来年の話をすると鬼が笑う、などと言うが、11月に入り、しかも今日は立冬だ。来年3月のことを考えるのは、むしろ当たり前のことだろう。今時分に手元に届く案内状やメールの類には、3月頃のイベントが紹介されている。ちょうど3月3日に行きたいものが重なってしまった。ひとつは坂田和實氏の講演会、もうひとつが小三治の独演会だ。時間がずれているので、行徳で小三治を聴いてから、駒場で坂田氏を聴くというのは不可能ではなさそうだ。しかし、時間を気にしながら落語を聴くというのも野暮なので、今回は坂田氏のほうだけに足を運ぶことに決めた。
予約の電話をかけるとき、ひょっとしたらまだ受付が始まっていないかもしれないと思った。電話口の人に「はぁ?」というような対応を受けたら、どのように説明しようかなどとも考えて、少し緊張した。電話がつながってみると、「もう受付は始まってますよ」とのこと。ほっとするところもあるし、がっかりするところもある。たいした意味はないのだが、一番乗りだったら嬉しいかもしれないとの期待もあった。告げられた受付番号は一桁台後半。案内状を手にして直ぐに行動したわけではないので仕方ないのだが、微妙な気分になる番号だ。
来年の予定をあれこれ悩むといって、こういうことであるということが鬼に知れると、やはり笑われるような気がする。
予約の電話をかけるとき、ひょっとしたらまだ受付が始まっていないかもしれないと思った。電話口の人に「はぁ?」というような対応を受けたら、どのように説明しようかなどとも考えて、少し緊張した。電話がつながってみると、「もう受付は始まってますよ」とのこと。ほっとするところもあるし、がっかりするところもある。たいした意味はないのだが、一番乗りだったら嬉しいかもしれないとの期待もあった。告げられた受付番号は一桁台後半。案内状を手にして直ぐに行動したわけではないので仕方ないのだが、微妙な気分になる番号だ。
来年の予定をあれこれ悩むといって、こういうことであるということが鬼に知れると、やはり笑われるような気がする。