熊本熊的日常

日常生活についての雑記

できるかぎりのことはやってみる

2011年11月15日 | Weblog
徳利のようなものを挽こうとして、首がもげてしまった。それでも花器に使えるのではないかと思い、そのまま素焼きをして、飴釉をかけてみた。それが今日、焼き上がってきた。

今日は素焼きが上がっていた碗が2つと壷ひとつに釉薬をかけた。釉薬を掛ける前に、紙ヤスリをかけて下地、特に高台の底にざらつきが残らないようにする。その作業中、碗のひとつの高台が外れてしまった。断面を見るとワイヤーの跡がある。挽き上がったものを取り外そうとして上手くいかず、重ねてワイヤーを引いた跡だ。見た目はなんともなくとも、焼くとこうして傷がばれる。ひとつひとつの作業にごまかしは禁物だ。ただ、高台がなくとも器として使えないことはないので、底を少し念入りにヤスリがけをして、底には釉薬がかからないように処置をして、伊羅保を掛けて本焼きに出した。どんなふうに焼き上がるのか楽しみだ。