男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

いわしのイタリア風(2人前)

2009年07月03日 | 魚介類
いわしのイタリアン風の初出は19年に、2回目は復刻版として昨年お送りしました。
そのとき写真をとり忘れたので、先日のこと「今日のおかずはいわしのイタリアン風」
にするというので、写真に撮ってレシピを書きなおしました。今回で3回目です。

イタリアン風と名づけたのは、オリーブオイルとにんにくとトマトを使ったからです。
買ったときは、しょうが醤油で甘辛く煮るつもりでした。
料理にとりかかり、いわしの頭を取りながら急に気が変わって、思いついたのがこの
レシピ、以来わが家の定番料理になります。

いわし料理といえば、大きめなのをフライにして、タルタルソースで食べるのが(私は)
一番の好物ですが、家人は「イタリアン風」を好むと見え、買物の中のいわしを見て
「何をつくるの?」と聞くと、大抵「イタリアン風」とこたえます。
このレシピの製作者としては、嬉しく思わないといけないのでしょう。

考えついたころは、食物繊維を多くとる、低カロリー、低塩分を最大のテーマに料理
づくりをしていたので、健康面からいうと「優れもの」の料理と思います。
レシピ序文に書いたように、カルシウムとたんぱく質と食物繊維が多くて塩分が低い、
高血圧予防にうってつけで、コストが安いのもよいですね。

塩分が少なくても、濃厚な味にできあがるのは、トマトを多く使うからです。
生のトマトがないときは、缶詰を使いますが、できたら生トマトがおいしいです。
少ない塩でおいししくできるのは、トマトに加えハーブとスパイスを多用するからです。
このレシピに限らず、トマトを使うと塩分摂取がうんと少なくなります。
毎朝たべる「夏野菜のラタトゥイユ」は、4人の野菜料理にマギーブイヨン4gを2こ使う
だけでおいしく出来上がります。1食あたりの塩分摂取は0.4gです。
濃厚なとまとの味が、低い塩分をおぎなって、おいしくしてくれるのでしょう。

トマトはこれからが本当の出盛り期、毎日の食事に多用したい食材です。
  
今回レシピの全熱量は820kcal、食物繊維は7.8g、たんぱく質56g、カルシウム280mg.、塩分2.1gです。
いわしの臭いも気にならず、ワインビネガーを使うので、小さいいわしなら骨ごとたべられます。
手が込んだ料理のようですが、簡単で短時間ででき、やさいと魚がたっぷりのヘルシーな料理です。


材料
片口いわし 14尾 280g   下こしらえは下記作り方のとおりです
玉ねぎ 1こ  200g   たて半分にしてくし型の薄切り
トマト 1こ  280g   同(たまねぎよりすこし厚く切る)
にんにく 1かけ  15g   細かくみじん切りにする
パセリ 大2本  15g   同
ローリエ 2枚
ローズマリー 1本
調味料
オリーブオイル 大さじ1杯 8g
クレイジーソルト 小さじ1杯 1.6g
ワインビネガー 大さじ2杯
白ワイン 1/3カップ 60cc
下ごしらえ
いわしは頭と腸をとって(30%の塩水)に10分漬けて上げ
ペーパーで水気をふきとり小麦粉を両面にまぶす。
いわしを焼く
フライパンに、オリーブオイルとにんにくを入れ中火で炒める。
にんにくの香りが立ったらいわしを並べ入れ、やや強めの火で
焼いて裏返し、クレイジーソルトとワインビネガーをふりかける。
野菜を加える
その上に玉ねぎ・トマトの順に敷きつめ、ローズマリーを置き
ふたをして蒸焼きする。2分経ったらローズマリーをとりだし、
白ワインを加えてふたをし、4~5分煮汁がなくなるまで煮る。
急ぐときはふたをしなくて良い・・・その方が焼き上がりが早い。
焦げつかないように、途中でフライパンを何回かゆすっておく。
できあがり
焦げつく寸前で火を止めてできあがり。
フライ返しですくいあげて盛りつける。
きざんだパセリかバジルをトッピングし、タバスコをそえる。

クレージーソルト
商品名は「ハーブ&スパイスミックス調味料」アメリカからの輸入品。
岩塩・ペッパー・オニオン・ガーリック・タイム・セロリー・オレガノが材料。
肉類や魚介料理、チャーハンやスープ、ピザなどの味つけに重宝する。
クレイジーペッパーという姉妹品もある。





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