【ラベンダーのリースと香りのスプーンを組み合わせて】
昨日は秋晴れの中、朝から外出。
いったん帰宅し、再び外出。
そして明日が満月の、ほぼ真ん丸いお月様を
頭上に眺めながらの帰宅となりました。
昨夜は、結婚記念日ということもあって、
会席料理を頂いて来ました。
生憎、カメラも携帯も忘れてしまい、
折角の料理を写真に撮ることが出来ませんでした。
実は・・と言えば、
小さなビーズのバッグが、いけなかったのです。
中身をいつものバッグから入れ替える時、
入らないこともあって、“もういらないわ”
とばかり、何も考えずに取り出してしまったのです。
後の祭り。そんなこんなで。
家にいる限りは、ずっと更新して来た、
このブログも、とうとうお休みする羽目になりました。
写真はない、おまけに連日の外出と・・
妙に疲れてしまって。
早々に休んでしまったという訳です。。
それにしても・・。
同じ月でも、“アンの世界” とこちらでは、
随分違うのですね。例えば・・・。
“月は二人の後ろの暗い海から昇り、
様相を変えた。
月光は、まだ港まで届かず、外れの方は暗く、
ほの暗い入り江や、濃い闇、宝石のような
光などで暗示的であった”
アン と ギルバート の
二人を包んだ月光とは比べようもなく、
こちらはいかにも陽気な?
月の光でした。
「あら、ご覧なさいな、ギルバート、
あれはうちの灯りよ。
つけっ放しにして来て良かったわ。
私、暗い家に帰って行くのが、大嫌いですもの」
これだけは、我家も同じです。
そんな中で・・今朝もまだ聴こえて来た、虫の声。
“どうして今頃?” と、思ったものですが、
このように季節を過ぎて鳴く虫のことを
「忘れ音」 と、言うのだそうですね。
何と風流な言葉でしょう。
でも、その声も盛りの頃と違って、何とも弱々しく、悲しげです。
朝、そんな虫の声に誘われて庭に出てみましたら・・。
レースラベンダーが、楚々とした姿で咲いていました。
早速、切り取ってお部屋に。
ほんの少しですのに、お部屋一杯に
香りが充満して、朝から優しい気分に。
このラベンダーに限っては、
花びらから葉っぱまで、それこそ・・
どこを折っても、さすっても香りが流れています。
そしてその効力も素晴らしいものが・・・。
まさに、香り花の中の、スーパースターですね。