Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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ホイールの整形

2016-08-26 21:08:40 |  Stratos JeansChicago
今日は朝一番から水害の片付けです。
ガレージの敷地の角に積んであったストーブ用の薪が流れてしまいました、奥の山からプカプカ浮いて勝手に流れてゆきました。
途中で止まったものはこんな感じでころがっておりますが、それは下流の道路にもころがっていましてね。
ネコ車を使って拾って歩きましたよ(笑)
ガレージの中も多少水没したらしくゴミや泥が有りましたからこれも流して綺麗にしました。
そんな事をした上にオクラの収穫や予約の有った方々の為にイチジクの収穫をしています。
雨が降ったので少し甘味が心配ですので持ち帰ってから試食をしてみましたが今まで水分が少なかったので少々雨が降っても甘味は落ちていなかったですね。
これならご予約を頂いた数を揃える事が出来たので良かったです。
オクラの方は水分をもらったせいか花が咲き始めましたよ、これから何日後かには収穫が期待出来ますね。

片付けをしていて溝の中を何気なく見たらあのザリガニが元気でした。
このザリガニは溝の排水出口に住着いていたあのアルビノ!??のザリガニでして色が違うんですね。
しかもあの時は右のハサミが無く左側しかハサミが無かったと記憶していましたが右側も生えて来ていますね。
それにしても随分年寄りらしく動きもゆっくりで誰にも捕まらず(鷺や子供達にも)あの大水にも流される事も無くよくぞ元気で・・・何歳くらいなのかわからないけど長生きして欲しいですね。


さて時間が無いのに片付けまでしてしまったからいよいよ時間が無くなってしまいました、昨日から作業していたものを本日更新ですね。
昨日から整形していたのはこのホイールなんですよ。
ベースになったキットはメタルキットなのでバリが多めリムの周囲には大きなバリや変形も有りまして修正がなかなか時間がかかります。
しかもフルディティールなので3台分でスペアも含めて15本も修正しないといけません(汗)

下の画像がリアホイールですがスポークが奥に入ってなかなか格好が良いですね〜。
堂々としていますよ。

そしてコチラがフロントホイールですね。
フロント側はFF車並みのオフセットですね、これもハンドリングに少なからず影響が有ったんでしょうね。

そして3つだけ有るのがスペアタイヤ用のホイールですね。
何故スペアタイヤ用なのか・・・一見フロントホイール用と同じ形状でわかり難いのですが・・・

3種類のホイールを並べてみますとよく分りますよ。
ホイールのディッシュの形状は2種類ありますし、リムの幅は3種類も有るのです。
一番細いのはスペアタイヤ用しか無いですよね〜
フロントのラゲッジスペースが狭いので普通のフロントタイヤが収まらないのでしょう。
でも実車はテンパータイヤではないはずですが!?(笑)

リアホイールですが・・・
良く見ますとリムの部分に僅かなくぼみが一カ所有りますね・・・ここは多分エアバルブの取り付け位置ではないかと思われますね。
今までは気が付かなかったのですが・・・意外と親切設計だったんですね。

このリムの修正ですが普通に削っていてはなかなか真円が出ないので旋盤に固定して半分づつリムを削ってゆきます。
但しこれだけで綺麗にしてしまうのは困難でしてこの方法だけで削りますと一部薄い部分が出来てしまうのです。
まずは正円に近くなる様に余分な部分だけを削る様にします(つまり全面削れなくても気にしてはいけません)

旋盤でザックリ削るとこんな感じで削れている部分と削れていない部分が出て来ます。
今度は簡易旋盤に固定して少しづつ調整をしながらペーパーで削ってゆきます。
勿論歪まない様に木片に貼付けて平らになる様に気を付けましょう。

ペーパーで削りますとこんな感じになります。
画像のホイールの左側に少し凹みが有りますがここを平らになる様に削るとホイール自身が薄くなってしまいますのでこの様な部分を調整しなければならないのです。

ついでにと言ってはナニですが・・・スポークの部分などに真鍮製のワイヤーブラシをかけて磨いておきましょう。

これだけ削って修正しておきますと結構正円が出る様になります。
リムやスポーク部分は削られていますので正確に回っているのがわかりますね、中心もブレが無く回っているのが理解出来ます。

