【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

迷い込んで “時空間”

2012-09-25 18:13:58 | レトロ(素敵)な空間~散策








グリン・ゲイブルスの果樹園で林檎摘みを
していたアンとダイアナ・バーリーは、
今、日溜りでほっと息をついている所だった。
あざみの綿毛の空軍が風の翼に乗って、
ふわふわとこの一隅へ押し寄せて来たが、
「お化けの森」 の羊歯しだの上を吹く
かぐわしい風にはまだ、
快い夏の名残りが漂っていた。
                  【「アンの愛情」 第1章】


   起床時こそ、
  こんな空で明けましたが、
  今日は、カラッとして、
  そよ吹く風が心地良い
  秋晴れとなりました。

   こんな日をどんなに長い事、
  待ち焦れていた事でしょう。
  でも良くしたものですね。

   暑くもない寒くもない・・。
  こんな気候になってしまった今は、
  異常とも思えるあの夏の暑さも、
  もう遠い出来事のようにも。

   そんな自分自身にも唖然(あぜん)としています。
  しかしながら兎にも角にも、これからの季節は、
  アン の6月と同じ程、大好きな季節。しっかり楽しまなければと思っています。



  
   さて昨日は同じ市内ですが、
  電車一駅の、ちょっとだけ
  離れた町へ。その帰り途。

   知らない町もいいかと、
  いつものクセが出て、ふらっと
  入り込んでしまいました。

   そこは、まるで迷路のような、
  人が1人通れるだけの狭い路地。
  興味津々で歩いていましたら・・。

   目の前にデ~ンと現れた建物。
  どうやら、お酒の醸造元のようです。

   先日の 【津和野】 とは違い、
  こういった建物は、ここだけですが、
  こうして昔のまま残されている事に
  (しかも現役) 感動を覚えます。

   平屋建てながら間口の広い、
  大きな店構え。

   蔵に三角屋根の工場と。
  歴史と風格を感じます。

   後、もう1つこちらも古色蒼然たる、仏壇屋さんがあったのですが、
  なぜか写真を撮り忘れてしまって。今頃になって後悔しています。

   そうそう、久し振りに詩の登場です。        
  朝の情景は、まさにこの詩の世界であった事を付け加えて置きます。