Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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yosidaさんの模型棚

2016-10-04 08:47:16 | 私が巡回しているブロ...
皆さんはどんなブログをご覧になっているでしょうか?
私はもっぱら模型関係しかないのですが・・・

今一番のお気に入りはこのブログなんですね

yosidaさんの模型棚と言います

http://www.geocities.jp/yoshida_tms/



現在製作中なのはCS90と言うホンダのカブ系のエンジンを積んだレーサーを製作中です。
CS90ってキットが有ったっけ?
と思って見ていたのですがキットは存在せずタイヤ以外はフルスクラッチなんですね。
普通の鋼管フレームを持ったバイクなら何となくイメージは湧くのですがこのバイクはプレスの鉄板を使ったフレームでして何とも作り難いのではないかと思います。
車で言うならモノコックのボディを作る様な物でしょう・・・
バイクモデラーでなくても気になる部分が多々有りますぜひご訪問頂きたいですね。

このご紹介は許可を取っていませんのであくまでも私の独り言という事でお願い致します。
ですから左側のリンクには入れておりませんし指摘があればこの記事自体を削除致しますので、ご覧になりたい方はブックマークをお願い致します。

シートとラジエターの加工

2016-10-03 23:51:18 |  Stratos JeansChicago
今日は大変暑い日でしたね。
最高気温は31度だったらしいですよ・・・御客様から聞きました。
そんな中ですが急ぎのデカール印刷を頼まれてしまいましたので印刷していました。
幸いな事(笑)に印刷しようと思っていたらクリアーデカールが無くなってしまっていましたので隣の松江市までFerrari348Zagatoで出掛けて来ました。
往路は農道を使い適度なアップダウンとワインディングを楽しみ復路は混んだ国道を走りました。
まあこれはテストなので色々な条件で走ってみてその様子を観察したいのです。
往路では少し涼しい風が出ていたエアコンですが復路では熱風製造機(ドライヤーと言うのか!?)となってしまいました。
余りにも暑くてね〜疲れてしまいました。

そして帰ってみれば駐車場は第一/第二駐車場とも満車状態でしてガレージに車を入れる事さえ不可能でした、当然この状態では厨房の手伝いをしなければ昼食にもありつけそうに有りませんでした。
そして食事が終われば少し空けてから本日は3時から五十肩のリハビリの日でしたので病院にいつもの様に痛い肩をリハビリで回して頂きました。
そしてこれから仕事です・・・
データは作った物を送って頂き印刷のみですがデータを理解してプリンターに合わせたデータに直してから順番を検討し印刷します。
送って頂いたデータをそのまま印刷してもこの様なデカールにはなりませんデータを見て理解をする事が必要なのです。

実は印刷した物を見て十分で無い部分が有りましたのでこのデカールを発送した後に別便で部分的に作り直したものをお送りしておきました。

ここからは本業ですね(笑)
まず先日作った1/2号車のシートで気泡の入った部分にポリパテを詰めておきます。
この気泡と言うか凹みなのですがどうやらシリコン型に問題が有った様で同じ位置に凹みが有ります。
理由は不明ながら直しておきましょう。

パテが硬化する間に
特徴的なルーフウイングを整形して取り付けました・・・これは3号車ですね。

次はラジエターの加工です
ラジエターはボディの先端部分に一体で整形されていまして型が良く無いのか傷んでいるのかモールドも十分ではない様です。
少し前に作ったラジエター表面のエッチングを使って作り直したいのです。
まずはボディの先端の部分に穴をあけて取り付けピンを植える準備をします。

そして鋸を使ってラジエターの部分を切り取りました。
この状態では強度が無いので取り扱いは十分な注意を必要とします。

ここからは普通ならアルミ板に貼付けておいてフライスをかけてエッチングのメッシュを取り付ける為の段を掘りたいのですが原型は一つしか無いはずなのにラジエターの厚みが3つとも全て違うのです。
これでは正確な加工が不可能なので・・・ちょっと考えます。

