風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「庭のアメジストセージとホトトギス」

2021-10-15 06:46:59 | 日記・エッセイ・コラム

「一雨一度(ひとあめいちど)」とは、よく言ったものです。30度近くあった名古屋の気温も、着実に低下。庭の赤紫のホトトギスや青紫のアメジストセージも、さわやかな風に揺れています。

ホトトギスは他の草花に囲まれた中で花柄を伸ばすようにして広がり、白地に紫色の斑点模様の花を咲かせています。古くから親しまれてきた日本特産の花。今では花壇でも少数派になったようですが、20種ほどあるといい、花の色も紫、白、ピンク、黄色と多彩です。

昨年、半日陰の我が家の庭では「特選地」といえる日差しのある場所へ移したアメジストセージは、草丈がそれまでの倍の1・5㍍近くに。半日陰時代の不遇を取り戻すかのように、紫水晶色の花穂を伸ばしています。