフルディティールは十分な時間と心の余裕が無いと良い物が出来ませんのでご迷惑をおかけします。

本日の更新はマツダキャロル360ですね
何故これかと言いますと・・・ビアンキのバンパーをメッキに出したいのですがそれならキャロルも一緒に出したいのです。
バンパー以外の小物なら洋白素材でも作れますが、バンパーだけはクロームでパリッとシャープに仕上げたいのです
先日お会いしたNさんはクロームは硬過ぎて使わないとおっしゃっていましたが・・・どこが硬いのですか?って突っ込みは入れませんでした(笑)
何しろ引退されたとは言え先駆者ですからね・・・突っ込めませんよ(笑)
でもNさんとお会いして良かったですよ、考え方とか感じ方のお話を伺う事が出来ましたからね~
そうなると以前にお電話を頂いていた大阪のHさんにも猛烈にお会いしてみたくなったというのも事実ですね・・・
暖かくなったら出かけてみたいですね。

話しが横道に大幅に逸れてしまいましたね・・・申し訳ないです。
バンパーを作ります
このキャロルのバンパーは両端が前方に飛び出していまして難しい形をしています、まあ取り敢えず2.0mmの真鍮板を切り出しましたが・・・糸鋸の刃が丁度良い物が無くてヘロヘロになってしまいました。
見た目が悪いですが・・・


かなり荒めのヤスリで削っています
おおまかな形状は出ていますが車が小さいのでもう少し細くしておかなければなりません・・・
かなり時間がかかりますね・・・もう右肩が痛くなってしまいましたよ(笑)

時々削ったバンパーをボディに合わせてみます・・・
全体の形状を確かめるのはもちろんですがボディラインとの合い具合とか上下の厚みの感じとかもよく見ておかなければなりません・・・

80%位は出来た所で裏側に取り付けピンを浸けました。
このピンは完成後にボディへの取り付けピンになるのですがそれまでにも削る場合の持ち手になったりメッキ槽に浸ける時の銅線をハンダ付けしたりと重要な役目が有るんです。

こんな感じで如何でしょうか?
余りバンパーのボリュームが有りますとキャロル360というよりはキャロル600に見えてしまわないかと・・・心配ですね。

塗装前準備Ver.2

2016-01-18 17:54:09 | Bianchina Trasformabile 1957
今日の山陰は東京程荒れていないですよ。
関東方面は雪が凄かったらしいですが・・・島根は雨です。
外出するには少々汚いですが、濡れる程度です
島根としては楽な方ですね・・・

外出と書きましたが本日は午前中安来市文化協会の所蔵品展の当番でJR安来駅の2Fに有る市民ギャラリーに行っていました。
何でも事務員さんが急に休まなくてはならなくなったらしく・・・代理ですね。
当番と言っても実はかなり暇でして居るだけ・・・なんですが(笑)
この間脳内モデリングでもしておきましょう・・・

さて少し前に東京新聞の夕刊に出たと書きましたがやっとバックナンバーが届きました・・・

自宅に届きましたのでアトリエに持って行ってから開封・・・
開封したのはヤスギハガネを使ったどじょう型のペーパーナイフです。
何故これを使ったのか・・・確か頂き物が有ったから・・・特に深い意味は有りません(笑)

あ~これですねたしかに載っています。

他にも大分と山口の新聞に載っていたという情報は有りますがまだ現物は有りません、こちらの方は共同通信社の記者の方にお願いしてありますから手に入れば頂けるはず・・・(笑)
そして新着情報が・・・
広島が本社の中国新聞さんのセレクトという新聞(多分付属の情報誌かな??)に1月16日号に載っていた様です。
その画像がこれです・・・

内容的には同じ記事です(共同通信さんの配信記事だから当たり前だけど・・・)
ただこのセレクトは入手がなかなか難しい様です、購読している人しか無いですし島根にの販売店では必要部数しか送られて来ないらしい・・・
中国新聞に聞いてみても無理とか言われちゃいました・・・(笑)
只今広島の方に頼んでいます・・・手に入れば良いですね。
Iさんよろしくお願い致します~!

