リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

器用だと嫌われるの?器用貧乏はどうなの?

2020年02月12日 | 日々の風の吹くまま
2月11日(火曜日)。☁☂☁。ぱっとしない天気だけど、外を歩けば庭先や歩道の芝生のあちこちでクロッカスが咲いているから、何かこのまま春になるんじゃないかなあという予感。うん、そうだといいなあ。のんびりと朝ごはんを食べて、のんびりとミニチュアプロジェクト第9号の下準備。説明書通りに作った第1号と同じキット。今日はペンキ屋さんになって、2枚の壁とベースを白く塗る作業。壁の1枚は、のっけから自分流で、表になる方にちょっと厚めに塗った絵の具が乾かないうちに、小さい絵筆の先でちょいちょいと突き回して、漆喰塗り風の仕上がり。

子供の頃に母によく言われた「器用貧乏」ってほんとは何なんだろうと今頃になって思って、ググッてみたら、「器用貧乏の人の特徴」とか「器用貧乏の人の長所と短所」とか「器用貧乏を克服する方法」とか、いろいろ。ついでに「器用」だけをググッてみたら、こっちも「器用な人の特徴」というのがぞろぞろ。ほんとに分類好きだなあ。しまいに「器用と器用貧乏の違い」とか「器用な人と不器用な人の違い」とか「不器用な人が器用になる方法」。当っていたりいなかったりで、結局はよくわからないまま。はて、ワタシって、器用なだけ?それとも器用貧乏?器用貧乏だったら克服すべきなの?人間として不器用でもがんばれば器用な人間になれるの?でも、器用な人って嫌われやすいんでしょ?

要するに「器用」と言ってもひとつの「型」に嵌められないってことで、ワタシはたしかに「手先」は人一倍器用だけど、「世渡り」も器用で要領がいいかどうかはわからない。好き嫌いはあまりないし(得手不得手は多少はあるけど)、物にも人にも執着しない方だけど、すぐに飽きてポイということもないな。成長意欲がないというのはどうかな。自分にできることに満足しているから人と競争する気にならないけど、わりとがんばり屋だから向上心はあると思う。お人好しかどうか。まあ天然っぽいところはあると思うけど、お人好しと天然ボケはどこがどう違うのかな。どれも改善すべき欠点みたいに言われているけど、どうして?

ワタシは学ぶことは大好きで得意だけど、勉強するのは苦手。何でも見よう見まねと自分流でやってみて、自分なりに「あ、なぁるほどっ」となる学び方が一番性に合っているようで、その流儀でたいていのことはそれなりにできてしまう。それがおひとり様稼業で大いに役立ったから「器用な人」のうちに入るのかもしれない。でも、結局は左ぎっちょでつむじ曲がりで自己完結型のワタシの個性のうちなんだけど、同調文化の社会では扱い難いoutlierとして嫌われるのかも。そういえば、小学校5年の通知表について来たグラフがこんなんだったのを思い出した。

    はみ出しっぺ・・・