結局自分で鋳造したメタルの厚板から加工する事にしました。
必要な大きさの物をアルミ板に貼付けました。

フライスで0.2mm程表面を欠き取っています。

フライスで加工したメタルの板を鋸でカットします
そうしますと3台分のラジエターが作れますよ。

加工したラジエターをボディに取り付けてみました
これで元々のラジエターはお役御免になりましたね。

これで3台とも新しいラジエターに変更になりました。


この後にシートの方はペーパーで余分なパテを落としまして全体を研磨しておきました。

1/1 Ferrari348Zagato Fナンバープレートの取り付け

2016-10-02 22:39:45 | その他
今日は久々の好天でしたね〜
本当に青い空を久々に見た様な気がします。
気温は少し暑めの29度くらい・・・いや〜これだけ天気が良ければ少し位暑くても全然OKですね。

こんな日は仕事をお休みして車でドライブしたくなってしまいますが、問題点が2つ!?
まずはアイドリングが下がっていてエンジンがストールしてしまう事・・・

もう一つはフロントのナンバープレートが付いていない事ですね。
安全協会の副会長としてはそんなことでいちいちお巡りさんに止められてもね〜困りますからね(笑)
まずは簡単なナンバープレートから・・・

バンパーに穴を開ければかんたんに解決する問題なのですが、こんな希少な車のバンパーに穴を開ければその補修はなかなか大変な事になる事は簡単に想像出来ますよね。
今回のミッションは穴を開けずにフロントのナンバーを取り付ける事に有ります・・・そんなにおおげさな事じゃないか(笑)
最初の予定ではボンネットにナンバープレートと同じ大きさ、同じ字体でカッティングシートを作って貼り付ける。
町中を走行する時にはナンバープレートを両面テープで固定しまして走る。高速道路ではナンバーを外してダッシュボードに置いてカッティングシートで走る・・・と言う事を予定していました。
が!実はこの車ボンネットもザガートによってアルミ素材で作り直されていましてかなり柔らかくフワフワしているのです。
カッティングシートを剥がす時にアルミ板に傷が付きますとその補修はとんでもなく難しい物になってしまいますので、この方法を諦めました。
穴を開けたくない事は変わらないので両面テープを使って固定する事を考えました。
一見ボルトで止まっている様に見えて実はテープと言う・・・
まずはナンバーフレームの軽量化ですね。
最低限ナンバープレートとそれを支えるフレームだけは重量がかかりますからこの重量が余り重いと両面テープが剥がれてしまいます。
ここは軽量化をしなければなりませんがナンバープレートはアルミ製なのでこれ以上軽くはならないでしょう、問題はナンバーフレームですね。
鉄製の物は車屋さんが準備してくれていましたが・・・私はこれで作りました。
ホームセンターで売っているアルミ板で1.0mm!

まずは目印をマジックで書きました・・・
どうなるのかよくわからないですよね〜。

今度は金切り挟みでカット・・・この部分は下からナンバープレートを支える部分になります。
・・・わからないかな〜!?

ナンバー取り付け用のビス穴を開けました。
そしてM6のビスのネジを切っています。
この部分は普通はボルトを貫通して裏側はナットで止めるのですが裏側のナットが車の振動でボディと干渉して傷が付いてしまう可能性が有りますからこの厚みにネジを切ってこの厚みだけで止める事にいたします。
勿論薄いですから十分なトルクが掛け辛いので接着剤を併用して周り止めしておきます。

表側から見ますとこんな感じで如何にもボルトで止まっている様に見えますよ。(笑)

裏側はこんな感じ・・・出っ張りは全てサンダーを使って削っています。
これならいくら振動をしてもボディには干渉しません。

そして両面テープを貼ります。
つまり先程のボルトとボディの間にはスポンジ付きの両面テープも有りますからボディへの干渉は100%無いですね。

ボディの表面はワックスが付着しているでしょうからブレーキクリーナーで掃除しておきます。
ボディの支えはステーの上側中央部分と下側のリップの全面及び下側で上下方向の力を支えます。
と言ってもアルミ製なのでその負担は少ないのではないかと思います。

と言う事でFナンバーの取り付けを完了致しました。

これで予定通りバンパーに穴を開ける事無くまたバンパー中央のZも文字も隠さず取り付けられました!