さてさて、今日も仕事を始めましょう

今日はビアンキの塗装の準備からですね・・・
既に仮組を解きまして昨夜のうちにアセトンにつけるべき物は浸けています。
そしてクリアーボンドで仮組した物はレジンに対して攻撃製の弱いエナメルシンナーで分解して接着剤を落としておきました。
その中で少し加工が必要な物にホイールが有ります
組立てる場合にセンターが狂いやすいのでディスクとリムをカツカツに仕上げていましたがリムとディスクに塗装をしますのでカツカツでは組立てる事が出来なくなってしまうのです。
リムを薄くするのは冒険なのでディスク側を少し削っておきましょう
削りはリューターに固定して外周を削ります。
リムとディスクの両方に塗装が塗られますので0.3mmくらい・・・片側0.15mm・・・削っています
塗膜がいったい何ミリ有るのか計った事は無いのですが経験値ですかね・・・

細かな処理が終わった物から持ち手を付けています
この持ち手ですが塗料が付いて微妙な寸法が狂うと良くない部分に付けています例えばホイールディスクの中心の穴ですね。
ここに塗料が入りますとホイールキャップを取付ける場合にキャップが浮き上がったり入らなくなったりと言う事が考えられます。
リムの持ち手はリムの外側ですね・・・ここはタイヤがかぶってしまいますので見えなくなってしまいます。

そしてシャーシの裏に刻む文字です
ここにはメーカー名や車名年式などを入れます。
最初はこの様に入れていました・・・
195は年式なのですが1956年か1957年か確証がなかったので最後の数字を打っていない状態でお客様からのご連絡を待っていたのです。

連絡を頂いたので
一番下側の文字を全部変更しました・・・(笑)
この様な場合全て同質のメタルで埋め戻し最研磨をして打ち直します
最後に当方の制作番号を入れておきます

そしてサフの準備が整いましたね・・・

準備ができたら塗ります
この後再研磨が待っています
サフを塗りますと気が付かなかった凹みや凸が見えてきますからね・・・ここで修正です。
ホイールアーチの下側にシリコン型の継ぎ目が有りましたので早速パテ埋めしておきました
ウレタンサフを使いますとその上にポリパテを盛っても問題が出ないので楽ですね。
ラッカーサフの場合はサフを落としてからポリパテを盛らないと研いでフェザーエッジを出してラッカーサフを塗りますとフェザーエッジの部分のサフがシンナーの成分で溶けましてパテの模様が浮いてくる事が有るのです。
そうなったら何度修正してもやっぱり同じ事の繰り返しになります・・・それは避けたいですからね。
ラッカーサフの上にポリパテを盛るのでは無くラッカーパテを盛るなら全体が溶けるので問題は出難いのですがラッカーパテは時間が経過しますとヒケて来ますから・・・これはこれで問題ですし・・・。
ラッカーパテを使う事が無いとは言いません(実際に持っています)がラッカーパテで埋められるのは深めに付いたペーパー傷程度と思っていますから余り使うチャンスが無いですね。
完全硬化まで時間がかかりますしね・・・


ステアリングホイールの仮組及び塗装前準備

2016-01-17 23:00:17 | Bianchina Trasformabile 1957
今日は雨が降るそして寒くなると言われていましたが寒気の南下が遅れているらしく夕方くらいまでは結構良い天気でした
気温は低めだった様ですがまあ雪が降る程では無いじゃないでしょうか・・・
でも明日から水曜日にかけては結構冬型が強まる様でして・・・19~20日の上京はちょっと大変かもしれないですね。
ア~そうでした事前に告知しておかなければいけなかったですね
1月19日から20日まで義父と家内を連れて上京します、よって19日(火曜日)は臨時休業で20日(水曜日)は定休日で連休になります。
目的は義父に国技館で相撲を観戦させてあげる事ですね。
私の実父は既に亡くなっていますが、義父はまだ元気ですので元気な内に親孝行のまねごとをしておこうと思い立ちました。
天気がちょっと気になるんだけど・・・僕が普段しない様な親孝行をしようと思うとこんな事です(笑)
本当は家内とその兄弟で親孝行を・・・と言う事だったけど義父が家内の方向音痴を心配して私の同行を求めたというのは秘密です(笑)

親孝行と言いますと思い出す事が有ります、早く製作に付いて書けよ・・・と言うご意見も有るかもしれませんがまあ個人のブログなのでもう少々お付き合いをお願い致します(笑)

私が高校生か大学生の時に両親が親孝行にと足の弱った祖父を連れて富士山を見に車で出かけたのを思い出します。
祖父は第二次世界大戦で戦艦陸奥の船員として出ておりましたが足腰を悪くしていましたのでなかなか旅行に出る事が出来ず家にず~っといました。
後年はもっぱらテレビを見るのが仕事の様な生活をしていました、そこで親孝行にで車に乗せて旅行をさせてあげようと言う事になった様です(現場にいなかったので何とも想像ですが・・・)まだ学生だったので両親がどんな話しからそうなったのか知る由もないですが・・・
親から特に教えてもらった訳では無いですが両親がしていた事を覚えていて知らず知らずのうちに出来る範囲(範囲はかなり狭いですけど・・・)で同じ様な事をしていますね・・・
こんな事を考えると親として子供に見せる姿というのは大切な事であると思います・・・。
まあ個人的な考え方ですので誰でもと言う事では有りません。