やっと全てのホイールの修正が完了しました、本数が多いので修正にも時間がかかります。
そう言えばラリーストラトスのタイヤがあったかな??無かったら作らなければいけませんね〜ついでにエアクリーナーボックスも作らなければ・・・

Racing43 1/43 Lancia Stratos Silouette Alitalia

2016-08-25 22:50:27 | 最近手に入れたキットのご紹介
今日からまた新しい1週間が始まります・・・ア〜これは私の所だけかもしれませんが昨日までお休みだったので・・・(笑)
お休み明けの本日は一ヶ月ぶりの五十肩の診察日でして朝一番から安来市立病院のO先生の元に出掛けて来ました、2ヶ月になっても痛みが治まらないので本日も肩に注射をして頂きました。
前回注射をしてもらった時に「痛かった」と書いたらどうやら先生がご覧になってた様で・・・(笑)
まあ肩に注射をすれば痛いのは当然でしてね〜痛くない方がどうかしています、今日も注射の跡が痛い
肩が痛いのとどちらが痛いのかと言えば注射の方がマシですよ(笑)
五十肩はそれくらい痛いんですよ・・・

病院から帰りますと収穫が待っています。
トマトとブルーベリーをいつも通り収穫してお昼になってしまいました。

午後からは普通に仕事が出来たはず・・・と思われるかもしれませんが・・・真実はもっと複雑なんですよ。
昼食をとった後は普通に仕事をしていたのです、それなら何故製作のご紹介でなくキットの紹介になっているのか・・・
事実はそう簡単な物じゃないんですよ(笑)

実は途中まで製作をしていたのですが、土砂降りのゲリラ豪雨が降って来ましてアトリエの前の道はこんな状態になってしまいました

この後も1時間半に渡って豪雨が降り続けましてガレージの中が浸水してしまいました。
今日連絡が有ったのですが今週の日曜日にアバルトが旅立つ事になりました・・・なので本日の浸水でアバルトが水没する様な事が有っては困ります。
豪雨の中外に出す事も出来ず、仕方なく車体の下にジャッキを入れて持ち上げておいてからウマを使って上げておきました。
多分少々では浸かる事が無い位上げておきました。
その他にも濡れたら困る様な物は軽トラックの荷台の上に避難させておきました、火事場の馬鹿力とはよく言ったものですね〜
おかげで途中まで製作を進めたものの途中になってしまったので・・・後日まとめ更新する予定です。

本日のご紹介はRacing43 1/43 Lancia Stratos Silouette Alitaliaです。
今までにこの車はレジン製のアレナモデルスの物を作った事は有りますがRacing43製のメタルキットはいまだ作った事が無かったのです。
Racing43のLancia Stratos Silouetteには2種類有りましてマルボロ仕様の物は限定品として販売されていたものをずっと前に入手していましたが、Alitaliaの物は標準品と言えどもまだ持っていませんでした。

箱の中身はこんな感じでしてメタル製のボディと同じくメタル製の細かな部品及びバキュームパーツとエッチングが主な構成ですね。

ボディはこんな感じです・・・
作ってみないとわかりませんが少々ボディの幅が広い様な気がしますが・・・!?
まあこの車自体が大きなオーバーフェンダーが付いているのですからその様に見えても不思議ではないですね。

この部品の中で少し気になるのがホイールですがメタル製で真円が出ていないのが気になりますね〜
まあ旋盤でリムを挽けば綺麗なものが出来るはずなんですが・・・手間はかかりますね。
エッチングもフロントフードのスリットが綺麗に抜けていないのも気になります・・・気にし過ぎかな!?
だたどうせ作るなら綺麗に抜けたものを作って欲しいですね〜。
せっかくのエッチングなのですから・・・。

未確認ですがダッシュボードはノーマルのストラトスと同じ形状だったのかな?
製作をする時には調べなければなりませんね。

コチラがデカールです。
レーシング43のデカールはキットによっては版ズレが大きな物や細かな文字に滲みが有ったりするのですがこのキットの物は綺麗ですね。
これなら一級品と言いたい所なのですが・・・グリーンが少し明るすぎる様な気がします、私のイメージではもう少し濃いグリーンなんですが〜!?

