Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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毛虫が痛かったお話です

2020-07-11 21:22:24 | Golden Arrow 1929
本日の山陰は曇りでした・・・と言いつつも途中では晴れ間が出ていまして大変蒸し暑く感じました。

こんなかなですが・・・今日は中庭の草取りをお願いしていましたので私よりの先輩の娘さんが4人も来て頂きました。
でもこの方達はさすがにプロですね〜早い早い!!そして元気です。
一日でバラ園とブルーベリーの部分の草を全て抜いて頂きました・・・
私は10時半まで一生懸命ブルーベリーを収穫しました・・・中くらいのボールに3杯分くらいですね。
それだけでも目の前がクラクラする位暑いですし・・・
その後は午前中にお一人お客様が見えられましたので対応をしてから厨房係です・・・。
帽子をかぶっていなかったので顔が日焼けしてしまいましたね〜
最初素手でブルーべリーをとっていた物ですから早速「オコゼ」と言う毛虫の洗礼を受けてしまいました。
痛!!と思ったら既に手遅れでして右手の親指の付け根はこんなに腫れてしまい・・・親指が曲がり難い・・・。

おまけに左手の小指の付け根も刺されてしまいましてこちらも腫れていますね〜。

やられた〜って感じでしたね。
それ以後はゴムの手袋をして収穫しました。
先日買ってきた物がやっと役に立った感じでしょうか・・・。
これをしておきますと刺されても大丈夫みたいですね。

そして朝一番で荷物が届きました。
これもまた修理品ですね〜これは当店が売った物ですからアフターサービスの物なので早く修理して送り返さなければなりません。


今日もまた忙しかったので義妹に手伝いにきてもらいました
あ〜助かったですよ・・・もし二人でやっていたら・・・四苦八苦する所でした。

妹に後を任せて私はアトリエに・・・
そして本日の本業開始ですね
先日から考えていましたがボディの両サイドに有るタンクですが
キットの物はシャーシから適当に延びたフレームで支えられています、実車は丸いパイプの様でして途中にフランジが付いていましてボルトで止められている様ですね
ここはやはり思い切って切り離してしまいました
と言うのもこのタンクは裏側と表側の2枚のホワイトメタルで構成されていますが隙間が大きくてとても使えそうにない代物なんですよね。

切り取ったタンクの内側はこんな感じで隙間が有ります
この下駄の様な部分を削って正しい寸法になる様に加工しなければなりません。
・・・ですがこの部品はメーカー完成品を分解した物なのでもう既に調整がして有る物と思っていましたが・・・全く削られていませんね
キャストした物をそのまま色を塗って組立てただけのお粗末さですね・・・
ついでに書きますとキャスト時に付いたバリの部分もそのまま塗られていました(笑)

先ほど調整したタンクの内側と外側の部分をハンダ付けしました
この様に全周に渡ってメタルを盛らないと修正が出来ないんですね〜
一番酷い所は4mm近く隙間が有りますからね。
実に酷いな〜

隙間を埋めたホワイトメタルは基本的の同質の物を使います
こうしないと後でヒケて来る事が有るのです。
と言う事で先ほど切り離したシャーシを溶かして使っています
左右ともタンクをハンダ付けしましたが使ったメタルの量はかなり多くて・・・シャーシがこんなに小さくなってしまいました・・・。

盛ったら削らなくてはいけません
ヤスリで削る方法も有りますが・・・今日は少しでも早くなる様にフライスを使います
但し基準面が無いのでおおよそザックリ削ります
最終的には手で面を仕上げてその面を基準面にして反対側の面を仕上げる事にしようかと思っています

フライスでザックリ削ったので後は手仕上げですね。
この時点で反対側の面は結構凸凹していまして・・・
この面を仕上げなければ話しにならない感じですね
左右のタンクの厚みも違いますし表面もうねっていますのでその修正には時間がかかりますよ

裏面が仕上ったので裏面を基準面にして表を削ります
0.5mm程削りますがはが当たった部分が高い部分当たっていないのが低い部分です
微調整をしながら仕上げないと使えないですよね〜(笑)

