リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

体も脳もとにかく動かすのが一番

2016年01月14日 | 日々の風の吹くまま
朝起きたときは日が昇った後の地平線にひと筋のオレンジ色の空が見えるだけで、後は曇
り空。でも、だんだんに雲が薄くなって、青空が透けて見えて来た。そうなると何だか気分的
に高揚して来る感じがする。日の光と青空はエネルギーの素なんだろうな。長い間こんなに
すばらしいものをろくに見ないで、その恩恵を受けないで来たのはほんとにもったいないこ
とをしたと思う。これくらい誰にも分け隔てなくエネルギーを注いでくれるものは世界にそん
なにないんだから・・・。

カレシが英語教室に出かけて、入れ替わりにシーラが来た。今日は月に一度のプロの掃除
の日。まずバスルームのカレシが見逃したところ(と手を抜いたところ)を徹底クリーニング。
シャワールームのガラスとタイルの壁に着いた石鹸かす、トイレの外側、シンクの排水口の
周りに着いた水垢、バスタブのお湯を張ったラインに残った石鹸かすをきれいにしてもらう。
その間ワタシは古いシーツを裂いてぼろ切れ作り。大量生産したので、何枚か残して後は
全部シーラに進呈。掃除が終わったら、紅茶を入れて、日が当たるリビングのソファで一服
しながらしばしおしゃべり。「バスルームの成績はC+かな」とシーラ。でも、カレシは自発的
に続けているから、ちょっとの手抜きは見逃してるの。「じゃあ、やる気を評価してB+ね。
予想しなかった展開よねえ」。うん、ほんとにそうなのよねえ。

ランチの後はカレシと坂道の散歩。体重が増え過ぎたと騒いでいたカレシだけど、食前のマ
ティニを控えて、寝酒もやらず、意識的に席を立って歩き回っていたら、軽く1キロほど減っ
たそうで、すっかり気を良くして「散歩」に意欲を燃やしているところ。6番ストリートの「ふもと」
まで行って、上り坂の帰り道はあっちに曲がり、こっちに曲がりしながら、素敵な家に見とれ
たり、おもしろいものを見つけたりしながら、とりとめのないおしゃべり。車でジョギングに行
かなくたって、こうやって手をつないで歩いていれば体も心も温まる。その点、ニューウェス
トミンスターはとってもウォーカブル・・・。

夜はカレシのスカイプレッスンを横で聞きながら、ひたすら仕事。病原菌の遺伝子がどうの
こうのと、何ともややこしい。ググッて基本的な知識を仕込んで、似たような論文を読み漁っ
て、よ~し、ABCのうちのCの半分くらいまでわかった。これが何でも屋のワタシの極楽とん
ぼ流翻訳テクニック・・・。