エンジンのマウント

2016-08-24 22:13:11 |  Stratos JeansChicago
本日は昨日の続きでアトリエ周辺の整備をします。
と書くと聞こえが良いのですが、中庭の芝刈りですよ。
今日中に整備をしておかないと明日からまた営業ですからね〜営業中は基本的に整備はしないのです。
ですから整備は休日の間に完了しなければならないのです。
朝から際刈りを草刈り機で行ないます、花壇や建物や植木の際を全て刈ります。
と言うのも際は芝刈り機が入らないので草刈り機で刈っておかなければ綺麗な仕上がりが期待出来ないのです。
朝9時から刈って午後3時に際刈りを完了。
そこから芝刈り機を使って全ての芝を刈ります。
午後7時に芝刈りを終了しました。
下の画像は朝の時点なので途中まで際刈りをしたところですね、まだ芝を刈っていないので綺麗ではないですね。

さて今日もキットの紹介をしようかと思っていたのですが・・・ご紹介するキットは最近もいくつか買っていますので沢山有るのですがやっぱり面白くないですよね。
やはり作らなきゃ!(笑)
そこでお昼の休憩時間に作りました、もうこの時間しか無かったのです(笑)
でもやれば出来ます!!
さて製作ですが今日はエンジンをボディに搭載したいのですが仮組なのでこの先に何度か脱着する事を考えれば接着では無くビス止めにしたい所ですね。
そこでタミヤの1/12スーパーセブンの残っている精密ビスを使ってみようと言う事に・・・
大きさを測りますとネジの一番太い部分で1.2mmですね。
と言う事は貫通穴は1.2mmでタップを立ててネジを切る穴は1.0mmで良さそうですね。

まずは下穴という事でエンジンのステー部分に0.8mmの穴をあけておきます。
これは4バルブヘッドの3号車ですね。

まずは後ろ側の2カ所の穴位置を決めて開口します。
サイズは先程確認した通りボディ側の貫通穴は1.2mmエンジン側の穴は1.0mmで開けますが最初は双方とも0.8mmの下穴をあけておいてそれぞれのサイズに拡大致します。
そして後ろ2カ所を仮固定しておいてから前側の穴位置を決めましょう。

前側もビスで固定致しました。

そしてビスを1本だけ外してボディ側の穴を2.0mmのキリで軽くさらって深くします。
但し貫通させてはいけませんよ(笑)ビスの頭は半分程さらった穴の中に入り込んでいます。
エンジンの下側にはエンジンのアンダーカバーが付きますのでビスの頭が出ていますとそれにアンダーカバーが干渉して浮いてしまうと困りますからね〜。
確か以前に作った物もこの様にしておいたはず・・・

片側のエンジンマウントに穴が無いのがおわかりですよね〜
実は失敗をしてしまいましてね穴が偏ってしまったので一旦ホワイトメタルで埋めてしまいます。
この様な形状ですとどんどん溶かしてしまって無くなってしまう事もよく有る話なんですがこんな場合はアルミ板の上にハンダ付けする部分を置いてハンダ付けをすると温度が上がらずステーが流れてしまう事も有りません。ヤスリで削って仕上げておきましょう。

3台共お昼の休憩時間にエンジンのマウントを完了いたしました・・・
ネッ!
短時間では有りますが作らないよりも作った方が良いのがよく分りますね。
短時間でも集中して作業をする事で少しでも進める事が出来ますからね〜嬉しいじゃ有りませんか!

AMGMODELS 1/43 Ferrari 290MM MilleMiglia 1956 #600 Fangio

2016-08-23 23:12:50 | 最近手に入れたキットのご紹介
本日は定休日なので勿論お休みなんですが・・・
自営業にお休みは有りません(笑)
本日も朝一番からイチジク/オクラ/ズッキーニを収穫し畑の草刈りを実行しました。
この草刈りですが8月になってから雨が少なくて草が大きくならなかったのでしばらく放置していたんですがこの数日の定期的な雨で水分をもらったせいかズンズンと大きくなって来まして30cm以上になってしまいました。
さすがにこれ以上放置出来ないのでこの辺りで刈りましょう・・・と言う事になりました。
これは中庭も同じでして中庭の方は明日片付けなければなりませんね。
この2日間で畑と中庭をCafeが営業出来る様に整備しなくてはなりませんからとても休んでなど居られないのです。

と言う事で本日/明日と製作はお休みの予定です。
時間が少しでも取れれば進めますけどね(笑)


