リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

やっと事業者登録を抹消できる

2016年01月21日 | 日々の風の吹くまま
前夜からの激しい雨がまだ降っている。きのうはグランヴィルアイランドでのArts Clubの
オープニングナイト。早めに行ってマーケットの中を歩いたり、ビール醸造所でビール石鹸
を買ったりして、フードコートで夕食をして、隣の劇場でのレセプションに一番乗り。出し物は
『BOOM』と言うカナダの物まねコメディアンのワンマンショー。北米のベビーブーム世代が
育った1945年から1969年までの世相を各年のできごとの映像を駆使して、ヒット曲と共
に描くもので、なかなかの逸品。太平洋の反対側のまったく異なるブーマー文化を過ごした
ワタシは、カナダ40年に先立つ「不在期」がつながって、漠然と感じていた「空白」が埋まっ
たような気がした。

今日はまず経理事務。物品サービス税(GST)の事業者登録抹消を承認したという通知が
来ていて、最終申告では事業用の資産を適正市場価格で売却したと見なしてGSTを(徴
収したつもりで)納付するようにと書いてあった。はて、事業資産といってもコンピュータとプ
リンタくらいのもので、廃業するわけじゃないから、売却した「つもり」ってのも変な感じ。だい
たい計算方法がわからない。問い合わせの番号にかけて、在宅自営業でかくかくしかじか
なんだけど、減価償却後の価額を適正市場価格と見なしても良いのかどうか聞いたら、「は
い、けっこうです」。あら、いやにあっさり・・・。

業務用に使う時間の割合はどれくらいかと聞くから、今は「2割現役」だと答えたら、「それで
は減価償却後の価額の20%についてGSTを計算してください」。あら、買ったときにはか
かったGSTを全額そっくり還付してもらったけど、100%でなくていいなんて、ちょっぴり得
した気分。「登録最終日までに発生した経費のGSTも忘れずに還付申告してください」。は
あ、ワタシの経費は毎月のネット料金と電話料金くらいのもので、請求サイクルが31日じゃ
ないんですけど。「それは比例配分で請求日から12月31日までの分のGSTを計算してく
ださい」。あは、登録抹消後の分までは還付してくれないってことだな。なるほど・・・。

というわけで、月末の申告期限までに去年1年さぼった帳簿の整理をやって、12月分の経
費を案分して最終四半期の還付金額を計算して、コンピュータとプリンタの減価償却費を計
算して、納付する額を計算して、最後のGST申告。めんどうくさいけどさぼったせいだし、こ
れで四半期ごとの申告が不要になるんだから、文句は言えないな。