男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1101 つくしのごま和え

2018年03月27日 | 野菜類

彼岸が過ぎて春になろうか・・と言う時季ですが、今日も寒い一日でした。寒い上に風が強く
昨日など終日強風・・最大風速9m/秒=時速にすると32キロ。そんな中、風が弱いときを
見計らってウォーキングに出かけます。近くの新幹線沿いい桜並木の道路を歩きました。

桜木の梢を見ると、粒々のふくらみが微かなピンク色になっています。中には気の早い蕾が
花を咲かせていました。私にとって、この春一番の桜の花です。昨日、TVでも和歌山市で桜
の開花を見た・・とニュースを流していました。

春を迎えるたびに思い出す文章があります。トルストイの「復活」・・書出しの文章です。
「何十万という人間が一つの小さな場所へ集まり、そこで互いにせり合って、その土地をみに
くくしようとどんなに骨を折ったところで、またその地面に何もはやさないようにとどんなに石を
石を敷きつめたところで、また・・長くなるので、この辺で止めます。この後もまた、またと3つ
続いたあと春はやっぱり春であった。」・・と、やっとここで読点が打たれる。私が強烈に覚え
ているのが最後の「春はやっぱり春であった」の所です。うんざりするほど長文のあとだけに、
終いの11字の一節だけが頭に残り、春を迎えるたびに思い出すのであります。

それにしても、今年は異常気象が続き、昨日も関東地方では時ならぬ雪に見舞われました。
「時ならぬ雪が降っても、寒風が吹き荒れても・・春はやっぱり春であった。」復活の書き出し
を真似たら、こんな文になるのでしょうか。

レシピは「つくし二題」・・春ならではの料理です。サイクリングの途中「つくしの群落」を見つけ、
クロスバイクを止めて摘みとりました。つくしは、桜の花が散るころまで摘みとれるので、河の
堤防や、農道などの叢を探すと意外なところに生えています。
散策の時など探してみると楽しいですよ。


つくしを摘むのは楽しいものですが、夢中になって摘みとると、後始末=ハカマを取るのが大変な
作業になります。サイクリングの途中、バイクを止めてつくし摘みに10分・・一掴みのつくしが採れ
ました。持ち帰ってハカマを取り除いて作ったのが「ごま和え」・・・私の一番好きな食べ方です。


材 料
つくし 一つかみ 100g
煎りゴマ 大さじ 1 4g
濃口醤油 小さじ 1 4cc

作り方
つくしの下こしらえ

1.つくしのハカマとり除く・・つくしの料理で一番面倒な
  作業・・つくし料理の90%がこの作業です。
2.ハカマを取ったつくしを水洗いして茹でる。
  熱湯につくしを入れ、一呼吸置いて引き上げる・・
  茹でる時間は30秒ほど。
3.茹でたつくしを、酢小さじ1加えた冷水に入れる。
  酢水に入れるとつくしがピンク色になる。
4.つくしをザルにあけ、水切りする。

ゴマ醤油を作る
1.煎りごま大さじ1をすり鉢で擂り潰し、濃口醤油
  小さじ1を加えて、擂り混ぜる。

つくしとをゴマ醤油を和える
1.すり鉢のゴマ醤油に、水切りしたつくしを入れて
  混ぜ合わせる。
2.器に盛り付けてできあがり。


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