と言う事で本日は最近入手したキットのご紹介です。
キットは Ferrari 290MM MilleMiglia 1956 #600 Fangioと言います
このキットは少し前・・・いやだいぶ前にMINISCALE1/43Ferrari290MMとしてご紹介しているキットと同じ物でして何らかの事情でAMG Modelsとなっている様ですね。
ベースになっているボディはAMR製のキットのコピーです。
このミニスケール時代のキットには、カーナンバー600のファンジオとカーナンバー548のキットが存在していましたが600番のファンジオは人気が高かった様で私の手元には残らなかったのです。
548の方は有りますが・・・
600番の方が人気が高かったのは鼻先のブルーとイエローのラインが結構目立って格好良いからかもしれませんね。
確かにイエローだけよりも見栄えがいいですね。
そうそうキットのご紹介でしたね・・・(笑)
外箱は赤い物から白い物になっていますが箱自体は同じ質の物の様です。
つまり何かしら問題が有って箱やメーカー名を変更した・・・かもしれないという事ですね。
でも箱を含めて作っている所は同じと言う事かも・・・大人の事情が見え隠れするキットです。

だいぶ前にご紹介したキットの画像と比べても中身の変更は無さそうに見えますね。
エッチングの裏紙も同じ様なカラーですし・・・やっぱり同じ物ですね(笑)

部品を細かく見てゆきましょう
ボディは比較的綺麗な印象ですがこのボディはちょっとウィークポイントが有りましてね〜
元々はプロポーションキットなのでキャビン部分の開口部とトランク部分の開口部分が近過ぎまして繊細すぎるんですね。
曲がっている物も多々有ります。
まあ指でクイクイッと治せば簡単なのですが切れていますと真鍮板での作り直しが必要になってしまいますからキットを買う場合にはこの部分は確認しておきたいですね。

このキットは細かな部品もAMR製のコピーなんですね、コピーですから元々のキットよりも良くなる事は有りません。
例えば元キットのホイールはエッチング製のスポークを持つ物が同梱されていますのでスポークの間からブレーキドラムが見える事は少ないでしょう。
しかしこのキットではボシカのホイールが同梱されていますのでこのブレーキドラムでは少し役不足に感じるかもしれません、お持ちならZモデル製のブレーキドラムセットのエッチングがあるとより良い仕上がりが期待出来るかもしれません。
エキゾーストや室内のフレームなども真鍮線で作り直した方がメタルの鋳物を削って丸く仕上げるよりも綺麗で簡単に思うのは私だけではないと思うのですが・・・

コチラが同梱のボシカホイールですね
きちんとメッキした部品が入れて有ります。
それにしてもボシカホイールをキットが作れる程大量に在庫しているのでしょうか??

エッチングパーツです
最近の私の作り方ですと、この中で使えそうなのは跳ね馬とFerrariの文字のパーツだけですね。
例えばキャブのリンクはただの平たい板でしか無いですし、グリルのメッシュは立体感が不足しているので平板を格子に組でしょう。
ボンネットのロックは平板では無いから洋白線を曲げて作るでしょうしね・・・スピナーの部品はボシカホイールに付いていますし・・・。

何故だかわからないけどここにもライトパーツが付いていますね・・・?
まあ好きなパーツを選んで使ってね!って言う事でしょうか??
バキュームは綺麗な物に見えますので失敗をしなかったらこれで十分に使えます。

インストは絵の部分はほぼ同じ物ですが欄外のメーカー名の部分が違います、まあこれも書き換えてコピーしたんでしょうけれど・・・同じ物ですね。
最近のCADを使った物でも良いのですがまあ部品点数が多くないですからこれで十分ですね。

デカールは細切れになった物が付属していますホワイトの文字が印刷が少し薄いかもしれませんね〜
必要ならPCデカールを作った方が良いかもしれません・・・もちろん枚数に余裕が有れば重ねて貼れば良いのですが最低限の数だけしか無い様です。

エンジン部分はまた別のインストが準備されています。
エンジンキットも何かのコピーかもしれませんが・・・


このキットは見応えの有る作品として作ろうとしますと完成までに恐ろしく手間がかかるかもしれませんが、AMR特有の堂々とした印象のボディに繊細なエンジン・・・そして結構派手なカラーリングで楽しめるキットではないかと思われます。
しかし、私が現役時代に作れるかどうかは微妙な所ですね・・・息子の時代に期待しましょうかね〜(笑)

