Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

692-0055島根県安来市飯生町605-8Studio_Rosso渡部洋士 Tel 0854-22-1546火水曜定休

今日はデカール加工・・・でもほんの少しです

2021-10-26 20:52:19 | その他

本日は定休日なので比較的ゆっくりと出勤でしたね。
出勤途中で白鳥が来ていると言う水田に立ち寄りました。
まだ多くはないですが・・・今年も白鳥を見ることができました。

人には慣れていますが一定の距離をとっているのがよくわかります。
遠くシベリアから渡ってきてお疲れなんでしょうね。
白いのは親で少しグレーなのはシベリアでこの夏に生まれた雛です。
まあ雛と言っても大きさは同じですね、ちょっと色が違うくらいです。

出勤してすぐに始めたのは隣の畑に耕運機をかけることでした。
ほぼ全ての部分に耕運機をかけ終わったので雑草も無くなってスッキリしましたね。
知り合いのご近所の方からサツマイモをいただきました・・・家内が独り占めで食べると思います(笑)
家内はサツマイモが大好きなんですよね。

定休日なので・・・と言うことではないのですがいつも行く日帰り温泉の比田の温泉に当方で作ったジャムやラッキョウを納品に行きます。
結構売っていただいておりまして残りが無くなってきますと連絡が来ますので納品に行くのです
今日は最後のブルーベリーと新物のイチジクのジャムとラッキョウ漬けを納品してきました。
ついでにお昼ご飯と温泉のセットが1000円なので昼食と温泉を楽しんできました。
畑を起こしたのでかなり汗をかきましたので丁度良かったです。
汗を流してお腹も満たして・・・ついでに生ビールまで最高ですね。
帰りは家内の運転でしたから・・・こちらも楽ができました。

帰ってからは本業を少し・・・
デカール加工の続きです
今度のデカール加工は日産の1988年のルマンカーです

デカール加工・・・一見簡単に見えますが私がすべての車を知っているわけではありませんので下調べは必要なんです。
昨日のように文字が1字抜けているのであれば楽なのですが全ての文字を貼ると言うことになりますと位置がわからないと貼ることができないのです。
しかもインストはついていませんので自分で調べるしかないのです。
まずは新しい方のルマン年鑑で調べてみました。

フロントとサイドはどこにCABINのデカールが貼られているのかわかりますね。
でも少し小さなCABINのデカールの位置がわからないのです。
仕方がないので古いルマン年鑑を使って再調査です。

う〜ん、なかなかその物スバりの写真がないですね

実車でなければあるのです
と言うのもミニカーの写真はあちらこちらのブログに出ていましてね参考にはなるのです
例えばこちらです
リアタイヤの後ろ側に貼られているみたいですね。
まあ正しいかどうかは実車の写真ではないので断言できませんが

他のミニカーのサイトにも出ています。

どうやらこの位置で間違い無さそうです
古いほうのルマン年間の写真を詳細に見てみますと・・・
何やら白いステッカーが貼られているのはわかります・・・CABINかどうかは定かではないですが。

 

リアタイヤの後ろ側にデカールを貼ってみましたまあこれなら良さそうですね。

フロントとサイドの部分にもデカールを貼っています。
フロントの貼り位置はダクトの穴よりも少し上ですがその部分には牽引フックがありましてもうこれ以上上にはずらせないので・・・これでバランスを取ってみました。
サイドのキャビンはサイドンダクトの蓋の部分の中央ではなくk持ち上側に貼られているようなので少し上になるように貼ってみました。

まあこれも雰囲気が大事かと、しかも実際に貼る位置を調べて納得した上で貼ると言う作業が大事ではないかと思うのです。

実車のデカールの位置を調べて貼ると言うのはかなり時間がかかる作業でしてね・・・
まあ間違った位置に貼ったららお客様に迷惑がかかってしまいますから、きちんと調べて貼りましょう。


明日は本業に邁進できるかと・・・(笑)

 

 


オースチンヒーレーは塗装に入りました

2021-10-25 22:13:02 | Austin Healey 3000

本日の山陰は晴れのち曇り・・・夕方から雨という予報だったんですけどね。
実際には晴れのち晴れ・・・少し雲は多い様な気がしますけど。

まあ晴れでした。
出勤してすぐに行ったのは畑に耕運機をかける作業です。
昨日収穫した落花生の植っていた部分に耕運機をかけています。
それだけではなく今まで何も植えてなかった部分にも耕運機をかけています。
やっておかないと草が生えてしまうのですよね。