当然ですが表面のうねりをフライスで削ればモールドが無くなります
このモールドを直す方法も考えながらの作業が必要なんですよね〜
今日は肩側のタンクを直しただけで終わってしまいました・・・続きはまた明日ですね〜


明日は修理を少々そしてゴールデンアローの続き・・・時間が有ればミニガルフカラーのオレンジを塗りたいな〜。

今日はゴールデンアローを作ろうと言いながら・・・

2020-07-10 21:32:29 | Golden Arrow 1929
本日の山陰は雨の天気でしたね
雨と書きましたがず〜っと降っていた訳では無く降ったり止んだりを繰り返しておりました
雲は低くたれ込めて如何にも大雨の前ぶれの様な・・・気持ちが悪い空ですね。
九州は雨が酷いのでしょうか・・・心配しております。
山陰はほどほどの雨です・・・今の所は心配ないみたいです・・・心配と言えば私の仕事の方がよっぽど心配かと・・・。

今日はゴールデンアローを進めようと思っていましたが・・・
朝一番でメイクアップさんから荷物が届きました・・・普通は午後の配達なのですが配達日の指定がかかっていたみたいです(笑?)
その荷物をい開封してお客様の注文分はご連絡を取りました・・・今回の入荷分は全てお客様のご予約分になってしまいまして・・・アタフタとご連絡しておりますと・・・厨房からSOSが・・・
しかも・・・メイクアップさんの荷物と共に届いた物が・・・
取り敢えず中身に異常が無いかどうか確認で開封して確認してから厨房に・・・
そのままお昼を迎えまして・・・いつもの厨房係。

14時前には解放して頂きまして・・・
アトリエに戻ると・・・
マイバッハが早く治してね〜とこっちを向いています。
こんな修理は初めてなので・・・
不安いっぱいだから手を付けたのかも・・・
こちらのライトは通常の物です・・・
何ら問題は見当たりませんが・・・

反対側のライトが白内障を患っています。
お客様からお話を聞きますと・・・このミニカーはオークションで購入されたらしいのですが・・・
写真ではこんな風になっていなかったにもかかわらず、送ってきた物が白内障を患っていたらしい・・・
まあオークションではたまに有るお話でして私も経験が無いとは言いません、実に不愉快な物です。
連絡しても何ら解決にはつながらなかったらしいです・・・
まあ皆さんもオークションで購入される場合にはリスクを考えて余り熱くならない様にして入札して下さいね。
このミニカー高かったのか安かったのかは聞き忘れました(笑)

多分ライトカバーが外れてしまったので瞬間接着剤をドバ〜っとつけて接着したのでしょうけど・・・内側にも接着剤が回ってしまってこんな風に白化したんでしょうね〜。
如何にも素人の方に多い修理方法です。
ライトカバーだけでなくライト本体の部分にも瞬間接着剤が回っていまして表からライトを外す事が出来ませんのでシャーシを分解して裏側から外しましょう。
まずはシャーシを外しました。

裏側から押し出す様にしてライトを外します
案の定この隙間にも「これでもか〜」って位接着剤が回っていました
外す時に壊れなくて良かったです。
ライトカバーとライト本体(反射板の部分)を外そうと思いますが外れず・・・カバーが割れちゃいました。
まあ想定内ですね・・・
なにせライトカバーと本体の下側に溜まる程接着剤が入れてあったのですから・・・

ライトを外したボディにも瞬間接着剤の白化が付いていまして・・・恐らく接着剤がついた指で触ったのでしょうね・・・
ボンネットやバンパーそれにフェンダーまでも白化しています

接着剤は2000番のペーパーから始めまして8000番のラプロスで研磨します
そして最後にコンパウンドで仕上げました
下地が出たら終わりですが・・・幸いにも何とかなりました。

ライト本体の上に割れてしまったライトカバーを修復します
と言っても形状のみの修復ですね
割れた部分は削って面を合わせます
ペーパーで研磨していますので白くなっていますが大丈夫です。

