リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

文字を読まずに見るのがネイティブ流?

2014年02月15日 | 日々の風の吹くまま
雨。4個セットの嵐の2つ目だけど、大雨警報の代わりに今度は強風警報。BBCのサイトを
見たら、荒れ模様の天気が長く居座るのは、ジェット気流の流れが異常だからと言う記事が
あった。やたらと大きく蛇行するようになって、気団の移動が遅くなり、寒波や大雪が何日も
居座りがちになるらしい。イギリスの洪水に次ぐ洪水も、東京の大雪もそうなのかな。とどの
つまりは地球温暖化の症状か・・・。

メガ仕事の第2ラウンドの期限まで今日を入れてあと5日の追い込み。今日のはアラビア語
の単語や名前がたぞろぞろと出て来て、まいった、まいった。ここが検索の腕の見せ所なの
かもしれないけど、カタカナ表記のアラビア語はねえ。あのくねくねしたアラビア文字で出て
来られても読めない。まあ、カタカナ英語のアラビア語版ってところで、原稿のカタカナ語か
ら英語表記を想像して、世界共通のテーマということでそっち方面の英語のキーワードをあ
れこれ追加して、ググりまくったら何とかなって、ほっ。翻訳者の守護聖人、聖グーグル様に
感謝、感謝。

それにしても、エライ学者さんたちが書いたエッセイだろうに、小難しい漢字熟語の意味を
正確に理解しているのかと思ってしまう場面に遭遇することたびたび。怪しげな理解のまま
で使っているのか、もったいぶるからなのか、そこのところはわからないけど、困ったもんだ。
漢字2つの熟語ならどっちかひとつは文脈的に正しいから、意味が少々ずれていても通用
しなくもない。日本語生まれだから、英語の綴りの間違いを自動修正しながら読み流す要
領で、漢字の誤変換と同様に頭の中で文脈に合った「正しい」熟語に差し替えながら読み
流すけど、日本語が母語でない人は首をかしげてしまうかな。

英語でも日本語でも、一文字ずつ見て読むわけじゃないのは同じで、「読む」というよりは
「見る」という感じかな。だから、つづりが間違っていても、最初の文字と最後の文字が正し
ければ単語全体を無意識に正しく「見て」しまうらしい。そういうのを「読み流す」というのか
な。日本語でも似たような漢字熟語が多いから、日本語人も正しい熟語を「見て」いるのか
もしれない。そこまで行ったら「ネイティブ並み」ということかな。それにしても、学者先生たち
には漢字検定とかいう試験を受けてもらいたいもんだ。