時折、薄日の射す、
淡い真珠色の空になりました。
でも今日は、こんなお天気で、
有り難かったのです。と言うのも・・。
自治会挙げての大掃除。
公園に集合し、その後は各戸の溝掃除。
汗をあまりかく事なく、無事終了したという訳です。
こちらの菖蒲、先日と同じ花からのものです。
花びらだけ取ると、又次の花芽・・。
こんな事って、あるのですね。
さて次は、どうなるでしょう・・?
ところでアンは、ピンクが大好きですが、私は水色、
青、紫・・と言った寒色系が、大好きです。
そう言えば、「紫草」(紫とも言う) と言う花が、あるそうですね。
と言っても、花は白だそうですが、根から紫色の染料が取れる事から、
このように呼ばれるようになったとか。
【先日】 も紹介しましたが、ここに来て 「マロウ」 の花びらが溜まって来ました。
「マロウ」 と言えば、生花は赤紫色ですが、乾くと上の写真のような、
美しい紫色になります。(左:奥、手前「マロウ」 右:ペチュニア)
それに、とても繊細で、乾いた花びらは触ると、
「シャラ、シャラ・・」 と、音を立てます。それは、まるで音楽のよう・・。
ポプリとして・・眺めているだけで、(香りは、ほとんどありません)
こんなに癒されるのですから、お茶として頂くのが、
何だか勿体ないような・・そんな気持ちに、なってしまうのです。
でも、お茶にしますと・・それは、それは優雅な、お姫様気分・・?
なのですが・・。
青い薔薇の容器(硝子) に入っているのは、「ペチュニア」 です。
ペチュニアもその花びらは、ヴェールのように薄く、絹のように繊細です。
ただ、1年も経つと、どうしても変形と色褪せが・・。
でも、ものは考えようですね。この美しい色が、1年でも楽しめれば儲けものだと、
こうしてポプリにしています。ペチュニアの微妙な紫の濃淡も、捨て難いのです。
( ペチュニアは、白以外の花は乾燥すると、紫色になります。
元の色によって、その紫色に濃淡が生じます)
鑑(かんが) みれば・・紫色は、古代、最も高貴とされた色だとか。
優美さ、神秘さを象徴する色でもあり、美しい女性に例えられる色だったそうです。
「紫の ひともとゆゑに むさし野の 草はみながら
あはれぞと見る」 ~「古今和歌集」 読み人知らず
(紫が1本あるだけで、武蔵野の草、全てが愛おしく思われる・・
~恋しいその人の縁に繋がる人は、全て懐かしく思われる・・)
今日は、マロウの紫色から、話が随分、飛躍してしまいました。
でも、一つの事を好きになると、
それに関連する事柄も好きになる・・って、良くありますね。
そんな事からも、自分に合った “紫探し” をしてみたい・・
~なんて、なぜか・・思ってしまった私です。