茜色に染まった古都路

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　　　起床して一番最初に見る空。朝食の支度の合間に目をやる空。
　　今の季節の空は、刻々と変化して目が離せません。

　　　慌ただしい朝の時間ですが、その空が、なぜか気になってなりません。
　　でも、その移ろいに目をやる時・・心、和みます。今日も、こんな空で明けました。

　　　早いもので、今日から12月なのですね。
　　その12月なんて、とても思えない、まだまだ十分秋晴れ？　の空の下、
　　近所の友人と京都に行って来ました。

　　　勿論、先日の出直しです。と言ってもその彼女は、京都生まれの京都育ち。
　　こちらに引越して来て、間もなくご主人の転勤となり、再びこちらに戻って来て一年半。
　　今更・・でもないでしょうに、私に付き合ってくれました。

　　　そうそう、その前に・・。
　　『アンの世界』 の12月を忘れる訳には行きません。

　　　“11月は灰色と褐色をまとって去った。
　　しかし、朝までに雪が例の白い魔法の織物を織ったので、
　　子供たちは皆、歓声を上げて朝食に駆け降りて来た。”
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【「炉辺荘のアン」　第12章】

　　　それにしても、何という違いなのでしょう。
　　こちらの11月は黄金色や茜色に染まり、そのまま滑るように、
　　12月に入って行ったのですが・・。

【南禅寺】
【永観堂】


　　　話が逸れました。
　　今日は、阪急烏丸駅から地下鉄に
　　乗り換え、先ずは 「南禅寺」 に。

　　　その後、紅葉で有名な 「永観堂」、
　　「哲学の道」 を経て、
　　「銀閣寺」 のコースを辿りました。

　　　今、気付いたのですが、これって、
　　紅葉の東山モデルコースですね。

　　　兎にも角にも歩く、歩く・・。
　　歩き疲れては、甘味処に入り・・。
　　「身体が要求しているのだから、仕方ないわ。」 この言葉を合言葉に・・。
　　それも善哉（ぜんざい）なんて。”

　　　それが又、美味しくて。今日一日で、どれだけ体重が増えた事でしょう。
　　折角歩きましたのに、これでは何にもなりませんわね。
　　～長くなりました。明日に続きます。