少し厚めの塩ビ板を使ってヒートプレスしました。
ここはバキュームでは有りません。
と言うのも形状が比較的単純である事、また作ったカバーの厚みが欲しいのです。
バキュームにしますと自分の手で微妙なサジ加減をして厚みが厚くなる様にバキューム出来ないのですよね
掃除機の吸引力と塩ビ板の温度(と言うか硬さですね)に依って薄くなったり厚くなったりします。
ヒートプレスなら自分の手の力で調節出来ますからね・・・適材適所という物です
ヘッドライトのカバーが完成しました
運の良い事に一発で完成です!
予備は無しです(笑)

ボディに合わせてカットして削り合わせます
大体これで良いかな〜

接着剤とライトカバーが一体化してしまいどうにもとれなかったので・・・タガネを使って掘りました
掘っただけでは綺麗になりませんからペーパーを使って削ってやっともとの形状になりました
通常なら掘らなくても綺麗に取れるんですよね・・・。
でも今回は接着剤が溜まってライトカバーと一体化していましたのでちょっと無理でした

次は復元作業ですね
ペーパーをかけていますのでザラザラになっています
目の細かい物に変えて整えてゆきましょう・・・。
そしてウレタンクリアーを塗装します・・・何故ウレタンクリアーなのか・・・一番肌が綺麗になるからですね。
でもこの状態では削った下地が見えますね
蒸着メッキだったので下地の銅メッキが見えます。

そしてメッキ調塗料を塗りますと・・・
もう遜色無いじゃないかな〜!!??

ライトの下側の凹みにグロスブラックを塗ります
これは反対側を見ますとこの様になっているからですね。

ライトの本体をボディに接着します
写真を見た感じではもうライトカバーがついている様な感じがしますが
まだですよ〜
これで付いているとしたら相当に透明度がいいですよね〜(笑)

そしてこちらが修理完了の画像です。如何ですか?
最初の白内障の画像よりもず〜〜〜っといいじゃ無いかと(笑)


さて・・・
ここからがやっとゴールデンアローです(笑)
しかも内容が少ないです〜。
ゴールデンアローですが次はボディサイドにあるラジエターというか冷却水のタンクの表現ですね
この部分は結構目立つ部分ですし全体の印象にも大きく関わって来ます
ちょっと考えます。

そしてもう一人の方のゴールデンアローはどの様に作るのか・・・
ホイールの部分ですがその構成部品が変わって来ますので・・・
加工したホイールを複製しておくことにしました
あれだけ複製は不得意とか嫌いとか書きましたが、書けば書いただけやらなくてはならなくなってしまうのが・・・問題かな〜。
とりあえず複製準備です



明日もゴールデンナローを・・・進めたい(笑)


ボディの塗装を始めました

2020-07-09 20:56:27 | mini pickup truck
本日の山陰は曇り時々晴れ時々雨・・・の変な天気でした。
雨が降ったのは午後のほんの一時ですが・・・降ってないとは書けませんし・・・(汗!)
道路が濡れる程でもなかったです。

さてプラモデルのシャーシのキャストですが・・・どうもうまい具合にいかないのですよね〜
厚みが無いのがその原因なのですが、このレジンはプラスチックよりも柔らかくてそのままの厚みではプラモデルのボディと填め合わせで固定する様になっていますが・・・曲がってしまうのではないかと心配しています。
通常私がこれを作る場合はシャーシの部分に補強を入れます。
プラモデルを作るにあたって差し支えない場所に入れてからゴム型を作りましてキャストするのですが・・・
今回はお客様がプラモデルを作られるという事でシャーシしか送って頂いておりませんから補強を勝手に入れる訳にならないのです・・・
しかもお客様の制作の邪魔をする訳にも行きませんから・・・シャーシの部分を複製するにとどめなければなりません。
必要以上に手を入れるのはお客様のプランを邪魔してしまう恐れが出て来るのですよね〜。
と言う事ですがそれでももう一歩踏み込んで出来るだけ綺麗な物を作りたいのは欲という物でしょうか?
今までで一番良く出来た物をパテ埋めしてお送りしようかと考えたり・・・
実際に埋めてみました・・・
パテは気泡に馴染みやすくする為にポリパテにFRPの樹脂を少し混ぜて柔らかくしたもの(成分はパテと同じです)それに硬化剤を混ぜますとパテと同じに使えますが柔らかい分流動性が良くて気泡に馴染みます。

