リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

たのしいこと、おいしいもの

2020年02月20日 | 日々の風の吹くまま
2月18日(火曜日)。☀☀☀。連休明け。明け方はちょっと冷えたようだけど、バルコニーのミニ温室の中の最低気温は5度ちょっとだったので、やっぱり春の気配かな。6番ストリートと6番アベニューの角(ニューウェストの中心地)のモールの入口外の木には何やら気の早い桜のピンクがちらほら。

今日はまずミニチュア工房で日向ぼっこをしながら園芸の道具作り。じょうろやバケツ、シャベルなどの道具類は初めて作ったときよりも格段に良くできたと思う。紙や木、針金、布といった異質の材料の特質がわかって来て、特に用途の異なる接着剤を使っての糊付けのコツがのみ込めたせいかな。ろうそくを入れたランタンなんか紙なので、初めてのときは指先でつまむだけで形がぐちゃぐちゃになって「窓」の透明シートをはめ込むことができず、1日がかりで悪戦苦闘した挙句に諦めて、自分で厚紙を切って作り直したんだけど、そのときの経験を踏まえて今度は最初から自分流。前回同様に1面の内側にアルミシートを貼ってから糊付けした後で残る3面に透明シートを差し込む方法で、まともなものができて、やったぁ。

   

☆☆今夜は芝居を見に☆☆

2月19日(水曜日)。☀☀。目が覚めたらもう8時過ぎ。ゆうべの芝居はおもしろかった。Arts Clubが7年前に初演したトロントの劇団と共同で上演した作品で、その後テレビシリーズ化されてまだ続いているらしい。作者は韓国系で、韓国系移民の頑固おやじが経営するトロントの小さなコンビニを舞台にしたファミリードラマ。テレビ化を経たせいなのかどうかわからないけど、7年前のかなり濃い印象と比べるとずっと軽いコメディという感じ。これで今シーズンのツアー3作が全部終わり。ニューウェストのAnvil Centreは駅の道路向かいなので、その日のウォーキングを兼ねて歩いて行って、歩いて帰って来れるから便利。

最近ラベルにplant-basedとうたった食品が次々と登場していて、話題のビヨンドミート社の「ビヨンドバーガー」も競合ブランドの植物バーガーも今では普通にスーパーの肉売り場やフリーザーに並ぶようになったけど、一度試してみたビヨンドバーガーは値段は高いし、味はまあまあという感想。我が家はファストフード店はごくごく稀にしか利用しないし、スーパーで売っている挽き肉はパックの量が2人家族には多すぎることもあって、もう十何年も買ったことがない。牛でも豚でも必要なときに自分で脂身を切り取ったステーキ肉(ねばらないように)オリーブ油かアボカド油と一緒にハンドブレンダーに付いて来たチョッパーで挽いて作っているけど、きめは少々粗いものの、けっこうちゃんと挽き肉になる。

でも、おととい初めて行きつけのスーパーのフリーザーにハンバーガーに先行して開発された擬似挽き肉「ビヨンドビーフ」があって、脂身を取って挽き肉を作るという手間が省けそうだと、さっそくものは試しでカレシが好きなチリコンカン。昔テレビで人気だったコロンボ刑事がよく食べていたあれ。冷蔵庫で解凍しておいたパックは何だかヘンにべちゃっとした塊だったけど、こまめにほぐしながら炒めていたら、うん、まともな挽き肉になったじゃないの。これににんにくやピーマン、セロリ、にんじんを合わせて炒めて、缶詰の赤いキドニービーンと(塩なしの)刻みトマトを入れて、チリパウダーをたっぷり、海塩とチポトレを少々。うん、いい匂いがして来たね。大きなボウルに入れた熱々をテーブルに出して、それぞれ好きなだけお皿に取って、いただきまぁ~す。

   

我が家はビーガンでもベジタリアンでもフレキシタリアンでもペスカタリアンでもないので、食生活はファッショナブルなレッテルが付いていないあたりまえの雑食主義だから、植物ベースでも動物ベースでも何でもいちいちこだわらずに、上質でおいしいものをほどほどの量でおいしく食べる毎日。その点、ビヨンドビーフは大ヒットというところ。おいしかったぁ。