風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の久屋大通庭園フラリエで『洋蘭展』を鑑賞。楽しみも買ってきました」

2019-01-04 15:54:22 | 日記・エッセイ・コラム

 

 

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今年最初に掲載したのは洋ランの展覧会。名古屋の久屋大道庭園「フラリエ」で4日から始まった年頭を飾る名古屋愛蘭会の「新春 洋蘭展」を見てきました。

名古屋愛蘭会がこの時期の展覧会を始めたのは、戦争の傷跡がまだ残る時代からで、今年で68回目。会員たちが丹精込めて栽培した優雅で気品のある洋ラン500余点を陳列しています。

会場では会員たちが育てた苗もテーブルに並び、販売しています。
これまで、僕はシンビジュームなどを翌年以降も咲かせた(というより勝手に咲いてくれた)ことはありますが、きちんと栽培したことなんてありません。

花の無い小さな苗が目に止まりました。1000円の値札に「つぼみ付き」とあります。でも、どれがつぼみなのか分かりません。

受付に持って行き、女性の1人に尋ねました。
「これがつぼみです。2つのつぼみが付いています」。よく見ると、葉の付け根近くにコメ粒より少し大きめの緑色のものが見えます。
「ガラス温室でもヒーターが無いと夜の冷え込みが強いですから、しばらくは部屋の中でお願いしますね。花芽が大きくなって、きっと咲きますから」

偶然ですが、女性はこの苗の栽培者でした。
「よし、やってみます」。楽しみを手にして浮き浮き気分で家路につきました
洋蘭展の会期は8日(火)まで。入場無料です。