男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1339 素焼きモロコ二杯酢

2022年04月25日 | 魚介類
今回はαリノレン酸を多く含む食材と、その働きについてお伝えします。先ずはその働きから。αリノレン酸は、人間の体内では合成することのできない必須脂肪酸で、体内でDHAやEPAに変換され、血流改善や動脈硬化の予防、脳の働きに効果があると言います。
αリノレン酸はエゴマ油やアマニ油に多く、菜種油・大豆油にも含まれます。
アマニ油小さじ1杯約4gで2.3gのαリノレン酸が摂れますが、熱に弱いので、サラダやお浸しなどに振りかけて食べるのが良いと思います。
あと豆類、特に大豆に多く、納豆や油揚げ、高野豆腐に湯葉など大豆食品がお勧めです。木の実のクルミにも多く(100g中24g)含み、ホウレンソウなど青菜類も微量(ホウレンソウ100g中0.14g)を含むと言います。
1日の必要量2g摂るには、アマニ油なら4g、クルミなら22g、ホウレンソウは4kg・・という計算になります。
DHAやEPAが豊富な魚を食べない日は、タンパク質とカルシウムが豊富な
大豆食品を食べると、αリノレン酸も一緒に摂れるので一挙両得です。あと、ホウレンソウなど「青菜のクルミ和え」もαリノレン酸摂取の一助になるので、魚を食べない日に作って欲しい一品です。
レシピは、素焼きモロコの二杯酢と甘露煮です。モロコも魚なのでDHA・EPA微量を含みますが、特筆すべきはカルシウムです。総じて川魚はカルシウムが豊富・・小鮎の甘露煮やワカサギの二杯酢などもおいしいと思います。

素焼きしたモロコを二杯酢に浸すだけのシンプルな料理です。焼き立てを二杯酢に浸し
てすぐに食べても、一晩浸して食べてもおいしい・・クセのない味です。ワカサギや小鮎
で作っても良いし、海のものならキスとかベラのような白身の小魚がおすすめです。

材料

モロコ 2パック 400g ・・水洗いしてペーパーで水気を拭き取る

調味料
醤油 大さじ3 30cc
酢 大さじ3 30cc

作り方
モロコを素焼きして二杯酢に浸す

モロコは小さな魚なので、グリルの焼き網だとこぼれ落ちてしまいます。
できたら、1センチくらいの網目の焼き網がよろしい。
焼く前に、焼き網を強火で空焼きして、オイルを全体に塗りつけてから
モロコをのせ、一番弱い火で素焼きします。
焼く時間は6分ほど・・途中で中断しながら焼かないと黒焦げになる・・
よほど気を付けても、しっぽは焦げますが、魚体をこんがり程度に
焼き上げたらすぐに二杯酢に入れます。
そのまま食べてもおいしいのですが、できたら一晩置いたくらいがよろしい。
骨が柔らかくなって、頭から食べられる・・子持ちのときはしっかり焼きます。




コメント
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