でも予定では隣の畑も起こしておく予定だったので・・・
それは無理だったのです。
と言うのも駐車場が一杯になってしまったからね・・・
家内が苦労しているだろうと中に入りました。
ランチのメインがまだだったので私が手伝って完成!!
意外とやるな〜!!!と自画自賛です(笑)

で無事にランチを乗り切って・・・
今日はいつも以上に予約が入っていたんです、月曜日なのにね。
S百合さんうちに来ない?
もうそろそろ自分のやりたいことをしてもバチは当たらないですよ(笑)
と・・・義理の妹だけどこっそり誘ってみる。

本日も本業です。
オースチンヒーレーですが少しずつではありますが塗装を進めています。
この部品はホロカバーです。
ただしこの色でいいのか・・・ボディカラーが決まらないと判断が難しいですね。
気持ち的にはもう少し濃い方が良いのかもしれませんね。
フラットクリアーを塗った途端に少し白っぽくなってしまうのですよね。
塗ってみないとわからないのも事実かな〜!!

トランクの上に積むレザーの旅行カバンは少し明るめのキャラメルカラーにしてみました。
明る過ぎても暗過ぎてもイメージと違うのですよね。
まあこれもボディカラーとのマッチングがありますから難しいところです。

鞄を止めるベルトはカバンとは別物なので革のベルトは少し濃いめに塗っています。
素材的にはカバンと別物の素材ということで色目を替えています

シートもブルーに塗っています。
内装はブラックかタンの方が落ち着きはいいんですが・・・ありきたりなので。
内装もブルー系で統一してみます。
バランスが取れなかったらもう一度塗り直します。

ボディサイドですが薄めのアイボリーホワイトを塗りました。
実写の写真では日光が当たっていますので真白に見えますが、多分少しアイボリー系かな〜と思いまして少しアイボリーに振ってみました。

オースチンはマスキングをしなければなりませんのでこのアイボリーが乾かないと次に進めないので続きは明日ですね。

で・・・
続きは修理です、というかデカール加工からですね。
ミニカーはスパークです
タバコデカールは途中の文字を抜いてありますのでこれを貼って加工します。
ジタンのEを貼りますが・・・
数が多いですね、しかも大きさがかなり小さなものがありますね。

取り敢えずルーフの上を貼ってみました・・・デカールを印刷されて時間が経過しているらしく少々硬いですね。
加熱した綿棒で押さえて密着させました。

小さなEはどこに貼るのか・・・わかりますか?
リアウイングのエアインテークの前側にありますよね・・・

オイルクーラーの後ろの部分にも同じ物が貼られていますね。
貼ってみますと硬くてなかなか馴染まないのですよね。
ソフターを面相筆で流して乾燥するまで触れませんでした。
ソフターを流した途端にズレたら・・・と思いますと少しゾッとします。

これで完成かな!?
と思ったらデカールがまだ一枚残っていました。

それがここです

何げに貼るのが難しい

貼ってから綿棒で押さえるのですがリアウイングが邪魔になってなかなか押さえられません(笑)
そんなにタバコデカールって敬遠しないといけないのかな??
これ見たってタバコが吸いたいと思うにだろうか???

明日は嬉しいことに定休日
ゆっくり仕事がしたいところですが・・・
午前中は隣の畑に耕運機をかけます、多分雨は降らないと思いますのでね。

明日もがんばろう!!

 

とこの後実は歩いて帰宅しました。
自宅までの道のりは8kmほど。
途中で見た夕焼けです
出発時に見た中庭もなんとなく紫色です。

水田の中・・・近道を通ります
もう暗いのですが、最近のカメラは優秀でして結構写りますよ、まだ刈りとっていない稲です。

西の空を見ますと・・・夕焼けが。

 

 

 

 


サフェーサーの中研ぎとさらに修正を繰り返します

2021-10-24 20:24:26 | Austin Healey 3000

本日の山陰は晴れて良い天気でした。
朝起きた時には少し雲が多めでしたが少しづつ消えてゆきまして、結局は良い天気になりました。

今朝もいつも通り出勤してすぐに落花生の収穫をしました。
落花生はこんな感じに・・・と言ってもわかり難いかもしれませんが。
黄色な花が咲きまして受粉しますとその花の根元がぐ〜っと延びて土の中にもぐりましてその部分に落花生が付きます。
ですから枝ごと掘りますとこんな感じになります。

