リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

仕事の嵐の前の静けさ

2016年01月29日 | 日々の風の吹くまま
金曜日。午前7時前にバタバタと飛び回るヘリコプターの騒音で目が覚めて、その後少しだ
けうとうと。空から交通情報を流すテレビ局のものだったのかな。呆れるくらい毎朝のように
どこかで事故やエンストがあって、渋滞、渋滞の通勤地獄。(手の届く)おうちがだんだん遠
くなるばかりで、遠い郊外からバンクーバーに通勤する人たちには、すごいストレスだろうな。
特に雨の日なんか寿命が縮まりそうだけど、天気予報サイトは、週末に冷えて、来週の火
曜日あたりは雪混じりの雨なんて物騒なことを言っている。それにしても何でいつも火曜日
が狙い撃ちされるんだろう・・・。

今日はのんびり遊びモードで行こうともくろんでいたら、ゆうべのうちにひと仕事。小さいか
らいいかとOKしたら、けさのメールに別のところから大きな仕事。週明けに入稿して納期
は1週間。来週は何かと予定があるんだけどなあ。でもまあ、ちょっと気合を入れれば5日く
らいでやれそうだし、まとまった金額が入って来るから、遊び資金稼ぎのつもりでやっちゃう
か。何しろアメリカドル1000ドルをカナダドルにしたら1450ドルになるご時世だから・・・。

昼を過ぎても雨が止みそうにないので、31日に切れるトラックの保険を更新しに出かけた。
バンクーバーまで車を飛ばすのはめんどうなので、手っ取り早くリビングの窓からAutoplan
(州営の自動車強制保険)と書いたオーニングが見える角の保険代理店で更新。手続きを
してくれたお嬢さんが書類の住所を見て「あら、私もそこに住んでるんです。エレベーターで
お目にかかるかも」。わっ、通勤2分!職住近接の見本みたいだな。ニューウェストには都
会的なオフィス街らしいものはないけど、小さな町だから徒歩通勤の圏内に住んでいる人
がけっこう多いらしいのも、自己充足的な性格の現われなのかな。渋滞でイライラしながら
橋を渡って来るのはニューウェストを素通りして行く通勤者・・・。

夕方に雨が止んで、夜には遠い夜景がチカチカとすごい勢いで瞬き始めた。あしたはまた
雨の予報だから、きっと大気が不安定なんだろうな。川向うのキングジョージ・ブルヴァード
を途切れることなく流れてパタロ橋を渡って来るヘッドライトの列は、まるで煌びやかなネッ
クレスから宝石がこぼれ落ちて来るよう。でも、みんなクィーンズ公園の向こう側を通り抜け
て行って、眼下の大通りの6番ストリートは9時を過ぎるともうひっそり・・・。