リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

おもてなしは楽しい!

2014年02月03日 | 日々の風の吹くまま
午前9時に目覚ましをかけて起床。お客さんはとっくに起きて、寒いのに散歩に出かけてい
た。気温はマイナス1度。防犯アラームをセットしないでおいたし、家の鍵とカレシのケータ
イを渡して置いたので迷子になっても大丈夫。朝食の支度を始めていたら、「寒い~」と言
いながら帰って来た。あれあれ、オーロラ見物に行くというのに、いいのかな。行く先はマイ
ナス20度以下の予報。ま、ちょうどいい耐寒訓練だよね。

朝食後はお客さんの希望で有名なカピラノ渓谷の吊り橋へ。真冬で、しかもこの冬は雨量
も積雪量も異常に少ないから、渓流の流れも何だかしょぼい感じだけど、140メートルくら
いある吊り橋はちょっとゆらゆらと揺れるし、渓流は数十メートル下。高所恐怖症でとか何と
か言いながらもさすが自ら希望した若い2人。途中で写真を取りながら何とか渡り切って、
次は高さ30メートルくらいのところに、大木から大木へと短い吊り橋を渡した新しいアトラク
ション。ちょっとした空中散歩というところかな。中国正月の休暇で来ているのか、ほとんど
が中国人の観光客だった。空気は冷たいけど、いっぱいに森林浴。

フェリーのターミナルのあるホースシューベイまで行って、Troll’sという昔からフィッシュアン
ドチップスで有名なレストランでランチ。若い2人は盛んに写真をぱちぱち。30代に入った
ばかりの共働きの現代っ子夫婦はなかなか楽しんでいるようで、「おもてなし」をする方も楽
しい。これでノースショアの山脈に雪があったらもっと壮大な冬景色だったのに。帰宅後に
昼寝をした2人を、ディナーの予約を入れてあるレストランの名前と場所を教えてひと足先
にダウンタウンへ送り出した。英語の練習になるし、何たって子供じゃないんだし。

ディナーは私たちには久しぶりのHawksworth。2人とも無事にロビーに着いていて、大き
な紙袋いっぱいにそれぞれの勤め先で配るおみやげ。「休暇を取らせていただいたお礼」
なんだとか。(へえ・・・。)2人は若い割には舌が肥えているので、カクテルで始めて、ワイン
をボトルで選んで、注文はシェフの味見メニュー。デザートまで6コースを、おしゃべりをしな
がら3時間近くかけて楽しんだ。終わる頃はみんなおなかがいっぱいで超が付くハッピー。
すごくおいしいと喜んでくれて、ほんとにうれしい。日本へ帰ったら、Hawksworthレストラン
を大いに宣伝してあげてね。さて、あしたは超早起きですぞよ、お二人さん。