ジェーンはミード夫人のように 食卓に紅白のテーブル掛けを広げ、 父が店屋から買って来た皿を並べた。 花を挿すものがないので、 どこからか錆びた古い缶を見つけて来て、 それをトランクから探し出した緑色の スカーフでくるみ ―― ミニイ伯母さんから貰った 高価な絹のスカーフだった ―― それに花を活けた。 【「丘の家のジェーン」 16.】 |
【まだまだ元気な 「朝の美人」】
秋晴れが続きます。
ここ何日か風に乗って、近くの中学校の運動会の練習らしい、
歓声やマイクの声が聞こえて来ます。
先日も未だに、熱中症のニュースがありましたが、
日中、しかも太陽の下(もと)では、まだまだ暑いですものね。
しかしながら日陰は涼しくてほっと出来る空間です。
やはり真夏とは違いますね。
さて、藜(アカザ)の背丈が随分、伸びて来ました。
今日は普段、鉢置き台と化している、
ガーデンテーブルで久し振りにお茶を。
やっと・・と言いますか、背丈が伸びた今の季節は、
それが目隠しになり、周囲の目を気にせず、
安心して過ごせる場所になって来ましたから。
尤も大きな壺がテーブル代わりの、
秘密の基地的? な従来の場所が1番、落ち着くのですけれど。
又々、前置きが長くなりましたね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
今日は、久し振りにレース編みを。
先日の残りの糸が少し残っていますので、小さなドイリーを。(胸当て用に)
小さい物ですので、すぐに編めました。
アララ・・日陰だったこちらの場所も、いつの間にか陽が。
そろそろ、いつもの場所に移動するとしましょうか・・。