この後ネットで調べた方法でアイドリングを調整してみましたが・・・コチラは少し走らせないと結果が出ませんからね・・・
ちょっと様子を見てみましょう・・・・多少ハンチングするのが気になるんですけどね〜。




そうそう1992年の12月だったかのゲンロクに出ていた348Zagatoは私の所に来た車と同じかどうかという問題点についてですが・・・
昨日の写真がこれでしたね〜

私の車の同じ部分はこんな感じですが・・・

アッパーマウントの後ろ側の丸いスイッチがアクリルの板に取り付けられています。
その右側の赤い絶縁部分も同じ様に見えますね。
やはりこれは同じ車と結論を出しました。

シートの複製とバルクヘッドの内装

2016-10-01 21:53:14 |  Stratos JeansChicago
今日も少しは青空が見えましたがほんの一瞬でして日照が有ったとはとても言えないですね。
日照が不足していますとイチジクも青いまま熟れてしまい全く美味しくないですね。
ジャムとかワイン煮にしないと商品価値が出て来ませんね。
オクラの収穫はいよいよ終わりに近づいた様でして実が小さくなりましてウ〜ンもう1週間くらいかな・・・。

昨日は新しい車が納車されて「いいね」を91も頂きました
一生懸命作品を作るよりも「良いね]が多いと言うのはちょっと複雑ですね(笑)
その車ですが、先日ご紹介した1992年の12月号のゲンロクに出ていた348Zagatoですが私の所に来た車なのかそうでないのか大変気になるのですよ。
そこで本日お越になられた御客様ともう一度本を良く見ていましたらリアサスペンションのアッパーマウントの部分に車体番号が写っていましてね・・・何となく文字が読めるか・・・と
デジカメで拡大して見てみますと・・・ギリギリ判断が出来ないですね。
これが読めれば一件は解決なんですがね〜。

同じ写真の左下を見ますとこんな所にキルスイッチがついているんですね。
バッテリーはこの下側なのですが手が届きそうで届かない場所なんですね。

ところがその前年のゲンロクに出ていた黄色い個体ではキルスイッチが同じ場所に無いのです。
普通の348TBにこのキルスイッチが有るのか無いのか良くわからないのですが・・・もし無いのであればこのキルスイッチはこの個体独自の装備という事になりまして同じ車である確率が非常に高くなってくるのです。

まあ本日は実車の写真を撮り忘れていましたのでその画像はまた後日・・・(笑)

今日の製作ですが今日はシリコン型を作っておいたのでその型を使ってシートを複製致します。
まずはシリコン型からシートを抜き出します。

真空注型装置を使ってレジンを流し込みました。
まあこれはいつもの作業ですからそう難しい事ではありません・・・。

レジンが固まって来ましたよ・・・時間にして5分くらいでしょうか。
気温というかシリコン型の温度によって硬化時間が変わって来ます、勿論高ければ早く固まりますよね。

シリコン型からパーツを取り出しました。
多少バリが有りますが多少整形すれば問題なく使えます。
こんな風に特徴と捉えて作るのが私のモデリングかな。

シリコン型は一つしか無いので同じ作業を4度繰り返して4つのシート(2台分)を作りました。
時間をかけてしっかり硬化させてから取り出さないとシートが変形してしまいますので時間はかかりますね。

レジンパーツの複製をしている待ち時間の間にこんな部品を切り出しました。
この部品を必要とするのは1号車と2号車なのですが・・・
型取りはマスキングテープと古ハガキを使って型紙を作りましてアルミ板を切り出したのです。
この部品は一体どこに使うのか・・・普通なら塗装をして終わりにしてしまう部分なのですが実車を拝見したらここはこんな感じの部品だったんですよ。

コクピットの後ろ側のバルクヘッドですがキットではここに消火器を付ける為の秘境の様な出っ張りが有るのですが実車にこの出っ張りが有るかどうかは微妙なんですね。
ただ1号車と2号車の実車ではここにブルーの内装が付けてありまして出っ張りが無い様なのです。
なのでここの出っ張りを削り落としておきます、最初にリューターを使って削りまして・・・

ペーパーで整えます。
凹みが有ればパテを当てておいた方が良いのですが・・・

まだザックリと合わせてあるだけなのですがパネルを付けておきます・・・
このカバーの様な布はブルーの特徴有る配色なので別部品にしておいた方が塗装が楽ですよね。