風の遊子(ゆうし)の楽がきノート

旅人を意味する遊子(ゆうし)のように、気ままに歩き、自己満足の域を出ない水彩画を描いたり、ちょっといい話を綴れたら・・・

楽書き雑記「名古屋の貨幣資料館で開催中の広重の名作・東海道五拾三次展へ」

2019-04-06 07:02:13 | アート・文化

 広重の名作・東海道五拾三次を、展覧会が開かれている名古屋の三菱UFJ銀行 貨幣資料館(東区赤塚町)で見てきました。
五拾三次に描かれた町のほとんどが仕事などで訪れたことがあり、見るたびに思い出を蘇らせて楽しんでいます。

展示されているのは保永堂版の復刻版画。始点の江戸・日本橋と終点の京都・三條大橋を加えた55枚が展示され、絵師の描いた版下絵が彫師、摺師と渡って作品化される浮世絵の工程を筆や彫刻刀などとともに展示しています。
展覧会は512日(日)まで。入館無料。

※掲載した写真は展覧会のチラシからです。

 



楽描き水彩画「定年後に描き始めた水彩画。名古屋の大坪さん、10年を経て記念の個展」

2019-04-04 17:06:31 | アート・文化

 名古屋市民ギャラリーで開かれている水彩画の個展を見てきました。
名東区在住の大坪信之さん(73)。会社勤めを退職後始めた水彩画描きが10年になったのを記念して開いたそうです。7日(日)まで。

大坪さんが水彩画を始めたのは、ボタニカルアートを描いている奥さんのひとこと。「絵のセンスがありそうだし、貴方も描いてみたら」だったとか。
小学生の時に絵で賞をもらったことがあるという大坪さん。「よし、やってみるか」と絵画教室へ通い出したそうです。

風景画を中心に並ぶ8~10号サイズの約40点。建設会社の設計畑にいたことをうかがわせる巧みなデッサンと色使い、そして光と影の表現に引き込まれました。

「風景を描く時は、瀬音や風の動き、匂い、木々の葉のざわめきなどを思い浮かべながら描くようにしています」と大坪さん。なるほど、絵から空気感が伝わってきます。




楽書き雑記「名古屋城のサクラもひと休み」

2019-04-02 16:46:09 | 日記・エッセイ・コラム

2日午後、名古屋の花見どころとしては定番中の定番、名古屋城へ。

開花具合は写真の通り。咲きそろってはいるものの、満開というには今一つ物足りない状態でした。

寒気の流れ込みは名古屋も例外ではなく、なにせこの日朝の最低気温は4度。昼になっても思うように上がらず、やってきた花見客からは「寒いね」の声が聞かれ、一時はポツリ、ポツリと冷たい雨粒も。
これでは満開に向かっていたサクラも一時休止せざるを得ないでしょう。

天気予報によれば5日(金)には20度の最高気温が予想されるなど、週半ばからは気温が上がりそう。週末は絶好の花見日和が期待できそうです。

 

 


楽書き雑記「お花見会場にも新元号『令和』がスクリーンに大写し=ほぼ満開の名古屋・鶴舞公園」

2019-04-01 16:58:48 | 日記・エッセイ・コラム

 

「令和」の前で「はい、ピース」

名古屋・鶴舞公園の花見に出かけてきました。
遅れ気味だった咲き具合も1日には、ほぼ満開と言っても良さそうな状態に。新元号「令和」がスクリーンに大写しされ、平日なのに大変な賑わいでした。

名古屋のサクラの開花宣言が出たのは322日。昨年より3日遅かったものの平年よりは4日早く、僕は「この調子なら1週間ほどで満開になるのでは」と予想したものです。
ところが、その後の気温が低くて花が開くテンポはゆっくり。やっと750本のソメイヨシノが咲きそろい、一部には風に舞う花びらも。ただ、今週前半は冷え込みそうなのでテンポは遅く、長い間楽しめそうです。

園内には大道芸人のパフォーマンスやライブ演奏、ビアガーデン、数十台の屋台などがずらり。「令和」の文字が大写しされた前では記念撮影など笑顔がいっぱいでした。