リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

南米ってすごくエキゾチックな感じ

2020年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月27日(木曜日)その2。ミニチュア工房の掃除が済んだので、しばらくは細かな手仕事を離れて目を休めることにしたけど、あら、霧の中なんだか雨雲の中なんだか。でも、そのうち南西の方から明るくなってもやもやが晴れて来たら、薄い霧がフレーザー川に沿って帯のように流れて行く風景にうっとり。初めは景色なんかおもしろくないと言っていたカレシが、ときどき窓の外の風景を眺めて、「オレはニューウェストが好きなんだから、管理費が上がっても、税金が上がっても、少しぐらい不満があっても、元気なうちはここから動かないぞ」とのたまうようになって、引っ越すまでのあの抵抗は何だったんだろうと思うけど、終わり良ければすべて良しってことかな。

きのうあっさりと2021年1月の南米クルーズを予定に入れてしまったので、いったいどんなところへ行くのかと寄港地をググッているうちに2人ともますます乗り気が高まって、画面の風景を見ては「楽しみだなあ」。Silverseaが今年の夏に就航する新しいSilver Moon号で1月の23日にペルーのカヤオ(リマ)を出航して、ピスコに寄り、チリに入ってアリカ、コキンボ、バルパライソ、プエルトモント、カストロに寄って、フィヨルド巡りをして、プンタアレナス、ガリバルディフィヨルドと氷河を見て、南アメリカ最南端を回って大西洋に出たらアルゼンチンの「世界の果て」ティエラデルフエゴのウスアイアで1泊、フォークランド諸島のスタンリーに寄って、ウルグアイのモンテビデオを経て、バレンタインデイに終点のブエノスアイレスに到着する22日間の旅。

   

海の上で過ごす日が8日もあって、のんびりと過ごせそうな感じなのがいい。ニュージーランドのフィヨルドも壮観だったけど、チリのはもっと壮観だろうな。寄港地は数百年の歴史を持つところもあって、写真で見る限りは古いヨーロッパ(スペイン)の雰囲気とラテン的な華やかさが混じった風景がすてき。バルパライソは世界遺産に登録されているそうだし、ウスアイアではたくさんのペンギンに会えるかも。大西洋の中にぽちっとあるイギリス領のフォークランド諸島はかって領有権を主張するアルゼンチンが侵攻してフォークランド戦争に発展したところ。モンテビデオは歴史的建築物がすばらしいと言う話だし、ブエノスアイレスはもちろん情熱のタンゴの国アルゼンチンの首都。タンゴは踊れないけど、バレンタインデイに到着と言うのはグッドタイミング。

最終的にリマでは乗船前に1泊だけして、ブエノスアイレスではジェフの勧めに沿って3泊ということで2人の意見がまとまって、またクルーズの予定が3つも並んでしまったけど、リタイアしたら旅行をという夢が叶わなかったママが残してくれたお金で世界を旅して回れるのも揃って元気なうち。晴れて来たから、健康維持のウォーキングに行って来ようよ。


マンション管理組合の年次総会で

2020年02月28日 | 日々の風の吹くまま
2月27日(木曜日)。☂☂☁。ゆうべはマンション管理組合の年次総会があって、早めに晩ご飯を済ませて、徒歩25分の会場までてくてく。相変わらず定足数に満たないけど、出席者は去年より増えた感じで、規定どおり30分遅らせて開会。まずは財政報告の説明があって、質疑の中心はもっぱら高騰している損害保険料。昨年度は水漏れ事故などの修理が自己負担を超過して何度か保険金請求があったものの、更新時期が幸いして40%増えた程度で済み、報道にあるような3倍、4倍の上昇を免れたとのこと。(ただし、今年度については先行き不透明。)理事の1人が現役時代に企業の危機管理と損害保険を専門にしていたのはラッキー。

最後の議題だった管理費の引き上げ(7.9%)と特別賦課金の徴収で、表決にかける前に準備金の性質や欠損補填の必要性(法律で赤字が認められない)、その手段として管理費値上げと特別賦課金の二本立てを選んだ理由を実にわかりやすく説明してくれたので、多少の質問や反論があったけど、賛成多数で可決。特別賦課金については、初めてのマイホームを買ったばかりとか幼い子供がいるとか、切々と家計の窮状を訴えた人がいたけど、欠損全額を管理費の引き上げで補填すると周辺の物件に比べて管理費が大幅に高くなり、市場での魅力が相対的に低下して売り難くなるだけでなく、全体の資産価値が下がってしまうので、特別賦課金と管理費のバランスをじっくり検討した上で、提案の二本立て案に落ち着いたという説明にみんな納得。

まあ、分譲マンション所有の初心者は管理費を賃貸の家賃と同列に考えているところがあるけど、区分所有マンションでは管理費の額は区分所有権の面積に応じて決まるしくみ。オーナー全員が「管理組合法人」の株主なわけで、総会で選出された理事会がビジネスマインドを持って経営しないと破綻するので、個々の家庭の事情を忖度する余地はないと思う。というわけで、面積が上から4番目の我が家は管理費が1月1日に遡って月5千円上がって6万8千円、特別賦課金は約11万円で決まり。

今日はミニチュア工房の大掃除。先月末から30日間でプレゼントを2つ作ったわけで、合計すると120時間ちょっとかかったかな。余った材料や使わなかったものがけっこうあって、こんなの取っといてどぉ~すんのというような小さなものがほとんどだけど、何かと「どぉ~しょ~」という場面で役に立つことが多いので簡単には捨てられない。まず紙、木、プラスチック、布などに分類して、さらに大きさや用途別の小袋に仕分けして、作業台横の引き出しや「紙」、「木切れ」、「雑品」と書いた箱にそれぞれ収納して、ああ、すっきり。