昨夜一晩考えて・・・
もう少し良い物を・・・と考えてフロントサスペンションの部分のシリコン型をカットして樹脂が多めに流れる様にしてみました。
シリコン型の組み合わせの圧力も少し緩めに(強いとシリコン型の空洞の部分が潰れますので出来上がった物が薄くなります。
バリが多くなりますが・・・
今まで最良の物が出来ました・・・と言っても余計なバリを削るのに手間はかかりそうですね〜
手前側の物が今朝最後に作った物です
奥の方はファ−ストショットですね
センタートンネルの部分はどうしても型から外す場合に割れてしまいますので接着剤で補修しています
この部分が薄い事とシャーシ裏と室内側の表面にザラザラしたモールドが有りましてレジンがかみ込んでしまって外れ難いのです

これですとバリは有りますがフロントサスの付け根もモールドが折れずに残っています。
まあ若干補修は有りますが・・・これが最良ですね。

このシャーシ本日発送しました
明日の午前中には配達されると思います。
お客様はこのプラモデルを退職後の楽しみで買われたらしいのですが何と・・・有ってはならない事にシャーシの部品がは入っていなかったそうでして・・・
これで補強をされて作ってみて頂ければと思います。
私も還暦を迎えていますからこの方の気持ちはよくわかります〜楽しんで頂ければ幸いですね。
今回、見積もりをして金額は出ていますが、自分が満足できる仕事が出来ていないのでお金はいただきません。
たまにはこんな事もあるのです・・・。

さてここからが本業です
昨日までキャストをしていましたので塗装が出来ませんでした
時間はレジンが硬化するまでは比較的余分に有るのですが手にシリコンが付いているかもしれませんので塗装をする訳にはゆかないのですよね
無理に塗装をして塗料が弾いてしまいますとまた最初からやり直しになってしまうのですよ・・・
今まで焦って仕事をしてろくな事になったためしがないのです。
まずはマスキングですね
先日は塗り分けを理解して頂く為にマスキングテープを貼っていましたが今日は違います本当に塗るためのマスキングですね
ラインの幅は当初7mmでしたが6mmに変更になりました
この1mmの幅は大きいのです
実車で言えば幅が4cm3mmも小さくなるのですから・・・

次はガルフブルーの考察ですね
ルマンのフォ−ドGT40にはガルフカラーに塗られた物が沢山有ります・・・1966年だったかな??
写真によって少しずつ違いますが・・・
青過ぎても変ですし・・・余りスッキリし過ぎていても変ですね。




ホワイトにブルーを混ぜるのですが・・・
ただホワイトとブルーでは何か少し違うのです
余りにも透明度が良すぎますね〜
少し濁りというか・・・セピア色と言いますか黄色味が足らないというか・・・
という事で黄色味のあるグレーを混ぜてみました
濁りとセピア色をプラスできたかな〜
自分の中ではトゲトゲしていた色が丸みを帯びた様な気がしていい感じだと思うのですが。

早速塗ってみました
オレンジ色のセンターのラインの部分はマスキングして居ます
この方が後でオレンジ色を塗った場合に発色が良い様な気がします。

ここだけの話ですが・・・
ボンネットを忘れて居ました
塗装を終わって机の上を見ますとぽつんとボンネットが残って居ました
再び塗料をエアブラシに入れて塗装再開です(笑)

