【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

黄金色のファンタジー

2006-11-29 22:36:29 | 旅気分・夢気分
   今日は秋晴れとなりました。
  今年は秋が長いせいか、秋晴れが多いように感じます。

   用事があって隣町まで出掛けたのですが、
  ここでも街は、すっかり黄金色に染まっていました。
  






 





 



   紅や黄の鮮やかな色彩は、
  常緑樹の緑とのコントラストに、
  一層映えるような気がします。

   そうそう、青い空にも・・・。
  この美しさ、しっかり脳裏に焼き付けて
  置こうと思っています。

 



   “今では庭には枯葉と霜枯れの草の茎しかありません。
  レベッカ・デューが優秀な薔薇に、
  藁とじゃがいも袋の囲いをしてやりましたので、
  夕明かりの中で、それがまるで杖に
  すがったせむしの老人の群れのように見えます。・・・”


 


   これは婚約時代に アン が ギルバート に送った
  手紙の一部ですが、11月10日の日付になっています。

   尤も、プリンス・エドワード島は、
  緯度から言っても日本よりかなり寒い所ですので、
  単純に比較は出来ませんが、昔の日本も、
  現代よりは、もう少し寒かったような気がします。

   でも遅ればせながら、落葉も舞うようになりましたので、
  アンの記述のような光景も、もう間もなくでしょう。
  丁度1ヶ月遅れですね。そして・・・

 


   “木の葉が落ち切った後の11月には、
  その空白とも言うべきものがあり、
  この時林に足を踏み入ることは心ない仕打ちの
  ような気がする・・・”
 

   ~とも、記しています。
  樹々を崇高な神のように敬っているさまが窺えます。