Studio_Rosso 1/43 自動車模型制作日記1

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新たなご依頼と1/43タイヤの製作です

2021-10-21 21:26:35 | ミニカー修理

本日の山陰は朝のうち雲が多かったですが午前のティータイムくらいからは晴れ間が多くなりまして気温は低いながらも良い天気でした。
中庭を見ますとアメリカフ=の木が若干ですが紅葉してきましたね。
昨年の同じ日のブログを見ましてももっと紅葉が進んでいたような気がしますからこれでも今年は暖かい方なのかもしれません。

本日の中庭はこんな感じです・・・
新しい餌台が写り込んでいますので今年の写真であるとご理解いただけるかな?(笑)

午前中は大体の時間は畑の作業になります。
今日は二十日大根のタネをまいてからニンニクの植え付けをしました。
これで畝が3列になりましたのでニンニクの植え付けは完了ですね。
一体いくら出来るのか数えてはいませんが・・・
来年当方が使う数だけはこれで賄えるはずですね。
そろそろ茄子とオクラの第一陣は終わりかな?
オクラも寒くて大きくならなくなった様に感じます。
オクラ・茄子・ピーマンを片付けたら畑を起こして玉ねぎの準備ですね。
タマネギを植えるのは11月中頃以降(早生や極早生はもう少し早いです)なので少し時間がありますね。
その間に畑を耕して準備をしておきます。

さて月末が近くなりますと・・・
いつもの様にギャラリーのご案内の葉書を印刷します
今月も300枚の葉書を印刷しました・・・
家庭用のプリンターなのでその都度葉書を補給しないとプリンターが止まってしまいますからなかなか面倒なんですよね。
でも仕方がないです(笑)

で・・・本日修理のご依頼品が届きました
BBRの1/18フェラーリ126C2です

珍しいモデルの修理依頼ですね。
BBRのF-1モデルと言うのも私にとっては新鮮かも・・・

で開いてみますと・・・
お客様のおっしゃる通りに再度ポンツーンの下側のパーツが浮いてデカールが破れています。
なぜこんな事になったのか検証してみないと修理方法が浮かばない・・・

元々はこのサイドスカートの部分はボディサイドとは別部品だったのですが・・・
多分組み立ての過程でサイドスカートをボディサイドに接着して組み立ててからデカールを貼ってしまった・・・と言うのが失敗の原因なのではないかと思います。
本来は別の部品ですからスカートの部分とその上のボディの部分は別々にデカールを貼って最後に接着するのがセオリーだと思いますが、中国の工場で面倒だから最後に一緒にデカールを貼ったのではないかと推測する所です。
でもまずはこのベース板からミニカーを外して裏側を見てみない事には判断が難しいのですが、裏側はスエードのような生地が貼られていまして固定用のビスが見えないのです。
まずはお客様にこのスエードのカットをしても良いのかどうか確認を取らせていただきました。

まずは外さないとこのレザー台座の上では作業ができませんからね、汚してしまうと困りますしね。

でお次は599GTOのタイヤです。
数日前にシリコンを流して型を取っておいたものです。
もう完全に硬化していますのでいつでも原型の取り出しはOKですね

原型を取り出しました
小さいので1/18ほど力が要らず助かりますね。
1/18はかなり力が必要になるのです

続いてレジンのタイヤをキャストしてみました
大体、ファーストキャストは気泡が入ってしまう事が多いのですが、今日は調子が良かったらしく一発で綺麗なものが出来ました。

少し多めに作っておきます
シリコン型は古くなりますと型ズレが大きくなりますので新しい方が良いのですが気泡など出来が良かったり悪かったりしますので必ず複数準備してできの良いものを使います

今回はこんなに作りました。
下の写真はシリコンオフで洗浄してからの画像になります。

ついでに次の仕事のケーニッヒのミラーのシリコン型の準備をしておきましょう。
ドアミラーの部品が無い物のご依頼が入っていますのでね。
準備です。

上の写真のミラーは当方の所有する完成品のミラーを外して塗装を剥離しまして原型として使います。
元々の部品が無い場合はこの様な方法も取る必要があるのです。
原型としてお役目が終わったらまた塗装して元に戻しておきましょう・・・。

明日も忙しい予感が・・・(笑)

 

 

 

 

 

 


1/12 フェラーリ312T発送しました

2021-10-20 19:52:00 | ミニカー修理

本日の山陰は昨夜から雨が降っています。
時々強く降りましてガレージは大丈夫かな!?と心配になる程です。
朝からは曇りの天気予報だったのですが全く回復しませんでしたね。
強くは有りませんが降ったり止んだりを繰り返しておりました。
予定ではニンニクの残りを植えてから隣りの畑の残りに耕耘機を掛ける予定だったのですが、全く予定が進まないのです。

