【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

深紅と黄金色に染まるのは、いつ・・

2006-11-17 21:34:10 | 旅気分・夢気分


 




   今日の暁の空は雲が多目でしたが、
  日中は嘘のように晴れ渡りました。

   そんな中、兼ねてから予定していた、
  リラ版 『お化けの森』 に行って来ました。








【眼下に見える3本の川は木津川、桂川、宇治川】
         

【若山神社から】
 
 
 



   思えば・・深緑の頃、紅葉の木が沢山ありましたので、
  期待して行ったのですが、まだまだでした。

   ハイカーの人達に聞きますと、
  「紅葉するのは、もう半月位、後だろう。」 との事。

   そう言えば、昨日のニュースでも今年は、
  京都の紅葉(もみじ)も、まだ緑が多いと言っていました。

   それにどういう訳か、
  この山には木の実が見つかりません。

   松ぼっくりは、あるのですが、
  どんぐりや椎の実なんて、全然ないのです。

   期待していた紅葉も、木の実も駄目。
  だからと言って、そのまま引き返すのも勿体ない気がして、
  もう少し先に行く事にしました。

   結局、山越えとなってしまいました。
  300メートルちょっとの山なのに、山の中は薄暗く、
  道も、けもの道のような感じ。

   それに結構急坂で、一緒に行った友人は、
  足がすくんでしまう始末。

   一応、『太閤道ハイキングコース』 と
  なっているのですが、山は荒れていて、
  杉の木が枯れているのも随分、目にしました。

   手入れをしないものですから、根元から倒れていて、
  それが道を塞ぎ、本来の道を分らなくしているのです。
  これこそ、前述した 「けもの道」 に他なりませんね。

   今日は時間的に余裕を持って出たからいいものの、
  もう少し遅かったら・・。ちょっと足を滑らせたら・・。

   肝を冷やしました。どんな山でも侮れませんね。
  同時に、山の怖さも知りました。

   アン と ダイアナ が、森の中の紅葉に見とれているうちに、
  いつの間にか道に迷い、ミス・ラベンダー  の
  石造りの可愛い家に辿り着いたというような・・。

   そんなロマンティックな事は、あろう筈もありませんね。
  こんな所で道に迷ったら大変です。

   歩いて山に入ったのに帰りは、
  バスと電車を乗り継いで帰って来ました。

   一番下の写真の紅葉(もみじ)は、
  山の反対側に下りた神社の境内のものです。
  すぐそこに、黄昏が迫っていました。