花が咲くとその花を頂いた方や
買った時の思いがよみがえります
花ってすごいな・・・・
その時期になると今は会えない人であっても
その人の面影に触れることができる
日日草・・・・母(姑)が好きで植えておいてくれた花
この色のオダマキがなかった当時
友人にお願いして株分けして頂いた花
こちらも別の友人宅でみて
私好みの花の姿にほれ込み
お願いして株分けをしていただいた花
沢山のつつじの木の枝を
知り合いから頂いてきては挿し木にしていた
これも母(姑)の残してくれた花
今庭にあるツツジはそうして母が
育ててくれたものだ
先日、息子夫婦が来た時に
予てから話しておきたいと思っていたことを
嫁さんに伝えた
私自身はここに嫁いできて
ここで生活をしてきた
父や母が守ってきた広い畑も荒らすことなくやってきたし
母が置いていってくれた木々も手をかけ育ててきた
自分で好きな花を買い
友人たちからもいただいたりして
沢山の沢山の植物も花壇や庭。畑に植えてある
でも、それをあなたが重荷に思わないでほしい
私が好きでやってきたことだから
私が楽しませてもらったから
それでいいのだから
私がいなくなったら
沢山の盆栽も花もあなたの思うようにしていいから
これは本心だ
私は父母が残してくれたものは
「減らさず荒らさず」を心掛けて
暮らしてきた
同じ思いを今転勤族の息子と暮らしてくれている
嫁さんに負わせるのは申し訳ない
口には出さずとも嫁さんが
もしかしたら気にかけていたかもしれないことを
話すことができてホッとした