ラム肉は生後12カ月までの子羊の肉で、1年以上の羊肉はマトンと言います。ジンギスカン
焼きはマトンの方がおいしいと言いますが、独特の匂いはラムより強く、羊肉初心者の家人
には、ラム肉をの方が食べやすいと思いました。
ジンギスカン焼きを始めて食べたのは大阪・梅田のニューミュンヘンというお店(今も健在)
でした。兜を伏せた形の鍋を炭火にかけて肉や野菜を焼きながら食べる、羊の肉はジュー
シーで旨味があり、匂いも気になりませんでした。
ラム肉は健康に良いと言われ、その訳は次の3点が挙げられます。
その1は、ラム肉の脂肪は人体に吸収され難い。人間の体温36~7度に対し、ラム肉の脂
の融点は44度。人の腸内に入った脂は溶けずに体外に排出されると言う。
その2は、不飽和脂肪酸が多いためコレステロールを減らす働きがある。
その3は、「体内の脂肪を燃焼させる働き」をするカルニチンを多く含む。
羊の肉は調理したての温かいうちに食べる・・冷えると脂質が硬くなって、他の肉よりも味の
低下が大きい・・のがおいしく食べるコツです。その意味から焼きながら食べるジンギスカン
焼きは打ってつけの料理法です。
ラム肉やマトンが、いつ行ってもあるお店は数少なく、近隣では関西スーパーしか知りません。
あと確実に置いているのは「コストコ」ですが、マトンなどは1キロ単位のブロックなので、少人
数のお宅では消化にナンギします。値段はキロ当たり900円ほどだったと思います。関西
スーパーのラム肉は100gパックが600円でした。
お肉は好きだが太るので・・と言う方はラム肉がお奨めです。炭火やグリル焼きは面倒だ・・
と言うときは、手軽にホッとプレートで野菜と一緒に焼きながらお召し上がりください。
家の近く・・1キロ内にスーパーマーケットが大小合わせ20店ほどあります。「いかり」のような
有名店や無名の店もありますが、商品は夫々工夫していて特長があります。レシピのラム肉は
関西スーパーで見つけました。焼き肉はラムが私の一番の好み・・ジューシーでおいしいです。
材 料 ・・2人分
ラム肉 2パック 200g
調味料
ジンギスカンのたれ パックのタレを使う
作り方
パック入りのラム肉と、焼き肉タレを混ぜ合わせ
しばらく置いて味をなじませて、熾した炭火で焼く。
ほんとうは、炭火で焼きながら食べるのがベスト。
室内で焼くと煙が出るのと臭いが部屋にこもる
ので、外で焼いて持ち込むのが無難です。
簡略にやるならグリルで焼く方法、更に簡略化
するならフライパンで炒めます。
・・値段のワリにおいしいパックものです。1パック
100g入りがタレこみで600円でした・・