今日の暁の空は雲が多目でしたが、
日中は嘘のように晴れ渡りました。
そんな中、兼ねてから予定していた、
リラ版 『お化けの森』 に行って来ました。
【眼下に見える3本の川は木津川、桂川、宇治川】
【若山神社から】
思えば・・深緑の頃、紅葉の木が沢山ありましたので、
期待して行ったのですが、まだまだでした。
ハイカーの人達に聞きますと、
「紅葉するのは、もう半月位、後だろう。」 との事。
そう言えば、昨日のニュースでも今年は、
京都の紅葉(もみじ)も、まだ緑が多いと言っていました。
それにどういう訳か、
この山には木の実が見つかりません。
松ぼっくりは、あるのですが、
どんぐりや椎の実なんて、全然ないのです。
期待していた紅葉も、木の実も駄目。
だからと言って、そのまま引き返すのも勿体ない気がして、
もう少し先に行く事にしました。
結局、山越えとなってしまいました。
300メートルちょっとの山なのに、山の中は薄暗く、
道も、けもの道のような感じ。
それに結構急坂で、一緒に行った友人は、
足がすくんでしまう始末。
一応、『太閤道ハイキングコース』 と
なっているのですが、山は荒れていて、
杉の木が枯れているのも随分、目にしました。
手入れをしないものですから、根元から倒れていて、
それが道を塞ぎ、本来の道を分らなくしているのです。
これこそ、前述した 「けもの道」 に他なりませんね。
今日は時間的に余裕を持って出たからいいものの、
もう少し遅かったら・・。ちょっと足を滑らせたら・・。
肝を冷やしました。どんな山でも侮れませんね。
同時に、山の怖さも知りました。
アン と ダイアナ が、森の中の紅葉に見とれているうちに、
いつの間にか道に迷い、ミス・ラベンダー の
石造りの可愛い家に辿り着いたというような・・。
そんなロマンティックな事は、あろう筈もありませんね。
こんな所で道に迷ったら大変です。
歩いて山に入ったのに帰りは、
バスと電車を乗り継いで帰って来ました。
一番下の写真の紅葉(もみじ)は、
山の反対側に下りた神社の境内のものです。
すぐそこに、黄昏が迫っていました。