エンジンの仮組Ver.2

2016-08-22 20:07:49 |  Stratos JeansChicago
今日は朝から雨が降っていましてアトリエに着いた時には結構な勢いで降っていました。
なので屋外での作業を諦めてアトリエでコーヒーを試飲していましたら先日のラフタークレーンをご依頼の御客様が御来店でした。
今日は何やら大きな箱をもっていらっしゃいました。
中には古いプラモデルがいっぱい詰っていました。
中には見た事も無かった様な洋プラが入っていまして大変珍しい物を拝見出来ました。
実際に作るのは大変かもしれませんし・・・もったいないと感じてしまうかもしれませんね・・・。
楽しいひとときを過ごしていたら雨も止んだので屋外の作業にかかる事にいたしました。
本日はまずイチジクから・・・バケツ2杯分を収穫。
というのも今日は雨が降ったのでなるべく早く少し若い物まで収穫してしまいます。
実に水分が多くなってしまい美味しくなくなってしまうんです・・・大急ぎで収穫です。
次にミニトマト・・・まあこれはもうそんなに多い事は無いのですがそれでも収穫しておきますとバケツ1杯分でした。
次がオクラです・・・コチラは水分が少なかったので花が咲かず実が少なめです。
それでもバケツに1杯分はありました、ランチに使うには十分な量ですね

ついにアバルトがお嫁に行く事になりました
多分8月中には当方を出てゆく予定になっています。
私が運ぶのか取りにきて頂けるのかはまだ決まっていませんけどね。
そして9月にはアレが来る予定です、先方からご連絡を頂きました。
このアレですが私には身分不相応な物で永久的に持ちきれる物で無い事はわかっているのですが・・・何故か来ます(笑)
まあこれ以上のお話は来てからのお楽しみと言う事で(笑)

さて楽しいお話の後は仕事ですね。
昨日作ったカムカバーの部品を0.2mmの真鍮板にハンダ付けします。
この真鍮板でカムカバーのフランジの部分を作るのです。
日はこの時点でのハンダ付けは化なり緊張致します、少し間違えますと部品がバラバラになってしまうからです。
下側の0.2mmの真鍮板と上側の部品の間にハンダを流す為には双方の部品に十分熱が回らないとハンダが流れないのです。
なので熱が回った瞬間に上側の部品がバラバラになってしまう恐れが有るのです。
上側から木片で押さえておいてハンダを流す事で十分に熱を回しながらも分解しない様にハンダを流します。
ここがポイントですね。

昨日作った部品の丸い切れ込みの部分にはカムカバーの止めボルトが付きますのでこの部分に0.4mmの穴をあけています。

拡大して見ますと穴が開いているのがわかりますでしょうか?
このボルトの穴はピンバイスを使って手で空けただけですが結構正確に開いているのがわかりますね〜。

次はフランジの余分な部分を削って整形しています。
如何でしょうか?
なかなかそれらしく見えると思うのですが・・・

次はプラグホールの周りの角を削ってRを付けています。
この部分には黒いゴムのプラグキャップが刺さる様になっていますがカバーの縁の部分は丸く凹んでいる様に見えます。

本日作ったカムカバーをエンジンに取り付けますと中央の部分に穴が開いてしまいます。
元々はプラグのスペースの凹みでしたがカムカバーが変わってしまいますとここの穴が不自然になってしまいます。
なのでメタルを盛っておきましょう。
かんたんに作るならばポリパテでも良いのですがせっかくのメタルキットですからなるべくポリパテは使わずメタルを盛りたいじゃないですか。

メタルを盛った部分を削って仕上げます。
まっすぐ塞ぐだけなんでそう難しい事ではありませんよ。
難しいのはメタルを盛る時に不用意に周りを溶かさない事ですかね〜。

エンジン3台を並べてみました
右の2台がJeansChicago用左側がアリタリアのモンテカルロ仕様のワークスエンジンですね。
なんて格好良いのだろう・・・

エンジンをシャーシに載せてみました。
高さは大丈夫そうですね〜。
問題は車体への固定方法です。
ピンを打つのかそれとも精密ネジを使って固定するかですが・・・双方の混合する方法も考えられますね。
今夜一晩考えて決めましょう。


明日からまたお休みですが・・・月曜日の夕方が一番気分的に楽ですね。
お休みというのも有るんだけど私の場合は毎日仕事なのでそれだけでもないはずなんですが・・・今日は早めに帰って気分的に楽だったですね〜。