リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

オーロラは出るのか、出ないのか

2014年02月04日 | 日々の風の吹くまま
午前2時半に寝て、午前6時起床。オーロラ見物に行く便が午前8時発なので、お客の2人
には5時半に起きて出発のしたくをしておくように言ってあった。飛行時間2時間ほどの国内
便では食事は出ないし、早めに送り出しても勝手を知らない空港では搭乗前に腹ごしらえ
は難しいかと、ついでに寝る前に思いついて朝ごはん弁当も作っておいた。(お米を1合炊
いて、しょうゆ味の削り節とのりを間に入れた二段構え。焼いた辛子明太子を輪切りにして
上に並べ、アスパラガスを巻き込んだだし味卵焼きをひと口大に切って横にいれて、ちょっ
ぴりお母さんのお弁当風・・・。

お弁当の容器2つ、プラスチックのフォーク2本と割り箸2膳とナプキンを入れた(昔カレシ
が使っていた)ランチバッグを持たせて、準備ができたのを確認してタクシーを呼んだ。外は
気温マイナス3度で、まだ真っ暗。早朝なのでタイミングよくタクシーが来て、寒風の中を待
つこともなくマイナス20度のイエローナイフへ、気をつけて行ってらっしゃい。二階の窓から
2人が乗り込むのを確認して、またナイトガウンに着替えて寝直し。割とすんなり眠りに落ち
たようで、目が覚めたのは午前11時過ぎ。カレシと2人で普通の朝食・・・。

イエローナイフがあるのはノースウェスト準州で、宝飾品として質の高いダイヤモンドが採
れる。カナダ人はオーロラを「Northern Lights」と呼ぶことが多いけど、そのオーロラ見物ツ
アーが大人気らしいのでちょっと調べてみたら、日本語のサイトがぞろぞろ。へえ、それくら
い人気なんだ。でも、日本の大手ツアー会社のサイトを見ていたら、見物会場に円錐型の
ティピーが並んでいて、しかも「カナダ先住民の移動式住居」と書いてあるからびっくり。まっ
さかぁ。あれ、西部劇に出て来るアメリカ大平原の部族のおうちだけどなあ。マイナス30度
以下になる厳寒の地でティピーなんてありえないけどなあ。何かヘン・・・。

でもまあ、せっかく休暇が取れて、はるばる日本から来たんだから、見ごたえのあるオーロ
ラが出るといいんだけど、天気予報がイマイチだし、最近はピークでなければならない太陽
の活動が逆に異常に弱くなっているそうだから、どうかなあ。オーロラを見られなかったらツ
アー料金をいくらか返金すると言っているところもあったけど、ま、こればっかりは神のみぞ
知るだから・・・。