外に出られないので本業を進めましょう

少し前に埼玉県の「サワダプラテック」さんにアクリルのカバーを注文しておきました。
サワダプラテックさんは以前からお付き合いが有りますが奇しくも大阪の同業のH川さんも同じ所でケースをお作りになっていらっしゃるらしいのです(笑)
今回は無理を言って規格外の厚み(薄さ!?)で作って頂きました。
と言うのも1/12スケールが入る様な大きさの物は通常4〜5mm(4mmは国内では無い規格です)を使うのですが・・・
元々のカバーの厚みが2mmしか無いのです。
しかもベース側のカバーの乗る部分の幅が2.5〜2.8mmしか無いので最大でも3.0mm厚の板で作るしか無かったんですよね。

でそのカバーが届きましたので早速被せて具合を確認します。
まあ部分部分で多少寸法が違いますので多少大きめに作る事が多いのですが今回はギリギリの寸法で作って頂いています。
もしきちんと収まらなかったら全部私の持ち出しなので・・・祈る様な気持ちでした。

元のケースは下の四隅が割れています。
これは仕方の無い理由があります
エアキャップで巻いて紙で包んで送って来られたからなのですね。
さすがにこれじゃ合われても文句が言えません、クロネコさんが運んでいらっしゃいましたがこれに文句を言うのはちょっと可愛そうなのでお客さまにきちんとお話をしまして壊れてしまっている事を説明しておきました。
で私がケースを作リ直す事でご了解を頂きました。

下の角1

下の角2

下の角3

そして下の角4

大きくバラバラになっていない所を見ますと落下が原因では無く上に重い荷物が乗っていてそれが長時間振動していたのかもしれませんね。
まあいずれにして元には戻りません。

で次はこちらからの返送の準備です。
多分コロナ禍でもありますので引き取りにいらっしゃるのは難しいと思います。
でカウルや外れそうな物は全部テーピングします。
リアウイングとフロントウイングは下側に発泡スチロールの様な塊を支えにしてテーピングしてあります。
このような場合はタイヤが結構重いのでタイヤの部分もテーピングです。
外される時には気をつけてゆっくりと剥がして頂ける様にお願いしたいですね。

その後エアキャップで包んで周囲を段ボールで補強してから段ボール箱に納めて発送させて頂きました。
さすがにこれだけ保護をしておけば大丈夫かな〜!?
後は郵便局の皆さんに無事に運んで頂ける様にお願いするばかりです。

 

明日からまた通常営業です、忙しいのか・・・そうで無いのか?
全くわかりませんが(笑)
ゆっくりやりますよ。

明日も頑張ろう!!

 

 

 


雑用と見積もりです

2021-10-19 20:38:17 | ミニカー修理

本日の山陰は午前中は雲が多いながらも晴れ間もありましたが、午後からは雨が降り始めました。
秋の冷たい雨ですね〜。
夕方からは雨の予報が出ていましたので早いうちに外仕事を終わらせておかなければなりません。
今日は定休日なのですが、定休日でないと出来ない仕事もあるのです。

まずはCafeで使っている薪ストーブの掃除ですね。
先日はいきなり寒くなりましたので掃除をせずに1回だけ焚きましたが・・・
今日はいつでも焚けるように掃除をしておきます。
最初に掃除をするのは煙突です、ストーブと煙突のジョイントを外して煙突の下側に袋をテーピングします。
上からブラシをかけますので下に煤が落ちますからそれを袋で集めるといった感じですね。

そしてストーブ本体の内側の灰は塗装用の刷毛の古くて腰の強いものを使って掃き集めます。
そして一番下の灰箱に溜めて処理します。
最後に掃除機を使って灰箱の周囲や燃焼室の灰を集めてストーブ本体は完了です。
その後に周囲に掃除機をかけてやっと全部終了ですね。

その後タイヤ交換です・・・
雪にはまだ早いのですが、昨日のことマツダフレアで帰宅途中に何かを踏みました。
どうもタイヤに刺さったまま回転したみたいでフェンダーの内側に何度か当たったみたいな音がしました・・・
で車を止めて降りてみますと左前のタイヤからエアの漏れる音がします。
このまま帰ったら自宅で夜の間に空気がなくなってパンク状態になるのは明らかなのです。
まして最近の車はスペアタイヤが無いですし・・・ちょっと面倒なことになりそうなので空気があるうちにガレージまで戻って車を軽トラックに交換して帰ったのです。
今朝ガレージに行ってみますと案の定・・・左前のタイヤの空気は全くありませんでした。
午後から家内が車を使うといっていましたので4輪ともタイヤを一足早く冬用タイヤに交換したわけです。
でもこれが良かったのです。
パンクしたのは左の前輪ですが、右の前のタイヤを外してびっくりしました。
タイヤが内部バーストしていましてトレッド面が歪んでいました。
内部バーストと言うのは聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、タイヤの内部構造が破断してタイヤが変形してしまうのですよね。
そういえば夏頃から少しスピードを上げるとハンドルにコトコト振動が伝わって来ていました、そしてほんの少し左の方にハンドルを取られるようになっていたのです。
ひょっとしたら内部バーストして直径が少し大きくなっていたのかもしれません、直径が大きくなりますとタイヤが一回転で前に進む距離は大きくなりますから左のタイヤよりも右のタイヤが前に行きたがります。
なので左にハンドルを取られていたのでは無いかと・・・。