さて今日も・・・製作開始です
昨日作ったステアリングとステアリングコラムを仮合わせしています。
ここではコラムとステアリングの隙間が最小限になる様にまた小さな車なのでダッシュボードからステアリングまでの距離がなるべく小さくなる様にして置かないと収まりがつかなくなる事は容易に想像出来ますね。

ステアリングをダッシュボードに取り付けてみますとキットのままではステアリングシャフトの角度が寝過ぎていましてステアリングが低過ぎますし小さな車はコクピットの中を広くする為にステアリングはダッシュボードにず~っと近い位置にセットされます。
なのでステアリングコラムの取り付け穴を掘り直して取り付け角度を変更しオマケに0.5mm程掘り込んでステアリングをダッシュボードに近づけて納得出来る位置関係になりました
そしてシートの座面の前側が上がり過ぎていましたので下面を削って調整し前側を下げています・・・細かな調整はやはり雰囲気を良くする為には欠かせません。

サフを塗る前にボディの外装を決めておかなければいけませんね
リアエンジンのビアンキではフロントグリルは大きな物では有りません
ご依頼者様はこのグリルの平坦な部分を何とかしてほしいと書いていらっしゃいましたので加工します。
どの様に加工すれば最良の形状になるのか・・・

まずは両サイドに伸びるひげの様なモールを洋白線で作ってみます
おなじみのリューターで回しながらヤスリで削ります・・・0.8mm程の洋白線ですからヤスリを強く当てますと簡単に曲がってしまいますから焦らずゆっくりと加工します

そして中央の部分の膨らみは0.6mmの洋白線を曲げて組み合わせます・・・

この接続はハンダ付けで取り付けますと後でバフ掛けした時にハンダの色と洋白の色が違って来まして困りますね

なのでここは色の違いがほとんど無い銀ロウ付けで接合します。
ハンダ付けの方が簡単なのですが・・・仕上がりが全く違って来ますからね~近道は有りません

バフをかけてもその継ぎ目に色の変化はほとんど有りません
如何でしょう・・・

グリルのエッチングから両サイドのヒゲの部分を切り飛ばしまして・・・
T型の部品をグリルのエッチングの上に載せます・・・これだけでも十分に立体的ですね
エッチングのメッシュの部分も良い感じです

両端のヒゲの部分も作り替えた物に交換してみますとこんな感じです
大きさは元のエッチングに合わせてあります・・・もちろん大きさがそれで良いのかは確認済みです・・・これをしておかないと最終組み立てで冷や汗をかく事になります。

ボディサイドのモールも作っておきましょう
ここもキットではエッチングを準備していますが他の部分の立体感が強調されていますからそのままでは役不足になりますね。
ここも洋白線を使って作り直しておきましょう・・・但しこれは暫定的な形状になります。
最終組み立てで変更する事も有ります。

ここのモールが難しいのはモールの取り付け面に段が有る事でしょうか!?
ここに確実にしかも綺麗に取り付ける為にはモールの前方を90度に曲げて前端をボディの穴に差し込むという方法でこれをクリアーしています。

ダッシュボードの上にはデフロスターの穴が空いていますがキットではそれは全く無視されていますので穴をあけておきます。遅ればせながら・・・ですね(笑)

そう言えばお客様からのご注文の中にフロントパネルのバンパーの上にスリットが有るのを再現してくれと言われていましたのでこれもまた掘りました。
本当はこの部分だけエッチングを作って植え込んでおこうかと思っていましたが素材の違いに寄る変化が出てしまうと平面的な場所ですし正面でもありますから目立つでしょう・・・ですので少々オーバースケールになる事を承知の上でボディにマーキングをしておいて掘り込みました。
意外と良い雰囲気ではないかと思います・・・やれば出来るじゃ~ん俺!

ここで大事な事を思い出しました
フロントウインドウのモールを合わせておきます
このウインドウは外貼り式(BBR方式とも言いますね・・・笑)なのですがウインドウのモールが収まる凹みが無いのです
ウインドウのアニメセルとエッチングのモールの厚みがもろに見えてしまいます。

せっかくですからウインドウの厚みくらいは見えなくなる様にモールの外側に筋彫りを入れておきましてその内側を掘り下げます

だいぶ作業も進みましたね
明日はサフを塗れるかな・・・!?

