リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

事業者登録番号よ、さようなら

2016年01月25日 | 日々の風の吹くまま
わりといい天気になりそうな空模様。1月も早くも最後の週になって、今日は待ったなしの気
分で2015年度の帳簿整理。個人事業の年度末は1990年代の半ばに政府が一方的に
統一した12月31日。1月末なら事業所得を確定してから個人事業主の源泉税みたいな
「予定納税」の額を計算できたのに、12月末になってからは「とりあえず」前年度の納税額
を4半期分割で納める仕組みになった。毎年収入が増えれば問題はないけど、商売繁盛し
て多額の税金を納めた翌年に不景気で売上げが激減しても、儲かった前年度の納税額を
4分割して請求して来るから、確定申告で戻って来ると分かっていても、泣きたい気分・・・。

でも今は経費と言っても毎月の電話料金とネットとメールの料金くらいのもので、後はときた
ま事務用品のような雑費。これが普通の年だったらあっさり半日で帳簿付けが終わりそうな
ものだけど、去年は住居(オフィス)移転の関係で8月あたりからややこしくなって、結局は
丸1日かかってしまった。それでも何とか12月31日にたどり着いて、最後のGST還付額
を確定。現役のコンピュータとプリンタだけ減価償却して、税務署に言われた通りに償却後
の価額と新しい椅子の価格を足した額の20%にGST5%をかけて「売却したと見なした場
合のGST徴収額」を出して、電話料金の1月に入ってからの日数分の5%を加えて「その
他」のGST納付額を確定。あは、差し引きしてもまだ20ドルほどの還付・・・。

申告期限は1月31日だけど、数字が出揃ったことだし、さっさと申告してしまうに越したこと
はない。連邦政府がGSTを導入したときに、総売上げが登録義務が発生する額をはるか
に超えていたので、いやでも事業者番号を持たされて、以来ずっと4半期ごとに申告させら
れて来た。そのGSTもこれが最終申告かと思うと、肩の荷がするっと下りた感じがするな。
バイバイ、GST。2016年度からは「Small Supplier」。れっきとしたGST徴収免除の「零
細業者」になったワタシ・・・。

おかげで2015年度の決算も99%終わったようなもの。終わった、終わったと喜んでいた
ら、さっそく仕事が飛び込んできたけど、仕事をやりすぎて再登録なんてことにならないよう
に、年末が近くなったら仕事をサボる格好の口実になりそうだな。うん、完全引退に向けて
また一歩前進したというところで、おめでとうっと自分の背中をぽんぽん・・・。