男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

じゃがいものおやき

2010年06月02日 | イモ類

今年1月の末に、じゃがいも「8種」を植えつけました。
銘柄は、「アンデスレッド」「インカのひとみ」「インカのめざめ」
「レッドムーン」「とうや」「シンシア」「北あかり」「メークイン」です。
このうち、タネイモとして買い求めたのは「インカのひとみ」と
「シンシア」だけで、後はスーパーで買ったのや、自作のものです。

年初来からの気温不順で、「芽だし」が遅れ、生育も遅れたので、
「今年もダメか」と意気消沈でした。一昨年は畑が水浸しになって
「全滅」で1こも収穫できませんでした。昨年はそれなりの収穫は
あったものの、前年のを挽回するほどの成果はありませんでした。

今年は、遅れた「芽だし」のあと茎と葉が、勢い良く大きくなりました。
ところが茎や葉が大きくなっても、肝心の芋はさっぱり・・ということも
あります。この辺が「農業のむつかしいところ」であります。
難しいと言えば、タネイモを植える深さが諸説紛々さまざまなのです。

手許の参考書には「深さ10センチ」とあり、今年もそれを踏襲しました。
畑の持ち主の方が読んだ本には「20センチ」とかいてあったと言い、
となりの畑の方は浅く植えて、芽が出たら土寄せしするのが良いと
言います。収穫前に通りすがりの方から「じゃがいもの花」をとる
ように言われました。別の方は「花は関係ない」と言う・・人それぞれ
一家言をお持ちで、作物つくりの要諦は一様でありません。

「農業はバカではできない・・」と言うことばを聞いたことがあります。
バカ・・というのは不遜ですが、工夫と試行をして自分なりのやり方で
方法を見つけると言うことだと思います。近所に住む従妹にそのことを
話したら、「国家の品格」の著者「藤原正彦」さんは「農作業と数学は
似ている・・」と書いてあると言い「日本人の衿持」を貸してくれました。

早速通読しますが、該当のところがみつかりません。一か所に「数学
や自然科学関係の学問をするのは、ひとつひとつ草をとり続けるよう
なもの・・」と言う行があったので、これかな思いました。一昨日借りた
ばかりで、しっかり読めば他のページにあるかも知れません。

この3日間、じゃがいもの収穫とそのあと始末に追われました。
手助けしてくれた家人はもう目もうつろ、9時過ぎに寝てしまいました。
彼女はわたし以上に、腰痛・肩こりなのにずいぶんムリをさせました。
来年は、今年の半分か3分の1以下にしようと反省をしたのであります。

じゃがいもをすりおろして、ベーコンなど好みの具を混ぜ込んでハンバーグのような形にまとめ、
フライパンで「お焼き風」に焼きます。もっちりした焼き上がりでけっこうおいしIものができました。
子どものおやつには最適とおもいます。主材料のじゃがいもを使う量が多いのにびっくりしました。

今年収穫した5種のじゃがいもを写真にとりました。インカのめざめ・シンシア・レッドムーン・とうや・
アンデスレッドです。内3種の切り口もごらんください・・シンシアの白とインカの黄色が目立ちます。


材料
じゃがいも 500g
ベーコン 100g
たまねぎ 250g
小麦粉
(片栗粉かコーンスターチを使うともっちり感が強まる)
しお・胡椒 少々
オイル 少々
作り方
ベーコンとたまねぎは1センチ角にきざんでおく。
フライパンを熱し、ベーコンとたまねぎを軽く炒める。
じゃがいもの皮を剥き、すりおろしす。
すりおろして長時間放置すると変色するので、
すりおろしたとは手早く調理する

じゃがいもを全部すりおろしたら、布巾に包んで
軽く絞る・・・あまりきつく絞るとうまく焼きあがりません

大きめなボールに絞ったじゃがいもを入れて、いためた
ベーコンとたまねぎを加えて混ぜ合わせる。
小麦粉を良くふるってボール入れ、しお・こしょうを加えて、
全体が均一になるようによくまぜる。

好みの大きさにして、ハンバーグのかたちにまとめ、
粉をはたきつけて、熱したフライパンに入れて焼く。

まとめるとき、水をしぼりとりないと、バラけてしまう。
まとめてフライパンに直接うつすと、形が崩れにくい

焼く途中、フライパンの中でかたちがくずれますが、
フライ返しでまとめながら焼くと、かたち良く焼きあがります。

焼きあがったら少し冷ましてから食べましょう。
すぐに食べると、熱さで口の中をヤケドすることがあります。
味つけがしてあるので、しょうゆなどの調味料は不要です




コメント
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