ここから落花生を外しまして水洗いをしておきます。
本来は砂地の所で作るみたいですが私の畑は砂地ではないので洗ってから干します。
まあ土の中も濡れていますから水で洗っても問題無いかな??って軽く考えているのです。


昨日は1/5程掘っただけでダウンしてしまいましたが・・・何故か疲れていましたね。
今日は元通り元気になりまして全部掘って水洗いをして干しておきました。
下の写真は途中経過なのでほんの少しです・・・。

その後はピーマンとイチジク/そして富有柿の収穫をしています。
寒くなって来ましたので収穫も熟し具合を確認しながらの収穫なので時間がかかる割には量はそう多く無いのです。
まあCafeで使って残りを自宅で食べる程度で十分なんですよね。
欲にかられて野菜まで作っていますが・・・(笑)

今日は日曜日なんですが安来市内は市議会議員選挙で皆さん忙しいらしく・・・
平穏な厨房係です・・・と言っても全くお客様がない訳ではないので十分忙しいのです。

午後からは本業でございます。
昨日盛ったパテを研磨・整形しますよ。
もう十分に硬化していますのでサクサク削る事が出来ます。
ついでに筋彫りの部分も掘り直します。
0.15mmで最初掘っていましたが少し幅が狭く感じましてね・・・
0.2mmで掘り直しました。

と言うのもドアのチリが昔の車は広いのですよ。
私が思うのに1970年代くらいまでの車は比較的広い傾向に有ると思うのです。
どの年代がどれだけ・・・と言う数値は持ち合わせていませんが・・・。

シートですが・・・
モールドは十分入っていますが何となく違う・・・
どこが違うのだろうと考えてみますとシートの座面と背もたれの間の部分に溝が無いのです。
実車では座面と背もたれの部分は違った部品になっていますのでその間の部分は多少なりとも溝が深く無いと不自然なんですよね。
で・・・掘っておきました。

次は塗装に・・・とゆきたいのですがその前にセンタートンネルをシャーシ側に接着しておきました。
この部分はカーペットで覆われていますので一緒に塗った方が良いと言う判断ですね。

実はこの部分にも時代性が有ります。
新しい時代1970年代以降の車はセンタートンネルとフロアーのカーペットが一体整形になっていまして継ぎ目が有りません。
それより古い1960年代の車はフロアーとセンタートンネルの部分が別々のカーペットになっていますので継ぎ目が有るのです。
まあ車種に依って違いが有りますので一概には言え無いのですが・・・その時代の車のレストアを趣味としていましたので・・・よくわかります。

パテで修正したはずだったボディサイドのラインにつながりが良く無い部分が有りますのでもう一度削って直します。
小さいのでラインの違いが良く見えてしまいますからね、手抜きは出来ませんよ(笑)

次は修理ですね。
昨日の599のお客様ですが追加で修理品が届きましたので同梱でお送りする為に先に修理をします。
患者さんはやはりメイクアップのムルシエラゴですが・・・どこかのスペシャルらしくシリアル入りですね。

一見綺麗なんですがフロントウインドウが浮いていますね。

接着剤が緩んでいるらしくパカッとウインドウが外れてしまいました。
まあこれくらいなら修理しないとダメでしょうね〜。
ウインドウの周囲のフラットブラックが剥がれてしまってまだらになっています。
緩んだとは言えきちんと付いている部分も有りますから致し方が無いでしょう。

同じ様な写真に見えますが・・・
ウインドウの周囲のフラットブラックを補修しておきます。
まあこのフラットブラックもウインドウを接着してしまうと見えなくなるかもしれませんが一応補修しておかないと万が一見えてしまうとみっともないですからね。
それとこのフラットブラックはエナメル系のフラットブラックを塗られている様なのですがその上にウインドウを接着されます。
ウインドウが外れた時にフラットブラックが無くなっていると言う事はどういう事かと言いますと・・・フラットブラックとボディのウレタンクリアーの間の密着力が弱いと言う事になりますね。
と言う事はウインドウが浮いてしまう原因の一つがここにあるのではないかと・・・想像してしまいます。
なので私の補修ではラッカーのフラットブラックを使っています・・・まあ違いが有るのかどうなのか・・・時間が経ってみないと結論は出ないのですけどね。