乾燥機には入れますが・・・
そんなにすぐに乾くわけではありません
なので再び三度・・・修理をはじめます
このF40も古いですね〜

リアグリルもダメだったのでやり直して居ます

そして何台めかのテストフィオラノ(100台限定品)も・・・


明日はゴールデンアローを進めますよ
あ〜どこまでやったのか今夜思い出さなければ・・・

思った様に進みませんね〜

2020-07-08 19:42:47 | ミニカー修理
本日の山陰は曇りです。
現在の所、私の目の前では雨は降っていないですが今夜はわからないですね〜
ひょっとしたらまた降って来るかもしれません・・・降水確率も高いしね〜。

今日は朝一番でリコールの出たフレアを島根マツダまで回送してきました
クランクシャフトのプーリーボルトの強度不足らしいです・・・元を言いますとマツダではなくスズキの問題だろうと思いますが・・・
この車はリコールが多くて問題ですね〜。
古い車だけどいつまでもリコールがでると言う事はそれだけ重要な部分だと言う事でしょう。
設計が悪いのか部品管理に問題が有るのか・・・その両方なのか・・・良くわからないですね。
面倒なのでリコール出さない様に設計して下さいよね〜

さて本日リコール対策で松江市まで出掛けましたが・・・帰りに厨房係の時に使う天然ゴム製の手袋を探しに行きました
ナフコ/ヤマダ電気/コスモス/コーナンとたて続けにハシゴしましてやっと有りました
私の場合手荒れがひ酷くて中性洗剤を使って器を洗いますと必ず手の皮がボソボソになってしまうんですね〜
右手だけなのですけどね〜
なので右手だけこのゴム手袋をして洗い物をするんですよね。
100枚入りなので3ヶ月くらいはこれで何とかなりそうですね〜
アトリエまで帰って来ますと既にお昼なので昼食を頂きます。
今日は明日からの夏の冷製海鮮パスタを試作します。
私の場合炭水化物ダイエットの為に1人前は食べれないので家内と半分ずつ頂きました

さて今日の仕事からですね〜
今日はプラモデルのシャーシの複製からですね
シリコンに埋まった原型を取り出しましょう

上下に型を分解しまして中の原型を取り出しています
このシャーシですが表面に革のシボの様な模様が有りましてシリコンゴムの食いつきが厳しいですね
余り無理して外しますと原型を壊してしまいます。
無理はいけませんね〜

こちらはフロントカバーのシリコン型ですね^
今まさに丁度中の原型を取り出した所です
この後流し込む樹脂も透明なので景色は余り変化ないかな〜。

そしてレジンでキャストをしました
ファーストキャストはこんな感じです
大体綺麗にとれていますが・・・一部湯流れが良く無い部分が有りましてね〜
綺麗とは言え無い仕上がりです

センタートンネルの部分に限らず厚みが無くて・・・
取り出す時に割れてしまうんですよね。
一件結構な厚みが有る様に見えますが・・・実は薄いのですよね

かと思えば・・・流したレジンが漏れてしまいましてね〜
下に水たまりの様な樹脂の溜まりが出来てしまったりします
シャーシは半分しか出来てない・・・!!

かと思えば・・・フロントカバーの透明部品は結構きれいに出来ています
まだ小さいので難しくはないのですが・・・
それにしても思った通り出来ましたね〜。

元の原型と比べますとこんな感じに見えますよ
雰囲気は十分ですよね。

こちらはカムカバーですね
同様にクリアーレジンでキャストしています
一件綺麗なんですけどね・・・・

大きさも結構に大きいのでキャストは大変ですね
気泡が入った部分は裏の方にこんな模様が入ってしまいます

裏の気泡の部分をリューターで削りましてペーパーで仕上げましょう
勿論リューターで削れば傷も付きます
その部分をペーパーで磨きましてクリアーで仕上げますと9割くらい見えなくなります

実際に削りますとこんな感じで白く見えますね
まあ傷が付く訳ですから仕方が無いのですけどね

クリアーで仕上げますとこれくらいになります・・・
まあ全く見えなくなる訳では有りませんが・・・

シャーシの方は何度もキャストしますが・・・
どうも上手くいきません
と言うのもシャーシの厚みが薄くてレジンの強度が耐えられないのですよね
自分がモデルですと補強したり出来ますが・・・お客様の物なので何所をどれ位補強した方が良いのかよくわかりません。