内部バーストしたままだとどうなるのかと言いますと、高速道路や山道でタイヤに負担がかかる状態でタイヤがバースト(破裂して一瞬で空気が抜けてタイヤがバラバラになる事を言います)フロントタイヤなのでブレーキやハンドルが効かなくなり大事故を起こす原因にもなりかねません。普通のパンクならゆっくり空気が抜けますからこんなことはありませんが・・・(滝汗!!??)
スリップサインが出るまでにはもう数ミリあるのですが・・・4輪とも新品に交換することにいたしました。

その後・・・
中庭のスズメの餌やり台ですが、古くなってきてガタガタするようになってきました。
カラスが来ますと重くて板が外れてしまうこともあります。
新しい餌やり台を作りました。
今度は屋根付きです!!
屋根をつけることでカラスが来れなくなるのでは無いかと思いましてね。
カラスは賢い鳥なので羽を傷付ける様な物が有る所には近寄らないのです。
スズメは小さいし屋根は邪魔にはならないのでは無いかと思っています。
また冬には雪が降って餌台の上に積もります、餌をやっても雪の下では食べに来られないですよね、なので屋根をつけてみたと言うこともあります。
ただし最初は警戒して来なくなるかもしれませんので古い方も残しておきまして慣れさせる予定です。
もちろん新しい方に慣れたら古い方は外します、新旧の餌台が並んでいるのはこの為です。

この後は松江市までプリンターのインクを買いに行って(ギャラリーの案内葉書を印刷しなければなりませんので・・・)先日耕運機を送ってきたパレットを西濃運輸さんに処分してもらいに(リサイクルですよ!)持ってゆきまして帰ったらもう13時でした。
少し遅い昼食を食べて今度は本業です。
広島のI川さんから塗料を送って!!ってSOSが来たので塗料の準備もします。
そして・・・今度は見積もりです。
まだきちんと金額が出てないので見積もりを発送できませんが・・・
修理やデカール加工の予定品です。

今日は夕方早めに帰宅しました。
またまには早く帰りたいですからね。

アクリルのカバーが届きましたので明日は1/12の312Tを発送予定です。
明日も忙しそうですね。
隣の畑とバラ園の耕運作業も待ってるし・・・なかなか大変ですね。

 

 

 

 

 


自宅にあった312T・・・!?

2021-10-18 20:54:37 | Austin Healey 3000

本日の山陰は・・・
朝起きた時には道路が濡れていまして朝方まで雨が降っていたんだな〜と感じる天気でした。
出勤時には晴れていたんですけどね。

出勤してからオクラとピーマンを収穫しておきました。
その後、厨房係は普通にこなしまして・・・
忙しかったかどうかは微妙なのですが。
まあ暇ではなかったかな。

普通ならこの後すぐに本業のご紹介をするのですが今日は本業の後のことを先にご紹介しておきましょうかね。
まあご紹介と言っても隣の畑に耕運機をかけただけなんですけどね。
忙しかったので写真は無しです。

少し前にプラモデルの312Tを直しましたが、自宅の掃除をしていて気が付きました。
掃除機を収納している廊下に昔作ったプラモデルなどを入れているショーケースがあるんですが、下から2番目の棚にタミヤの1/12のフェラーリ312Tの完成品があったのです。
ケースから出してみますと・・・
ノーズは外れていますが他はまだ良さそうですね。
タイヤも思いの外、劣化が少ないです。

ノーズが外れていますのでブレーキやフロントのサスペンションなどを見ることができます。
ブレーキラインの分配用のジョイントにはきちんと配管が取り付けてありますし・・・結構ディティールアップもされていますね。