そしてウインドウを接着します。
マスキングテープで押さえてあるのは何時もと同じ工程ですね。
この後ワイパーを付け直して終了です。

一晩置いておきまして確認後問題が無ければ発送になります。

明日はヒーレーの塗装にかかりましょう。


予定通りオースチンと修理を進めています

2021-10-23 22:25:43 | Austin Healey 3000

本日の山陰は雲が少し多いながらも
晴れていて気持ちにの良い天気でした。
気温が低めなのでスッキリしていたのかもしれませんが・・・

晩秋の感覚なのは私だけでしょうか?
私の場合、晩秋と言いますと昼間は晴れているけど気温が低いのでスッキリした感、夕方は夕焼けで空が真っ赤だった気がします。
空には赤トンボですね〜!!
まあイメージなんですけどね。

お昼は松江からお友達がお昼ご飯に来てくれました。
松江市と言えどもなかなか直接会うのが憚られるお仕事なんでこちらから会いにいきます・・・と言うのはなかなか言えないのです。
お顔を拝見した限りではありますが元気そうなので安心しました。
ひょっとしたら心配されたのは私の方かな??

まあいいや、当方は大丈夫ですよ(笑)

この数日宅配便がたくさん(私にとっては・・・ですが)届きました。

まずは先日の1/12スケールのクリアーカバーの時に一緒に注文していた1/43用が届きました。
今回はとりあえず30個です。

そして塗料瓶です

少し前に青森県の方からご注文をいただきましたが、ちょうど塗料瓶を切らしてしまいましてね・・・注文しておきました。
ちょっと間に合わなかったので少し余分目にお送りしておきました。
存分に瓶を取りましたので次からは多分大丈夫かと思います。

・・・売り切れなければですが(笑)

今日はまず、オースチンからです
オースチンヒーレーのボディのツートンカラーは独特でしてボディサイドのプレスラインに沿った塗り分けなんです。
まあこれが特徴といばそうなんですが・・・
こんな感じなんですよ・・・なかなかいいセンスだと思うのは私だけかもしれません。

下の写真ですが上下が逆になっておりまして申し訳ありません
ボディサイドのプレスラインですがドアの部分とリアホイールよりも後ろ側の部分のつながりが今一歩なんですよね。

ボディカラーを塗り前にここを修正しないと前に進めませんよね。

マスキングテープを貼ってパテを盛ってラインを修正します。
パテが固まる前にテープを剥がせばラインの修正が出来ます。
まあ削る手間は必要なんですがメタルを盛って修正するよりは楽かも・・・(笑)

こんな感じですね。
ラインを修正したついでに他の部分にもパテを盛っておきましょう。
傷とか凹みとか・・・ついでに修正で。
いつになっても気になるのですよね

ついでに床板も・・・
結構ヤスリの削り傷とかあるのですよね。

パテを盛りますと完全硬化するまでは削る事ができませんから・・・完全硬化までは手をつける事ができません。

で続いて599GTOです
タイヤはこの一台のためにこれだけ準備しました。

一見多すぎる数ですが・・・
この中で良さそうなものだけ使います。
大変贅沢な事ですが・・・出来不出来はありますからね。

タイヤが完成したところでミニカーを再び分解いたします

シャーシを外しまして車軸を外します。

外した車軸からホイールを外してタイヤを取り付けます
ここからは緊張しますね。

で・・・車軸に戻します
曲がってはいけませんのでこんな感じにスチールブロックで支えて接着します。

そこからは早いですよ
車軸をボディに戻して接着しました。
元々接着してたグルーは引っかかって車軸を押し下げてしまう恐れがありますから綺麗に取り除いておきましょう。

次はベース板の準備です

アルミ板を貼ってタイヤの成分の溶け出しに対応していましたが、必要なくなったので外して粘着をエナメルシンナーで拭き取ります。
ラッカーシンナーで拭いてはいけませんよ

理由はプレートの印刷が溶けてしまうからです・・・知っているのは過去に溶かした事があるからです(笑)
焦りましたよ(爆笑!)