フロントカバーの下側の部品も原型を取り出しました
この通り無事に外れましたよ

早速透明なレジンを流します
これの脱型は明日固まってからですね〜

何度も粘ってキャストしますが・・・どうも綺麗に出来ませんね〜
このままじゃあお客様に渡せないので明日もう少し手を打ってみましょうかね〜


と言う事でもう少しキャストします。

今日はお休み・・・気持ちは楽ですね

2020-07-07 20:48:27 | ミニカー修理
本日の山陰は曇り時々雨の天気でした
時々雨と言っても雨が止んでいた時間と降っていた時間とでは雨が降っていた時間の方が長い様な気がします。
昨日の九州南部に続いて今日は九州北部で結構降った様子ですね。
ネットのニュースしか見ることができないのでそれくらいしか情報が出てこないのですが・・・
広島も結構雨が降ったらしいですね〜
レベル3くらいにはなったみたいですね〜
私の住む島根県安来市もレベル3だった様ですよ。
まあ予想が外れたらしくそこまで雨の量はないですけどね〜。
出来る事なら雨は降るけど人的被害な無い方がいいですね。
今日のアトリエの外の空はこんな感じですよ
如何にも大雨の前の様な・・・暗くて低い雲が見えますね〜
これ以上の被害がない様に御願いしたいです。

この何年かメンテしていなかった超鋼タガネをメンテナンスに出しました
2セット持っていますので1セットずつ研ぎ直しに出すのですが・・・
忘れていました(笑)
昨日、先方に電話をしまして御願いしたので本日発送ですね〜
明日には到着します・・・まあそんなに急いていないので仕事には影響がないのです。
このメンテナンスが終わったら現在使ってるセットを一式メンテナンスに出そうかと思っています。


さて!!
定休日なんだけど本業を始めましょう
今日はフォードマスタングの修理ですね
左側のサイドエキゾーストの周囲の遮熱板が無くなったらしいのです
お客様が気がつくともう既に部品が無かったらしいのです
部品があれば自分で取り付けられると思いますが・・・
どこを探しても無いと言うことで修理に来ました
まずは部品が残っている右側の部品を外します
この反対側の部品から左側の部品を推測して作りましょう
瞬間接着剤でつけられていましたのでパリッと取れちゃいました(笑)

元々の部品はエッチング製で一体なのですが・・・
私の腕ではエッチングを作れない・・・いや手で作った方が速いとも言います(笑)
なので分割式で作ります
まずはエキゾーストが貫通する部分のパーツを作りましょう
素材は中国製の0.2mm厚のステンレス板ですね
型取りして切ってみました・・・
ヤスリで削り出すのは時間がかかります・・・
もちろんですが右側が作った部品で左側は反対側のパーツです

分解前の写真もお見せしておきましょう
この写真が修理の参考になるのです・・・当然ながら反対側も同じ様にしないといけませんからね〜。

作ったパネルを左側の所定のいちに取り付けてみました
結構目立つのに無かったのに気がつかない・・・まあ思い込みはありますからね。
しかも瞬間接着剤で取り付けられていますので意外とポロっと取れてしまうんでしょうね

次はオーバーフェンダー部分のパネルを作りました
同じステンレス素材ですね
同じステンレスでもその素材によって色が違ってくることがありますからね〜
素材を揃えることは大事なことですね

素材を揃えたら後は表面処理ですね
表面処理が違うとまた色が変わってきます
左右の表面処理を揃えないといけないのですよね。

少し角度を変えてこんな感じ・・・
北九州のI様これで如何でしょうか??
明後日くらいには発送ができるかな・・・今日は北九州の豪雨の為発送を延期いたしました。
安全にお届けしたいのは運送業者だけでなく発送人も同じなんですよね。
現場の方が危ない目に遭われても申し訳ないですから・・・。


明日はキャスティングの準備をします
多分明日も雨が降って外の仕事ができませんから・・・そんな予報なんですよね。
明日もよろしくお願いします!!