リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

雨が降った日が連続30日と聞くと・・・

2020年02月08日 | 日々の風の吹くまま
2月7日(金曜日)。☂☁☂。ああ、よく眠ったぁ。ゆうべはArts Clubのファンドレイジングのディナーパーティで、5コースの料理それぞれにワインをペアリング。帰りはちょっと酩酊気味な感じだったけど、一晩寝たら元気いっぱい。楽しかったからかな。参加者は50人くらいで、レストラン近くの先住民アートのギャラリーでのレセプションで始まって、レストランでのディナー。私たちは芸術監督のアシュリーのテーブルで、常連メンバーばかりなので、とにかくぺちゃくちゃぺちゃくちゃ。サイレントオークションでは芝居のチケット、レストランのギフトカード、チョコレート1箱とワイン1本のバレンタインパッケージを競り落として、おまけにギャラリーでの先住民アーティストの本の抽選にも当たっちゃって、ほんとにlife is good。

今日の雨は1日中ほぼしょぼしょぼで、ときどき曇り空。といっても雨雲が低く垂れ込めているので、霧の中にいるような感じ。何でもバンクーバー空港の観測所で降水を記録した日が今日で連続29日だそうで、これは歴代10位の1961年12月から翌年1月までの29日とタイ。明日も雨だと1956年の2月~3月の連続30日とタイになって歴代9位の長雨。ちなみに連続して降水を観測した最長記録は1952年の元旦から2月15日までの46日で、ノアの洪水の40日よりも長い。そのとき8歳だったカレシに聞いてみたら「子供の頃はいつもそんなんだったよ」。なるほど、連続記録上位10位のうち、季節的なばらつきはあるものの、1位(46日)、2位(39日)、3位(タイで38日)、5位(37日)、6位(32日)、9位(30日)、10位(29日)が1950年代から60年代前半にかけての15年間に集中している。

でも、天気予報では明日は曇りときどき晴れ。8時過ぎには満月前夜の月が雲の間からひょっこり顔を出して、はて連続30日の記録達成はいかにという感じだったけど、9時過ぎには夜にはまた雨が降り出したから、このまま夜中を過ぎるまで降り続けたら連続30日の記録は達成可能ってことかな。バンクーバーの雨の日の平均日数は年間169日だそうで、映画『Sleepless in Seattle』(『めぐり逢えたら』)の中で「シアトルじゃ年に9ヵ月も雨が降るんだぞ」と言うせりふが有名になったけど、シアトルの平均日数は152日だから、バンクーバーの方がずっと雨が多いことになる。ちなみに過去25年の最多記録は2007年の197日で何と1年の半分以上。気が滅入りそうな数字だけど、そういう記憶がないのは、短時間でも一定の雨量を観測した日を数えているので、雨は寝ている間だけだった日も多いからだろうな。

ま、雨が多いのは10月から4月にかけての「雨期」で、夏は1ヵ月くらい雨が降らないこともある「乾期」。毎日雨ばっかぁという感じではあるけど、去年は過去25年最少の144日だったそうだから、年が明けてからまとめて降っていると言えないこともないかな。