風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽描き水彩画「竹林の散策路に置かれた防火用水」

2019-04-18 07:53:48 | アート・文化

 

 竹林を行く散策路で見かけた風景です。
竹垣の内側に置かれた真っ赤なドラム缶。白い文字で「防火用水」と書いてあります。もちろん中には水が入っています。

 以前、名古屋城の石垣のそばに同様のドラム缶(これは白地に赤の文字でした)が置いてありました。万一に備えるだけでなく、くわえたばこなどの防止にも、「火の用心」の看板より何倍もインパクトがあります。

「でも、夏になると蚊の発生源になって・・・」と、苦笑混じりに竹林で作業していた男性。ドラム缶には細かい目の網がかぶせてありますが、蚊たちはどこからかドラム缶に侵入したり、水が満タン状態に入れてあるので一雨あれば水かさが網を超え容易に産卵できるのでしょう。