風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「定年後に描き始めた水彩画。名古屋の大坪さん、10年を経て記念の個展」

2019-04-04 17:06:31 | アート・文化

 名古屋市民ギャラリーで開かれている水彩画の個展を見てきました。
名東区在住の大坪信之さん(73)。会社勤めを退職後始めた水彩画描きが10年になったのを記念して開いたそうです。7日(日)まで。

大坪さんが水彩画を始めたのは、ボタニカルアートを描いている奥さんのひとこと。「絵のセンスがありそうだし、貴方も描いてみたら」だったとか。
小学生の時に絵で賞をもらったことがあるという大坪さん。「よし、やってみるか」と絵画教室へ通い出したそうです。

風景画を中心に並ぶ8~10号サイズの約40点。建設会社の設計畑にいたことをうかがわせる巧みなデッサンと色使い、そして光と影の表現に引き込まれました。

「風景を描く時は、瀬音や風の動き、匂い、木々の葉のざわめきなどを思い浮かべながら描くようにしています」と大坪さん。なるほど、絵から空気感が伝わってきます。