台に戻します
タイヤがレジンかゴム(類似品ですが・・・笑)かよくわからないと思うのですよね。
ただこれで長期間楽しんでいただけるのは間違い無いと思いますので・・・良かったと信じたいですね。

元箱に収めます・・・勿論新品の時と同じ様にビニールで包んでいます
これで新品に戻ったかな??

この後、同じお客様から追加でもう一台ミニカーが届きましたので引き続き修理をして一緒にお送りします。
と言うことで明日も修理を進めます。
一緒に送らないとね送料が多くなってしまうので・・・できれば一緒に送って差し上げた方が良いかと・・・(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 


1/43 599GTOのタイヤ塗装完了しました

2021-10-22 20:54:08 | ミニカー修理

本日の山陰は午前中は天気が良かったのですが、午後からは急に雲が多くなりその後は雷雨でしたね。
まあ天気予報である程度想像していましたので、そう慌てるような事は無かったのですが・・・せっかくですから天気が良い方が良いですね。

出勤してすぐ畑に出ましてこの所の寒さで葉っぱがなくなってしまった茄子の半分と花オクラを抜きました。
もう気温が上がらないので多分無理ですね。
最後に実っていた茄子は全て収穫して食べれそうなら食べてしまいます。
花オクラももう脇芽から出た所に咲いた花ですから小さくて使えないのです。
来年のタネはもう十分に確保していますから大丈夫でしょう。

雨が降るにはまだ時間がありましたので落花生を試し掘りしてみました。
まだ葉っぱは青々としていますが・・・
掘ってみて小さな豆が多ければまだ早いのかもしれませんが・・・大きなものが多く、小さなものは少なかったのでもう収穫しても良いのでは無いかと判断しましたが、その後雨が降りましたので今度晴れて天気が良くなったら収穫しましょう。

午後からは本業を始めます
今日は1/43の599GTOのタイヤから再開ですね。
昨日のキャストですが2個ずつしかキャストできませんから結構時間がかかるのですよ・・・
そして余分にキャストしたのは出来た物の中から出来の良い1台分を使うために何台分かキャストしていますので余計に時間がかかるのです。
このタイヤですがキャストするときに内側にパイプを入れて変形を抑えてシリコン型を作っていますのでタイヤの内径はパイプの分だけ小さくなっていますのでホイールに合わせて旋盤を使って内径を広げてゆきます。

そしてもう少し加工が必要なんです
と言うのもメイクアップさんのホイールはリムの部分の縁が少し高く作られています。
高さは0.2mmくらいですかね。
この出っ張りがあるのでレジン製のタイヤを付けるには大変都合が良いのです。
これが無いとレジンのタイヤとホイールの間にわずかに隙間ができるのです。
この出っ張りがあるとその隙間が見えなくなるのです。

出来たタイヤをホイールにはめてみます。
こんな感じです・・・
タイヤがクリーム色なのでちょっとピンとこないかもしれませんね。

でも横から見ますと先程の出っ張りが邪魔になってホイールが出っ張ってしまうのです。
なのでタイヤ側にもう一加工します。

ホイールの耳の部分が嵌るようにタイヤの角の部分を削っています・・・
ほんの僅かに削っているのが見えますかね〜??

この加工をしますとホイールはこんな感じで収まります。
これなら自然な収まりですね〜。
しかも、トレッドパターンも元のゴムタイヤ同様に綺麗に出来ていますね

次は塗装の準備をします

持ち手をつけました・・・実はこれが結構面倒なのです
と言うのもタイヤの内側につけないと全体を一度で塗る事ができません、普通の方ならタイヤの内側に爪楊枝に両面テープを巻いて取り付けられるかもしれませんが爪楊枝の影の部分は塗り残しができてしまうのです・・・これは経験上よくわかっています。
なのでこんな場合はタイヤの内側に斜めにドリルで穴を開けます、もちろん貫通しないように気をつけなければなりません。
その穴に爪楊枝を斜めに差し込みました。
これですと爪楊枝の影になって塗料が塗れないことはありません。

ウレタンサフを塗りました。
やはりウレタンサフの方が密着が良いので使いやすいですね。

サフが硬化しましたのでタイヤブラックを塗りました。
塗装が乾くまでは触れないですね。

今日はここまで・・・明日は599が完成します・・・多分ね。
オースチンも進められると思います。