名古屋の東山植物園に新しく仲間入りした2匹のジャングルキャットを見てきました。
3歳のオス(愛称はカイリヤ)と2歳のメス(キリー)。スリランカの国立動物園からやってきました。
ジャングルキャットは中近東やインド、パキスタンなどの森や林、草原、砂漠などに生息、ネズミやカエル、鳥、魚などを捕食しています。ジャングルキャットという名前で連想される熱帯雨林にはいませんが、生息地域の中には野生の個体数が減っているところがあり、ワシントン条約で国際的な商取引は規制されているそうです。
家庭で飼っている一般的なネコより一回り大きく、灰黄色や黄褐色で四肢は長く、四肢や尻尾に縞があって尻尾の先端が黒いなどの特徴があるようです。
東山動物園での住まいは棟続きの食肉小獣舎で、ユキヒョウの隣。2匹は壁を隔てて別々に暮らしていますが、いずれは繁殖を試みることになるでしょう。
カメラを向けるとオスのカイリヤはポーズをとってくれたものの、メスのキリーはカメラを向けようとする度に奥へ引っ込んでしまいました。
ジャングルキャットの住まいです