【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

季節を巡る “青”

2012-09-26 17:51:37 | 香る庭の花綴り








グリン・ゲイブルスの家の下手に当たる
谷間たにあいの小川には薄紫の 紫苑しおん の花が
こぼれるばかりに咲いており、
「輝く湖水」 の水は
青 ―― 青 ―― 青 ―― 一色であった。
変わりやすい春の青ではなく、
夏の薄い空色でもなく、今日の湖は
あたかもあらゆる気分や感情の乱れは
既に収まり、今は最早もはや空しい夢に
かき乱される事のない落ち着きに
達したかのように、澄み切った、
不変の沈静な青い色であった。                   
                【「アンの愛情」 第1章】


   今日は雲、一つない青空となりました。
  青 ―― 青 ―― 青。空は、スコ~ンと晴れ上がっています。

   明らかに空が高くなって来ました。
  今日の空の色は、上記の引用文の湖を空と置き換えましょうか・・。

   それにしても 「紫苑」、いよいよその季節なのですね。
  さんざしや、ミモザと並んで紫苑も私にとって憧れの花、
  大好きな花なのです。(名前も含めて)




   さて、折に触れ記していますが、
  私は青い色・・
  とりわけ瑠璃色が大好き。

   その瑠璃色、暑い夏は涼を
  運んでくれ、秋になった今は、
  しっとりとした落ち着きを
  与えてくれます。

   瑠璃色は、所謂(いわゆる)
  秋の色ではありませんが・・。

   セージ、ブルー・サルビアは
  今が盛り。

   ボックセージやスカエボラは
  4月頃からですから随分、
  花期の長い花です。

   ところで愛らしい花の
  染付の花瓶が出て来ました。

   その花瓶には、
  ブルー・サルビアを。

   それにしても青という色が、
  こんなに優しい色だったのかと改めて感じてもいます。




【見~つけた!】


   【先日】 の薔薇の葉っぱの切絵細工の作者は、この虫でしょうか・・?
  この虫、以前に名前を調べた気がしますが、何でしたっけ・・?
  (遡って調べ次第、表示致します)