リアバンパーの制作

2016-01-16 19:04:42 | Bianchina Trasformabile 1957
この数日は天気が良くなかったのですが、今日は良い天気でしたね。
そのせいか朝は結構冷え込んだ様です。

皆さんは小さめのビスはどこで調達されていますか?
例えば近くのホームセンターで現物を見て買えれば一番良いのですが、通常ホームセンターで在庫しているビスには限りが有りますよね。
通常よく使う物はM2のナベ小ネジでこれは作品を展示ベースに取り付けたりするのに使いますですからネジの大きさに対して長い物を使う事が多いですね
例えばM2で長さが20mmとか25mmくらいの物をカットして使っています・・・がこの長さの物も売っていないのです。
皿ビスは同様にM2でしてこれはボディとシャーシを結合するのに使いますから比較的短い物が多いですね、寸法的に言えば長さが5mmとか8mmとかですね
まあ作品のボンネットとかトランクから突き出してしまうと困りますので余り長い物は使わないのです。
このビスは何とか有りますね。

これ以下のビスと言いますと昔プラモデルを作っていた時にタミヤ模型の1/12スーパーセブンの中に入っていたビスのセットをアフターパーツで取り寄せて使っていましたね。
数が多く安かったし種類も豊富で助かっていましたが・・・それも最近在庫が無くなってきました。
これらのビスも探さないといけないですね・・・

今回ビアンキの制作ではこのボディとシャーシを結合する為のビスを止める部分の寸法が厳しいので左右にオフセットして止める事にしましたがこんな場合左右対称にしようと思いますと前後とも左右1本ずつのビスで止めなければならなくなりますから余り大きな物は使えないのです
なので私の中では極小ビスというサイズでは無いのですが中間サイズのビスを手配してみました
いろいろ見たのですがいつものモノタロウに有りました
こんなパッケージで来ます・・・

ただ上のパッケージですと収納場所が狭いのでなるべく小さくしたいですよね・・・
なので袋に入れ直しまして・・・
こんな感じにしておきます

これで場所をとらずに収納出来ましたサイズや品番をかいておきますと後で同じ物を注文する場合に楽ですね。


さて今日の制作に掛かりましょう
本日はリアバンパーですね
実は昨日一度作っていましたがサイズに納得がいかず
本日もう一度作る事に致しました・・・形状にも納得がゆかず削っていたら小さくなってしまいました(笑)
そのまま使うのもアリかと思いましたが、やっぱり納得のいかない物は使えないのです。
またあの厚くて切り難い2.0mmの真鍮板を切って鰹節の部分を作ります
厚みの部分に1.0mmの真鍮線を立てて取り付けピンと加工の為の持ち手にしたいので厚みの部分に1.0mmの穴を空けています
但しこの鰹節ですがボディの斜めの面についていますので微妙に斜めに穴を空けなければなりません・・・フライスで空けるのが楽なのですが微妙な手加減を必要としますのでこんな不安定な作業風景です(笑)

ピンバイスに持ち手を使って固定しております
既に一部分は削り始めていますね・・・
上側に見えるのはちょっと削り過ぎて小さくなってしまったバンパーですね・・・少しだけ遠くに有りますので余計に小さく見えています

それから何時間か経過して・・・
やっとバンパーの部品3点が完成しました。


クロームメッキに出したいのですがグリルも一緒に出したいですし・・・キャロルのバンパーも一緒に出した方が良いですね。
キャロルはこれから作りますからこの部品達には少し待って頂きましょう。

続いて旋盤でステアリングコラムとステアリングを作ります
ステアリングコラムはこんな感じです
ウインカーとライトの切り替えレバーの付き方が量産モデルと違うらしいので穴を開ける時にはちょっと注意が必要でした。

ステアリングはちょっと考えました
なぜなら・・・この車のステアリングは今まで作って来たレースカーなどの皮巻きのステアリングとは全く違うのです
普通のスポーツステアリングならエッチングのスポークでグリップ部分は真鍮線を丸めた物を組み合わせて簡単に作れますがこの車のステアリングは全体が樹脂製の物でスポークの部分も立体感の有る物なのです・・・だからスポークの部分もエッチングで・・・と言う訳にはゆかないのです。
最初にスポーク部分を作ってみようとこんな感じで作ってみました
2.0mmの真鍮線を簡易旋盤に固定して回しながらドリルレースで削っています
左右に出てくるスポーク部分もテーパー状に削っています・・・がどうもセンターの部分がうまく整形出来なくてこの案はボツになってしまいました。

次はセンター部分を旋盤で挽いて作っておきまして横に0.8mmの穴を開けて貫通・・・そして0.8mmの真鍮線を通しておいてハンダ付けします
次は0.8mmの真鍮線をリューターにクランプしておいて反対側を削ってテーパーに仕上げます、反対側も入れ替えて同様に加工します

そして0.5mmの真鍮線を大きめに丸めておきましてハンダ付けします・・・
中央のホーンボタンはまだついておりませんが一応ステアリングは完成ですね
この時代のステアリングは大型でグリップ部分が細目という雰囲気で作ります。