メーターパネルの部分もいろいろな素材を使ってケーブルやワイヤーが再現されていますね。

エンジンも・・・

特にデストリビューターからの配線に黄色いリングが取り付けてありますが・・・これはどのシリンダーに配線されるものか表示をされているリングなのです。

シートベルトは布製でリボンを使って作られています。
見せ場はきちんと押さえて作られていますね

リムもメッキではないかもしれないけどきちんと光ものらしい塗装が施されていますね。

回転方向もマーキングされています
タイヤのメーカー名もテンプレートを使ってエアブラシで塗られています。

もう一つ・・・
リアウイングはアルミ板を貼っていますね。

そう思ってみてみますと・・・フロントのウイングもアルミが貼られています。
しかもヘアライン仕上げでクリアーも塗られています。
フェラーリのエンブレムがアルミ板に貼られて別部品になっているのは私の作り方なんだけど・・・。

どうにも作った記憶がないのです・・・
息子に聞いてみますと・・・あれは自分が作ったものだと言うのですが、細かなディティールが私の作り方・・・!?
当時、中学生か高校生だったはずなので・・・学生の息子にここまでの資料もないしディティールが作れたのだろうか???
一体誰が作ったのか・・・いまだに謎です(笑)

で本当の意味での本業です。
今日はオースチンヒーレーのサフを塗りたいのですが・・・
その前に確認作業ですね。
まずシャーシ側ですが穴が3つありまして2つはシート取り付け穴なのですがこの穴は別に無くても困らないので埋めます。
その後ろ側の穴もとりあえずメタルで埋めておきます。

サフを塗る準備をします

木片に両面テープで部品を固定しまして効率よく作業が進むように準備をします。

シャーシは裏面をメタル地で仕上げたいので

盛ったメタルをヤスリで削りましてペーパー仕上げします
裏側は真鍮のワイヤーブラシで仕上げておきましょう。

でサフを塗りました。

細かな部品も・・・・もちろんお大きな部品もほぼ全てサフを塗りました。

最後に・・・
先日準備しておきましたタイヤのシリコン型を作ります

この作業は手にシリコンが着きますと塗装の作業ができませんので
次の作業を考えて・・・の作業になります。
思ったよりも順番が違うような気がしますね。

 

明日も・・・多分忙しいですよね。
定休日なんですけどね(笑)


1/18 LB GTRの完成

2021-10-17 21:48:43 | 1/18 S15シルビア

本日の山陰は天気予報どおり朝から雨が降っていました。
なので・・・今日は屋外の作業は無しです。

いきなり本業に突入ですね。
昨日、ペーパーをかけて木の表面のケバを削っています。
やはり木は天然の繊維質が多いので何も塗らないままでペーパーをかけてもケバは出て来ます。
なので一度ウレタンクリアーを塗って表面を固めてからペーパーを掛けて削ります。

こうしますと表面のケバは無くなりスムーズな表面になるのです。
で艶消しのクリアーを塗って仕上げに掛かります。

モデルカーが乗る面にアクリルの板を取り付けますが、板だけの状態では綺麗にはまりますが・・・塗装をしますとその分厚みが増しますのでアクリルの板もきちんと凹みに収まらなくなるのは・・・まあ当然と言えば当然です

アクリル板を少し削って調整しまして、その上に下の角の部分の面取りをします。
こうすることで収まりが良くなるんですね。

表面の保護紙を剥がしまして掃除をしまして、裏側になる部分には両面テープを貼っておきましょう。
このアクリル板の取り付けは接着ではなく両面テープで行います。

で・・・木製のベース板に取り付けました。
この通り凹んだ部分にピッタリと収まりますね

ベースに穴を開けましょう。
元々のベースの寸法を採寸しましてマスキングテープを貼っておきましてその部分に穴の位置をマーキングします。
穴を開ける前にミニカーを乗せて位置関係を確認します。
どうかな〜!??

位置関係が決まりましたので今度は実際に穴を開けまして・・・
裏側には先日付けたようにベース板の裏側の四隅にクッションのフェルトを取り付けます

このベース板にはいろいろなプレートが取り付けられています。
元々のベース板はこんな感じです。
同じ位置に取り付ける方がいいので・・・資料用に写真を撮っておきました。
こちらが加工前のベース板ですね。

で・・・プレートを取り付けました。
レザーか木製かの違いはありますが・・・なかなかいい感じではないでしょうか?
ついでに透明のカバーも掃除をしまして被せてみました。
ベース板の周囲がレザーなのか木製なのかの違いはありますが雰囲気はなかなかいいですね。

もちろん、元箱に収めても・・・
このように同じ様に収まります。

他の1/18用のベース板にも艶消しクリアーを塗っておきました。
これでいつでも1/18のオーダーにも対応できますね(笑)

こちらの修理品は明日、発送でお客様のところに戻ります(予定ですよ)
これで半永久的に美しさを保ってくれるのではないでしょうかね・・・。
お客様には末長く楽しんでいただきたいですね。