リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ときには心が潤うようなことがないとね

2020年02月24日 | 日々の風の吹くまま
2月23日(日曜日)。☁☀☁☂。ちょっと気温が下がって、空模様はくるくると変わって、午後には強風注意報が出て、ミニチュア工房で作業をしながらバルコニーの様子をちら見していたら、ドアの外のマットがふわりと浮いたり、ずずっと移動したり、下の階に水が落ちないように手すりの下の隙間を覆っているゴムマットが風に煽られてパタパタとはためいたり。俗に3月はライオンのごとくやって来ると言うけど、まだ1週間も先じゃないの。と言うか、来週の日曜日はもう3月じゃないの。早っ。

晩ご飯のローストビーフをどっさりのマッシュルームと一緒にスロークッカーに仕込んで、午後はパティオのパーツの残り(花)を全部仕上げて、いよいよ組み立てに入るまでの突貫作業。どのキットに飾りの花や観葉植物がいくつかあるんだけど、2作目の温室の場合と同様、庭/園芸と言う設定の性質からして、草花の種類がやたらと多い。どれも小さな葉と小さな花びらを、紙を切って、切り目を入れて、つまんで、重ねて、緑色の針金にのり付けして、小さな鉢や花瓶にアレンジしてという手先を見つめている目が寄り目になってしまいそうな作業で、何だか禅の修行みたいだけど、9作目ともなるとさすがに手馴れた感じ。

   
   これ全部・・・
   
・・・収まるのかな

晩ご飯はちょうどテレビのニュースの時間で、今日のトップニュースはホッケーの試合で急遽ゴールテンダーとして引っ張り出されて大活躍した人の話。プロホッケーのNHLには普通各チームに2人いるゴールテンダーが2人とも退場した場合に備えて、ホームのチームが緊急出場するゴールテンダーを用意しておく規定があって、まずめったにないことだけど、トロントでのメープルリーフスと(カロライナ)ハリケーンズの試合でその緊急事態が発生。待機していたメープルリーフの二軍のザンボーニ(整氷車)の運転手で練習時のゴールテンダー役も務める42歳のエアーズさんが急遽ハリケーンズのゴールテンダーとして登場。のっけに2ゴールを許したものの、その後は8セーブして、試合は6対3でハリケーンズの勝ち。試合のファーストスターに選ばれたエアーズさんは観客層立ちの拍手の中でリンクを一周。

感動したノースカロライナ州の知事がツイッターに「エアーズ氏を州の名誉市民にしたい」と投稿したそうだけど、一躍スターになったエアーズさんは15年前に腎臓移植を受けていて、ハリケーンズが売り出して飛ぶように売れているユニフォームのロイヤリティの寄付先に腎臓財団を選んだそうで、久しぶりに心が潤うようなニュース。世の中が騒がしいときはもっともっとこういういい話が必要だよね。