リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

つむじ風ツアーの2人、東京へ

2014年02月07日 | 日々の風の吹くまま
起床10時。若い2人はすでに起きていて、荷物をまとめる作業の最中。満杯になったスー
ツケースをひとりが上から押さえているすきに、もうひとりが閉めてさっと鍵をかけて、荷造
り完了。来たばかりなのに、もう帰っちゃうんだねえ。若いからできるんだろうけど、まさに
whirlwind tour(つむじ風ツアー)というところ。私たちもまだ若かった頃は休暇旅行にあれ
もこれもと詰め込んで、つむじ風のごとく動いて回ったもんだけど。

早めに出て、チェックインしてから空港のレストランで揃って朝食という算段だったけど、カレ
シが胃腸の不調で「自信がない」と言うので、急遽我が家で朝食。(どうもゆうべの赤ワイン
が合わなかったらしい。)取り急ぎ、ベーコンと目玉焼き、きのこのバター炒め、トマトのスラ
イスを、イタリアンの丸パンに挟んで、我が家自慢のブレックファストバーガー。これがけっ
こうヒットしたようで、パン焼きの担当者が忘れてトーストにするパンがないときに作ると言っ
たら、「ええ、たんとうしゃぁ~?」と笑い転げる若いオクサン。

そうそう、我が家は別に「家事分担」を決めたことがなかったけど、カレシがいつのまにか自
分ができること、やりたいことを適当に自分の担当にしたと言ったら、「へえ」と目を丸くする
オクサン。それでね、担当者のやり方には口を出さないし、できあがりがイマイチでも苦情
は言わないの。失敗があれば、担当者が自分で原因と対策を考えればいいの。頼まれな
いアドバイスは1回きり。拒否されたら終わり。でも、後でアドバイスを求められたら再度トラ
イ。ただし、あくまでも「こうしたら?」というアドバイス。これ、忙しい共働き夫婦の効率的な
家庭運営術かもしれない、と何となく母と娘の会話みたい。

カレシの体調不調により、見送りは空港のターミナルの前で失礼したけど、私たちもすごく
楽しかった。6月には東京で会おうね。カナダにもまた遊びに来てね。でも、今日の東京は
大雪らしいから、夕方に着く頃には成田から都心までの帰宅の足がなくなっていたなんてこ
とになったらタイヘンだな。どうやら大雪警報が発令されたようで、東京に住む編集担当者
は「クロスカントリースキーができそうなくらい積もっている」と。まあ、旅にはハプニングが
付きものだし、自然現象には勝てないし。でも、帰ったら友達から「カナダから困ったおみや
げを持って来た」といびられるんじゃないかなあ・・・。