リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

深読みするのもおもしろい

2014年02月23日 | 日々の風の吹くまま
雪だっ!でも、道路は黒々、歩道もほぼ灰色。てことはあまり寒くない。ここ数年はバンクー
バーっ子の関心はずばり「いつ雨になるのか」。午後には雨に変わるなら雪かき不要。まだ
積もりそうでも気温上昇が見込まれるなら雪かき不要。最近は天気予報チャンネルもいつ
頃に雨に変わるか予報してくれる。それもこれも「降雪後は午前10時までに歩道を除雪し
なければ罰金!」なんていう条例ができたから。バンクーバーっ子はばかじゃないから、む
だな骨折りをしないようにしっかり天気予報を見ているのだ。

ホッケーの決勝が始まったときにまだ寝酒を傾けていた関係で、第1ピリオドだけ観戦。お
かげで就寝が午前4時半近くになって、目が覚めたら午後1時過ぎ。カナダが金メダルで、
おめでとう。西部ではほぼ徹夜だったから、外が静かなのは雪のせいばかりでもなさそう。
ワタシはきのう仕上げた「てんこ盛り」で目がチカチカするパワポのファイルを送信して、や
れやれ。パワポのスライドには要点だけ箇条書きして、詳細はプレゼンで「口頭で」説明す
るものだと思うんだけど、日本のはその説明までそっくり詰め込んであるのが多い。まあ、
考え方の違いと言えば、考え方の違いなんだろうけど。

おもしろいと思うのは、手順などを説明する文で、「○○は」と始めて、ああだこうだと続けて、
最後に「○○する」と閉める「サンドイッチ文」。走りだしてから考えているような感じだけど、
こういうサンドイッチ文はけっこうあちこちでお目にかかるところを見ると、日本語の構造で
はそうなるしかないのかな。それとも、書いた人がせっかちなだけなのかな。書き言葉にも
その言語の思考だけじゃなくて、書いた人の性格や心理、その人の職場の風土や思想み
たいものがぽろっと出て来るからおもしろい。

もうひとつおもしろいのは、カタカナ語や外来語はあっさりと短縮語化する言語文化なのに、
長ったらしい漢字の名称は省略せずに何度も繰り返すことが多いというパラドックス。一般
的な短縮語はあたりまえに使っているんだから、短縮しないのは強調のためか、それとも略
したくない心理があるのか。かの日本経営者団体連合会だって、かる~く「ケイダンレン」と
略すくらいだから、遠慮しなくてもいいんじゃないの?まあ、あまりおもしろがっていると仕事
が進まないから、深読みもほどほどにしとかないとね。